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2021.12.20 (月)

67語掲載!Webマーケティング用語集とSEO用語集まとめ

67語掲載!Webマーケティング用語集とSEO用語集まとめ

Webマーケティングで使われる用語は、分かりづらい単語が多く、用語を覚えることに苦労している人もいるのではないでしょうか。
今回はWebマーケティングでよく使われる用語を厳選してまとめましたので、単語集のようにして活用していただければ幸いです。

▼目次

  1. そもそもWebマーケティングとは?
    1. Webマーケティング用語が必要となる場面
    2. Webマーケティング用語を知っておくメリット
    3. Webマーケティングとデジタルマーケティング、コンテンツマーケティングの違い
  2. マーケティング全般に関する用語集
    1. SEM
    2. SEO
    3. オウンドメディア
    4. ペルソナ
    5. カスタマージャーニー
    6. エンゲージメント
    7. CV(コンバージョン)
    8. CPA
    9. ROAS
    10. KPI
    11. 純広告
    12. アドネットワーク
    13. CPO(Cost Per Order)
    14. CPI(Cost Per Install)
    15. ROI(Return on Investment)
    16. CPM(Cost Per Mille)
    17. アフィリエイト広告
    18. コンテンツシンジケーション
    19. ステルスマーケティング
  3. アクセス解析に関する用語集
    1. アクセス解析
    2. 直帰率
    3. 離脱率
    4. PV
    5. オーガニック検索
    6. 検索クエリ
    7. クローラ
    8. トラフィック
    9. ランディングページ
    10. セッション数
  4. Webマーケティング用語集
    1. ディスプレイ広告
    2. インプレッション保証型広告
    3. SNS広告
    4. TD
    5. Impression
    6. CPV
    7. CTR
    8. CPC
    9. CVR
    10. 品質スコア(品質インデックス)
    11. インプレッションシェア
    12. サイテーション
    13. インタースティシャル広告
    14. DSP
    15. SSP
    16. アトリビューション
    17. コンテンツマーケティング
    18. LPO
    19. DMP
    20. マイクロコンバージョン
    21. ホワイトリスト配信
    22. ブラックリスト配信
    23. スニペット
    24. キュレーションメディア
  5. SEO用語集
    1. YMYL
    2. E-A-T
    3. アンカーテキスト
    4. ページスピード
    5. 被リンク
    6. 内部リンク
    7. クローラー
    8. 強調スニペット
    9. リッチリザルト
    10. コアウェブバイタル
    11. LCP
    12. FID
    13. CLS
    14. モバイルファーストインデックス
  6. Webマーケティングの相談ならDreamLabまで

そもそもWebマーケティングとは?

そもそもWebマーケティングとは?

Webマーケティングとは一言でいえば、Webサイトでの集客や商品・サービスの購入を促すための活動です。近年、スマホの普及やコロナ禍などでデジタル化が進み、Webマーケティングは企業の活動により欠かせないものになりました。

Webマーケティング用語が必要となる場面

以下のような場面で用いられます。

・Webマーケティングにかかわる仕事
・IT企業や広告代理店の仕事
・企業のWebサイト運営

具体的な場面としては、会社での会議やクライアントやマーケターとの会話の際や、また自身でWebサイトを運営していく際に必要です。

Webマーケティング用語を知っておくメリット

Webマーケティング用語を知っているメリットのひとつとして、仕事が円滑に進みやすいことが挙げられます。仕事で知らない単語について逐一質問していたら話が前に進みづらいですよね。
また、クライアントを受け持つ場合には、Webマーケティング用語の理解があることで「この人は専門知識を持っている人だ」とクライアントからの信頼を得ることもできます。

Webマーケティングとデジタルマーケティング、コンテンツマーケティングの違い

Webマーケティングの他に、デジタルマーケティングやコンテンツマーケティングと呼ばれるものがあります。
それぞれの関係はコンテンツマーケティングにデジタルマーケティングが包括され、デジタルマーケティングにWebマーケティングが包括されています。
それぞれの違いは、主に目的や用いるツールにあり、Webマーケティング用語を学ぶ際には混同しないよう注意が必要です。

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マーケティング全般に関する用語集

マーケティング全般に関する用語集

マーケティングに関する用語の一覧です。
マーケティングを行う際の企画に使用する用語や、施策に関する用語、指標に関する用語についてまとめています。

SEM

SEMとはSearch Engine Marketeing(サーチエンジンマーケティング)の略称です。
検索サイトから自社サイトへ訪問者を増やす目的のマーケティング手法です。
SEMの代表的なものとしてSEOやリスティング広告が挙げられます。他にもMEOなどの手法も該当します。

SEO

SEOとは、Search Engine Optimizationの略で、日本語では検索エンジン最適化と訳されます。
検索エンジンの表示結果において、自社の順位を上昇させるために様々な施策を打つことという意味で用いられます。施策内容に関しては、大きく外部対策・内部対策・コンテンツマーケティングに分類されることが多いです。内部対策の一環として行われる施策の例としては以下の通りです。具体的にはサイトやコンテンツの質を高めることや、検索ユーザーの行動を分析し改善することなどが行われます。

オウンドメディア

オウンドメディア(Owned Media)とは、企業が自社で保有する(=Owned)メディアです。
自社でメディアを保有することでメディア内にユーザーを囲い込むことや、特定のジャンルに関するメディアを立ち上げることで関連キーワードの検索結果を上位に表示させるといった目的があります。アーンドメディアとペイドメディアと合わせてトリプルメディアと呼ばれています。

・アーンドメディア:SNSや報道による商品紹介など第三者が情報発信し、信用や評判を得る目的で作る。
・ペイドメディア:リスティング広告やSNS広告など有料広告を出稿する。

オウンドメディアについては以下の記事で詳しく解説しています。
オウンドメディアのデザイン成功事例20選まとめました
オウンドメディア改善方法!PVを上げる方法6選

ペルソナ

ペルソナ(Persona)とは、日本語で仮面という意味です。
転じて、マーケティングでは商品やサービスの購入を想定したユーザー像という意味で用いられます。ペルソナのメリットは、ユーザー像を氏名、年齢、住んでいる地域、職業など細かく設定することで、戦略の方向性や施策が立てやすくなる点です。具体的には、アンケートなどのデータを収集し、それを元に分析し、ペルソナ像を作ります。

カスタマージャーニー

カスタマージャーニー(Customer Jorney)とは、直訳すれば「顧客の旅」という意味です。
ペルソナが自社の商品やサービスを認知し、購入に至るまでのプロセスを「旅」になぞらえ、顧客理解のために用いられる用語です。
具体的には「カスタマージャーニーマップ」を用いて、課題と対策を講じます。

エンゲージメント

エンゲージメント(Engagement)とは、元々は「約束」などの意味を持つ単語です。
転じて、マーケティングにおけるエンゲージメントとは、顧客との「関与度」や「つながり」を意味します。顧客との長期的な関係性を維持するにはエンゲージメントが重要です。
また、エンゲージメントの強化を目指して行われるエンゲージメントマーケティンングという手法もあります。

CV(コンバージョン)

CV(コンバージョン)とはWebサイトで得ることができる成果です。
そのため、CVは費用対効果を分析する際の重要な指標となり、どの程度目標達成がなされたかを把握できます。
具体的には、自社商品やサービスの購入や会員登録がCVにあたります。

CPA

CPAとは、Cost Per Actionの略で、日本語では「顧客獲得単価」と訳されます。
1件の成果に対してどれくらいの費用をかけたかを示すものです。CPAは「コスト÷CV(コンバージョン)」という計算式で求められ、広告運用の見直しや改善のための指標として用いられます。

CPAを下げる方法については以下で詳しく解説しています。
→リスティング広告のCPAを下げるための方法24選【CPA改善】

ROAS

ROASは「ロアス」と読み、「Return on Advertising Spend」の略称です。
広告費に対してかけた費用を百分率(%)で表したものを言い、広告費用の見直しや施策の評価に役立ちます。
具体的には「広告経由の売上÷広告費用×100」という計算式によって求められます。

KPI

KPIとは、Key Performance Indicatorの略で、日本語では「重要業績評価指標」と訳されます。
Webマーケティングにおいては、Webサイトの目標達成の施策を評価するために中間指標として活用されます。KPIを設定することにより、目標が明確化し、組織内での統一を取ることが可能です。
具体的にKPIとして、PV(ページビュー)やCPA、CVR(コンバージョン率)などが用いられます。

純広告

純広告とは、特定の媒体(メディア)に掲載期間保証またはインプレッション保証掲載で掲載を行うことです。業界では「じゅんこう」と略して呼ばれることが多いです。媒体側で掲載個所ごとにメニュー名と掲載期間、想定(保証)インプレッションが定められています。媒体社に問い合わせるか、媒体資料を閲覧することで各メニューの料金などの詳細を知ることができます。対してネットワーク型広告は、複数のメディアに対してクリック課金で掲載するという掲載方法が多いです。

以下で詳しく解説しております。
リスティング広告とバナー広告の違いって?2つの特徴とメリット・デメリット

アドネットワーク

アドネットワークとは、複数のメディアの広告枠を束ねた広告配信用のプラットフォームのことです。主なアドネットワークとして、ZucksAdNetwork、i-mobile、nendなどが挙げられる。DSPとの違いについてはDSPの項で解説しています。配信するにあたり、掲載先のメディアを制限することができるアドネットワークとできないものがあるので注意が必要です。選択したメディアにのみ広告を掲載出来るホワイトリスト配信と、指定するメディアには配信を行わないとするブラックリスト配信があります。これもアドネットワークによって採用している場合としていない場合があるため事前に確認を行うべきです。

CPO(Cost Per Order)

CPOとは商品を1つ売るために掛かった広告費のことです。広告費を受注件数で割ることで計算できます。広告費が10万円で商品の購入数が10件だった場合、計算式は10万円÷10件=10,000円です。CPOはマーケティング活動における重要な指標で、これを低くするために様々な施策を企業は打ちます。また、限界CPOという用語も存在しています。限界CPOとはこのくらいのコストをかけると赤字という指標です。限界CPOよりもコストが掛からないように、CPOを抑えることが必要です。CPOとCPAは似ていますが、その違いについても解説します。CPAはActionを何と定義するかによって意味が異なってきます。Actionを受注の前の段階の会員登録やサンプル申し込みと定義している会社もあります。そういった指標を測るための言葉がCPAです。CPOが定義しているものは受注のみですので、そういった違いがあります。受注をActionと定義している場合はCPAもCPOも実質的な意味は同じになります。

CPI(Cost Per Install)

CPIとはスマートフォンアプリを1回インストールしてもらうために掛かった広告費用のことです。CPOのアプリのインストール版の指標といった認識で問題ありません。広告費をインストール数で割ることで計算することが可能です。広告費が10万円でアプリのインストール数が10件だった場合の計算式は10万円÷10件=10,000円です。
目標とするCPIはアプリの形態やユーザー1人あたりの課金額によって変動します。有料アプリの場合は目標CPIはアプリの価格以下に抑えるという風に計算がしやすいです。無料アプリの場合は、1人あたりの平均の収益(ARPU)以下に抑えることが基本です。広告を出稿際にCPIを低く出稿することと、ARPUを高くすることの両方ともが重要です。

ROI(Return on Investment)

ROIとは事業への投資によってあげられた利益のことを指します。ROIは利益金額を投資金額で割ることで求めることが可能です。通常は規模の異なる企業や事業の投資効果を比較することができません。しかし、ROIを活用することで規模の異なる事業同士で、投資の効果を比較することができます。事業を起こすとどの部分に投資をすればよいのかが分からないといったときがあります。そんな時に、ROIを用いてほかの事業と比べることで解決が可能です。

事例
a、1,000万円(利益)÷100万円(投資額)×100=1,000%
b、1,000万円(利益)÷500万円(投資額)×100=200%

aのほうが投資効果は高いことが分かります。このようにROIを活用して比較することができます。

CPM(Cost Per Mille)

CPMは広告を1,000回表示するのに掛かる費用のことです。ネット広告を用いる際の課金方式の1つです。インプレッション単価という言い方をする場合もあります。計算方法は広告の表示コスト÷表示回数×1,000です。クリックしてもらうことではなく、広告を見てもらい認知度を高めていくことが目的の課金方式です。似た用語にeCPMというものがあります。eCPMはCPCといったほかの課金方法をCPMに置き換えたものです。eCPMはCPMとほかの課金方式を比較したいときに用います。CPMとは異なる用語であることを把握しておきましょう。また、vCPMという用語もあります。vCPMは本当に広告を見ていそうな表示だけを表示回数にカウントすることです。CPMよりも精度の高い指標です。

アフィリエイト広告

アフィリエイト広告とは広告主が紹介してほしい商品を媒体主がブログといった媒体で紹介することです。媒体主のブログやサイトから商品を売ったり会員登録者を獲得することが可能です。その際の報酬の支払い方法が成果報酬型であることもアフィリエイト広告の特徴のひとつです。報酬の発生は以下3つのパターンがあります。

  • 成果報酬型
    購入された件数に応じて報酬が発生する
  • クリック型
    広告がクリックされた回数に応じて報酬が発生する
  • 無料型
    資料請求や無料会員登録の件数に応じて報酬が発生する

広告主はリスクを低くして商品の宣伝ができるというメリットがあります。媒体主は自分の好きなタイミングで広告を掲載することができるというメリットがあります。

コンテンツシンジケーション

コンテンツシンジケーションとは自分以外が運営しているサイトに自社メディアのコンテンツを提供することです。複数のサイトにコンテンツを提供することで認知度や流入数を上げることができます。しかし、自分のサイトよりも提供先のサイトが検索結果で上位表示されてしまうケースもあります。そういった場合は、rel=”canonical”を提供先の媒体に設定してもらうことでオリジナルの記事がどちらかを伝えることができます。提供先の媒体にcanonical属性の設定が可能かどうかを確認しておきましょう。重複コンテンツとみなされた場合にドメインの評価が下がるリスクもあります。

ステルスマーケティング

ステルスマーケティングとは企業から依頼されていることを、ユーザーに悟らせることなく商品を良いものだと紹介することです。
当然、宣伝と公表して商品をほめるよりも、中立的な立場と思わせてほめたほうが信憑性が高い意見だと感じます。しかし、ステルスマーケティングは消費者全員をだます行為です。
倫理的な観点で当然行うべき行為ではありませんが、それ以上に大きなデメリットがあります。ステルスマーケティングを行っていると消費者にばれてしまった場合、よい商品だったとしても企業の信用がなくなり売れ行きも悪くなります。
そのため、信頼を集められるように誠実な宣伝方法を選びましょう。

ステルスマーケティングについては以下で詳しく解説しています。
ステマとは一体何?芸能人のステマ問題と業界の動向を徹底解説

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アクセス解析に関する用語集

アクセス解析に関する用語集

自社サイトの現状を把握するには、アクセス解析が不可欠です。主な用語を押さえておきましょう。Googleアナリティクスを利用される方が多いですが、管理画面内にも多くの専門用語が登場します。

アクセス解析

アクセス解析とは、サイト訪問者の利用傾向や利用状況を分析することを指します。
そうしたデータを分析することで視覚化でき、効果が目に見えやすくなるといった利点があります。アクセス解析を行うことで、確実に集客の成功・失敗要因を炙り出すことができるでしょう。
具体的なツールとして、Googleアナリティクスが最もよく用いられています。

直帰率

直帰率とは、最初のページだけを見てページを離脱した訪問者の割合です。
サイトやページの種類によって直帰率に違いがあるため、必ずしも低ければ低いほどよいというわけではありませんが、基本的には直帰率が低くなればなるほど、コンバージョンにつながりやすくなります。
算出方法としては、「直帰数÷セッション数」の計算式で求められます。

離脱率

離脱率とは他のページに遷移せずにページを離れた割合です。
離脱率を低くすることによって、訪問者がサイトに滞在する割合が上がり、サイトの問い合わせや購入につながりやすくなります。たとえば、サイトやページを2人閲覧し、1人が途中で離脱した場合、離脱率は50%です。

PV

PV(Page View)とは、Web内のページのアクセス数です。
PVが上がることによって、顧客の獲得、売上アップのチャンスが広がります。PVを確認するツールとしてGoogleアナリティクスが一般的によく用いられています。

オーガニック検索

オーガニック検索とは、広告(リスティング広告)枠を除いた検索結果です。
リスティング広告を使わない場合、SEO対策を実施することによってオーガニック検索の上位に表示されるようになります。
また、GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールなどを用いて流入経路や流入キーワードを確かめることができます。

検索クエリ

検索クエリとはユーザーが検索窓に入力する語句を指します。
検索クエリを分析することで、ユーザーの検索意図を読み取ることができるでしょう。

検索クエリは以下の3つに分類されます。
・トランザクショナルクエリ:商品やサービスの購入を目的とする検索クエリ
・ナビゲーションクエリ:あるページやサイトに行くことを目的とする検索クエリ
・インフォーメーショナルクエリ:単に情報を得る目的の検索クエリ

クローラ

クローラとは、検索データベースを作成するためにインターネット上のサイトや画像などを巡回するプログラムです。
クローラがサイトを巡回しインデックスされることによって、サイトが検索結果に表示されます。インデックスとは、検索エンジン内のデータベースに自社のサイトが格納されることを指します。
そのため、自社サイトへの訪問数を増やすには、サイトやページにクローラが来てくれるように工夫する必要があります。クローラには、Googlebot、Yahoo! Slurpがあるものの、クローラといえばたいていGooglebotを指すでしょう。

トラフィック

トラフィックとはインターネット上で送受信されるデータのことです。
トラフィックが集中すると、アクセス制限にかかってしまうことがあるため、それに対して必要な施策を講じることにより、サイトを改善します。トラフィックは流入別に検索トラフィック、参照トラフィック、ノーリファーラーなどに分類できます。

ランディングページ

ランディングページとは、訪問者をアクションへつなげることに特化したページです。
ランディングページはひとつのページに多くの情報量を詰め込むことができるため、訪問者の離脱率が低い傾向にあり、コンバージョンにつながりやすくなります。縦長のレイアウトが特徴的で、デザイン性を意識して作られています。

セッション数

セッション数とはWebサイトの訪問回数です。セッション数とPVとの違いは以下の通りです。
PV数はアクセス数のことで、セッション数は訪問回数のことです。1人の訪問者がサイトに訪れ2ページを閲覧した場合、セッション数は「1」、PVは「2」です。しかし、訪問してから何の操作もせず30分間が経過した際や、午前0時を超えた際には、セッション数はリセットされます。

セッション数を確かめることで、Webサイトの集客力を把握が可能です。

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Webマーケティング用語集

Webマーケティング用語集

WebマーケティングやWeb広告に関する用語について解説します。Web広告と一言で言っても様々な広告媒体が存在します。また出稿する方法についても様々な種類があります。ひとつひとつ詳しく解説します。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告とはWebサイトや広告枠に表示される画像や動画広告です。
ビジュアルに訴えることができるため、目に留まりやすくなるといったメリットがあります。ディスプレイ広告の代表的なものとしては、Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)やGoogleディスプレイネットワーク(GDN)などがあります。

インプレッション保証型広告

インプレッション保証型広告とは、広告が一定の表示回数に達するまで広告掲載を継続する方式です。
この方式を用いることにより、たとえ広告の表示回数が少なくても、一定の表示回数に達するまでは掲載し続けられるので、自社の認知度を上げることに期待ができます。
例えば、1万インプレッション保証を設定した場合、単価が1円であれば、1万円で1万回表示されることになり、契約期間内に達成できなかった場合は掲載期間が延長されます。

SNS広告

SNS広告とはSNSに出稿された広告です。
少額で出稿でき、幅広いユーザーをターゲットにできることから近年需要が高まっています。主にInstagramやTwitter、Facebookで活用されています。年齢や性別のセグメントに加え、興味関心・職歴・地域・学歴など豊富な項目でセグメントが可能です。また、ビジュアルで強く訴求できる点も人気の理由のひとつです。

TD

TDとは、Title&Description(タイトル&ディスクリプション)の略です。
タイトルは題名、ディスクリプションは検索結果で表示されるWebサイトの説明文を指します。タイトルは、含めるキーワードによって上位表示されるかどうかが決まるという意味で重要です。
ディスクリプションは、検索結果には影響しませんが、ユーザーが興味を持つ内容であればクリック率が上がります。

Impression

Impressionとは日本語で「印象」や「感銘」の意味を持つ言葉で、Webマーケティングでは広告が表示された回数を指します。
Impressionが増えれば、集客率のアップにもつながりやすく、広告がどれほど見られているかを把握するための指標にもなります。Impressionは「ページビュー×広告掲載数」の計算式で求めることが可能です。

CPV

CPVとは広告視聴一回あたりにかかる費用(広告視聴単価)です。
主に動画広告で用いられ、動画の出稿者がどのくらい広告が見てもらえたかを把握するために重要な指標です。YouTubeやTwitter、Instagramなどの動画広告において主に用いられます。

CTR

CTRとはClick Through Rateの略で、クリック率を指します。
クリック率を確かめることにより、広告やコンテンツの有益さを測ることができ、広告やコンテンツの改善につながります。クリック率は「クリック数÷インプレッション」で求めることができます。また、リスティング広告ではCTRによって品質スコアが変動します。品質スコアが良いと入札単価を低く抑えて出稿できるため、CTRが高い広告文を考案するようにしましょう。

CTRについては以下で詳しく解説しています。
知らなきゃ損!リスティング広告のクリック率(CTR)を上げるには
リスティング広告のクリック率(CTR)は1%?平均の目安とは

CPC

CPCとはCost Per Clickの略で、広告が1回クリックされるごとにかかる費用です。クリック単価とも呼ばれます。
また、クリック課金型の広告の指標によく利用されます。クリック課金型の広告における代表例としてリスティング広告が挙げられます。CPCは「広告費÷クリック数」の計算式で求めることができます。入札制の広告媒体の場合、出稿している企業の数や入札状況によって変動するため日々チェックし調整するようにしましょう。

CVR

CVRとは「Conversion Rate」の略でコンバージョン率のことです。広告をクリックしてコンバージョンに至る割合です。コンバージョン率は〈コンバージョン数÷クリック数×100〉で算出することができます。コンバージョン数はウェブマーケティングにおいて重要な指標です。コンバージョン率が高いと当然CPAもよくなりますが、出稿できる媒体も増えコンバージョン数の増加が見込めるため企業の発展に必要不可欠な指標です。また、コンバージョン率は出稿する媒体や広告主の商材によっても変動するため、平均のコンバージョン率を媒体社もしくは広告代理店にヒアリングしておくとよいでしょう。

品質スコア(品質インデックス)

品質スコアとはリスティング広告で用いられる指標で、広告の品質のことを指します。Google広告では品質スコア、Yahoo広告では品質インデックスと呼ばれていますが、概念は同じものです。キーワードごとにスコアが評価されており、10段階で表示されます。品質スコアは数字が大きくなればなるほど品質が良いという評価です。
また、品質スコアが良くなると広告の掲載順位が上昇するためクリック単価を抑制することができます。品質スコアの評価基準はクリック率(CTR)、広告の関連性、ランディングページの利便性で判断されます。
品質スコアの詳細や上げ方については以下の記事を参照ください
品質スコアの上げ方を徹底解説!メリットや適正値もご紹介します。

インプレッションシェア

インプレッションシェアとは、広告表示回数全体に対して、実際に広告を表示できた割合です。リスティング広告やGoogle・Yahooのディスプレイ広告で利用される用語です。予算による制限を行っている場合、検索された際に常に広告が表示されるわけではありません。そのような時に自社の広告がどれぐらいのシェアで表示を行えているのかを測る指標です。それを元に予算の増額を検討したり、掲載順位の調整を行うことができます。

サイテーション

サイテーションとはSEOでよく用いられる用語で、インターネット上で自社のサイト名やサービス名について言及されていることです。これまでGoogleは被リンクをひとつの順位決定要素と考えていましたが、サイテーションもその要素に加えられました。サイテーションの獲得を行うために企業が行えることは、サービスの品質向上を図る、SNSでの拡散を狙う、認知拡大の施策を取るなどが挙げられます。

インタースティシャル広告

インタースティシャル広告とは、ページ遷移を行う際に表示される広告のこと。ページからページに遷移するまでの間に独立したページを表示しそこに広告を表示される広告です。ユーザーが広告の閲覧を回避することができないことから、ユーザー体験を損なうと判断されることが多い。実際、Googleのモバイルフレンドリーテストにおいてはインタースティシャル広告が存在する場合、マイナスの評価を受けてしまいます。また、2021年11月のGoogleによる発表でパソコン向けページエクスペリエンスアップデートが実装され、インタースティシャル広告があるとマイナスの評価を受けると言及されています。

DSP

DSPとはDemand-Side Platformの略語で、広告のプラットフォームのことです。DSPは広告配信を行う際のターゲティングや掲載面の買い付け、入札調整などを行うことができます。FreakOut、MicroAdBLADE、Scaleoutなどが代表的なDSPです。これに似た単語でSSPというものがあります。SSPはメディア側の広告プラットフォームで、DSPはSSPに接続して広告枠の買い付けを行います。他にもアドネットワークという概念があります。アドネットワークは特定のメディアに対して一括で配信することができる広告配信ネットワークのことです。アドネットワークは限定されたメディアに配信するのに対して、DSPはメディアを横断して広告枠の買い付けを行うことがDSPとアドネットワークの違いです。

SSP

SSPは、Supply Side Platformの略語で、メディアの広告収益最大化を手助けするためのプラットフォームです。インプレッション発生時にDSPへ入札リクエストを送信し、DSP内で入札が行われ広告を表示する広告主が選定されるという流れです。各インプレッションごとにRTB(リアルタイム入札)が行われ最大入札を行った広告主の広告が表示されるため、広告枠の収益最大化を狙えるという仕組みです。媒体が収益化を行う際の有力な選択肢です。

アトリビューション

アトリビューションとは間接効果とも呼ばれ、各広告媒体のコンバージョンへの貢献度のことです。
ユーザーが最後に見た広告にコンバージョンの計測がされることが一般的ですが、コンバージョンに至るまでに接触した広告もコンバージョンに寄与していることがあります。そういった間接的な効果も評価するためアトリビューションという概念が存在します。Google広告ではアトリビューション測定の設定を行うと管理画面上でアトリビューションを確認することができます。また、アトリビューション効果の貢献度をどう評価するかについては主に5つのモデルがあり、それぞれ評価方法が異なります。以下の記事で詳しく解説しています。
Google広告のアトリビューションモデルについては以下で詳しく解説しております。
Google 広告| アトリビューションモデルの違いを解説

コンテンツマーケティング

コンテンツマーケティングとは顧客が知りたい有益なコンテンツを提供し、顧客と接点を持つマーケティング手法です。企業が顧客に提供するコンテンツの種類は様々です。

その種類についても紹介します。

  1. 記事型のコンテンツ提供(ブログ、オウンドメディアなど)
  2. SNSでのコンテンツ提供(Instagram、Twitter、Facebookなど)
  3. ホワイトペーパーの提供
  4. 動画コンテンツの提供(自社サイト内、Youtube、各種SNSなど)
  5. メールマガジンなどのメールコンテンツの提供

有益なコンテンツを提供することで集めることができたユーザーやフォロワーは資産になります。時間がかかるというデメリットがありますが、低コストで始めやすいというメリットがあります。

コンテンツマーケティングについては以下の記事で詳しく解説しております。
コンテンツマーケティングとは?始め方を初心者にもわかりやすく解説

LPO

LPOとはランディングページ最適化のことを指します。ランディングページとはサイトの最初に表示されるページのことです。ランディングページを最適化することで、ページからの離脱率を下げることやCPAを下げることができます。最適化とは離脱の原因を見つけ改善することです。原因はページの1部分であったりページの読み込み速度が遅いなど様々な要因があります。

LPOで採用される手法も様々なものがありますが、代表的なものをいくつか紹介します。

  1. CTAボタンの色をさまざまなパターンで検証する
  2. メインビジュアル違いのLPを作成し、スプリットランテストをする
  3. チャットボットの導入
  4. 流入元ごとに訴求点やデザインなどを変更する

DMP

DMPとはユーザーの行動履歴や属性、広告配信データを管理するためのプラットフォームのことです。管理しているユーザーのデータを活用することで自社の成果に繋がりやすいユーザーにターゲティングして配信することができます。DMPは大きく2つに分けることができます。パブリックDMPとプライベートDMPです。パブリックDMPは外部が保有するユーザー属性や行動履歴などを管理しているプラットフォームのことです。プライベートDMPは自社の保有する顧客データを管理するプラットフォームのことです。

マイクロコンバージョン

マイクロコンバージョンとは中間地点に設定する成果点のことを指します。例えば、最終目標である成果点よりも前の段階に設定することが多く、購入完了をコンバージョンに設定し、カート画面到達をマイクロコンバージョンに設定するといった使い方がされます。マイクロコンバージョンを用いることで、コンバージョンに至るまでの過程をデータとして見ることが可能です。コンバージョンのみを設定するよりも多くのデータ量が集まるようになり、PDCAを回す際の判断が早くなるというメリットがあります。購入画面に到達している人は多いが、購入する人が少なくマーケティングデータの蓄積が遅いなどといった場合に有効です。

中間コンバージョン(マイクロコンバージョン)とは?活用できるケースを紹介

ホワイトリスト配信

ホワイトリスト配信とは許可した媒体のみに絞って広告を配信することです。特にこの媒体に注力して配信したいといった際に用いられる配信手法です。特にアドネットワーク媒体で配信を行う際にこの手法を用います。アドネットワークによってはホワイトリスト配信に対応していないことがあるため事前に確認しておくとよいでしょう。

配信リストを作成する基準は以下の通りです。

  • 過去に配信をしていて広告効果が良い結果だったかどうか
  • 商品やターゲットユーザーと親和性がある媒体がどうか
  • 特定のユーザーが集まる媒体かどうか

ブラックリスト配信

ブラックリストに追加した媒体以外で広告を配信する方法です。配信しない範囲を選ぶため、配信される範囲はホワイトリスト配信よりも広い傾向にあります。配信したくない媒体を随時追加していく必要があります。運用型広告の場合、配信先ごとの広告効果を随時確認して、効果の悪い媒体を追加していくことで配信全体の広告効果を徐々に向上していくというイメージです。ブラックリストに追加し損ねていた場合、配信したくない媒体で広告が表示されることがあるため注意が必要です。アドネットワークによっては、ホワイトリスト配信に対応しておらずブラックリスト配信のみしか対応していない場合もありますので、こちらも事前に確認が必要です。

スニペット

スニペットとは検索結果の下に表示されるページの内容を要約したものです。meta descriptionに記載した内容が表示されます。他にも強調スニペットやリッチスニペットというものがあり混同しがちですので注意が必要です。

また、画像やレビュー、リンク、パンくずリストなどはリッチスニペットと呼ばれています。強調スニペットは、検索結果の上部に検索語句の回答部分を抜粋して表示されるもののことを指します。ディスクリプション以外のスニペットは自分でコントロールすることができないという特徴があります。

スニペットはユーザーがサイトにアクセスするかどうかや信頼性を判断するための参考にするものです。そのため、ディスクリプションにはできるだけサイトの内容をわかりやすく、かつ簡潔に書いておくようにしましょう。

キュレーションメディア

キュレーションメディアとは、テーマに合った情報のみを的確に抜き出して再編集しまとめた記事で構成されるウェブサイトのことです。具体的なサイト名を挙げると以下のようなサイトのことです。

  • グノシー
  • NAVERまとめ
  • smartnews
  • macaroni
  • Rettyグルメ

ユーザーにとってのメリットは、ほしい情報を探す手間が省けることです。情報が溢れている昨今においては情報を探し精査することにも手間と時間を要します。

キュレーションメディアについては以下で詳しく解説しています。
キュレーションメディアとは?作り方やメリット・注意点について

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SEO用語集

SEO対策とは自然検索における検索結果の上位表示を目指すための施策のことです。SEO対策を解説する文章の中には専門用語が頻出します。また、商談や社内でもMTG時にも専門用語が用いられることが多々あります。技術進歩がめまぐるしい分野ですので、以下の用語集で理解を深めて頂ければと思います。

YMYL

YMYLとはYour Money or Your Lifeの頭文字を取ったものです。お金や健康、法律など人の生活に大きな影響を与える分野のことです。YMYL分野に関するコンテンツは人の生活に大きく影響を与えるため、情報の正確性がより一層求められます。そのため、Googleアップデートが行われた際に検索結果順位の変動が起こりやすい傾向にあります。YMYLを扱う際は専門的な知識を保有しているもしくは信頼できる情報源を用いることが大切です。YMYLに該当する具体的なジャンルはニュース、金融、医療、法律、美容健康などがあります。これらのジャンルを扱う際は、情報の正確性に注意しましょう。

E-A-T

E-A-Tとは、専門性(Expertise)権威性(Authoritativeness)信頼性(Trustworthiness)のことです。専門性、権威性、信頼性のある記事はGoogleからもよい記事だと評価されます。専門性、権威性、信頼性とは具体的にどのようなことなのかを説明します。

・専門性
専門性とは情報が網羅的に書かれているかです。誰でも知っているような情報しか記載されていないサイトは質が高いとは言えません。

・権威性
権威性とはサイトを運営している者の実績や肩書です。実績や肩書がない方と専門家という実績がある方なら、実績がある方の記事が信頼できると思う方がほとんどでしょう。

・信頼性
信頼性はサイトに書かれていることの情報源やサイト自体の安全性を評価します。

アンカーテキスト

アンカーテキストとはほかのWebページへのリンクに設定する文章のことを指します。検索エンジンはアンカーテキストに含まれている文章を重要なキーワードと判断します。アンカーテキスト内には、できるだけ記事の重要なキーワードを含むように意識しましょう。ユーザーはアンカーテキストで内容を予想しています。そのため、必ずリンク先の内容とアンカーテキストの内容は一致させるようにしましょう。たとえば、Webマーケティング戦略の記事に、Webマーケティング用語集といったアンカーテキストをつけると読者は混乱してしまいます。また、ユーザーが見やすいようにできるだけ簡潔な文章にしてください。アンカーテキストはリンクをクリックしてもらうために重要な部分です。

ページスピード

ページスピードとはWebページが表示されるまでに掛かる時間のことです。ページスピードはできる限り早くすることを心がけましょう。なかなかページが表示されないとユーザーは離脱してしまいます。ページ表示までに待てる時間は2秒というデータもあるため、2秒以下を目指しましょう。ページスピードはページスピードインサイトというGoogleが提供しているツールを用いて調べることが可能です。サイトのサーバー設定や構成を見直すことで改善点を見つけることができます。改善を繰り返しながらツールを使ってページスピードを調べて2秒以下にしましょう。また検索結果の順位を決定する要素のひとつにページスピードが加えられたため、より重要度が増しています。

ページスピードについては、以下の記事で詳しく解説しているので良ければご確認ください。
ページ表示速度の改善方法9選、遅くなる原因、指標、ツールを解説

被リンク

被リンクとは外部のサイトに対してURLを設置することです。SEO上の効果については、被リンクを設置されているということは、自社のサイトに投票がされているというイメージで考えてください。多くの被リンクを得ているドメインの評価向上にもつながります。また、外部のサイトからアクセスを得ることができます。被リンクが設置されているかはツールを使うことで確認することが可能です。被リンクは多いほど効果があります。しかし、自演した被リンクや購入した被リンクはペナルティの対象です。不正行為で獲得した被リンクは、ドメインの評価を下げることにも繋がりかねないので注意をしましょう。参考にされるような質のよいコンテンツを作成して、自然に被リンクを獲得してください。

被リンクについては以下の記事で詳しく解説しています。よろしければご確認ください。

被リンクとは?メリットや獲得方法、評価方法について
被リンク獲得のやり方9選!ホワイトな方法で獲得する方法

内部リンク

内部リンクとは自社のサイト内で繋いでいるリンクのことです。情報の網羅性が上がるため、ユーザーの満足度向上が期待できます。他にも見てほしいページへ誘導するために利用することもあります。ユーザーにとってメリットがある内部リンクを設置できていれば、自社サイトの滞在時間を長くすることが期待できます。

また、内部リンクを設置することで、Googleのクローラーがサイト内を回遊しやすくなるため、インデックスが早くなることが期待できます。関連性のある記事が自社サイトにある場合は内部リンクを積極的に利用しましょう。

内部リンクとは?貼り方やSEO効果、コツなど最適化方法を解説

クローラー

クローラーとは検索エンジンの順位決定を行うために、Webサイトを巡回し、情報収集を行うシステムのことです。インターネット上のリンクを辿り、様々なウェブページを巡回しています。自社内のサイトもページ内に内部リンクを設置していれば、リンク先のページまで自動で巡回してくれます。

検索エンジンの評価を受けるためには、まずクローラーに巡回をしてもらうことが第一のステップです。クローラーに巡回してもらえなければ検索エンジンの検索結果に表示されることはありません。上位表示を目指すにはクローラーに見てもらい、評価されるサイトにすることが必要です。

robots.txtと呼ばれるファイルを使うことで、クローラーがページにたどり着かないようにすることも可能です。完成前のWebサイトに利用します。

強調スニペット

強調スニペットとはGoogleで検索したときに、検索されたキーワードに対する回答が記載されているWebサイトを最上部に表示させる仕組みです。表示されるのは文字だけではなく、画像や動画、表も表示されることがあります。

強調スニペットがどのような基準で表示されているのかについては開示されていません。また、強調スニペットには表示されるキーワードと表示されないキーワードがあります。

強調スニペットについては以下で詳しく解説しています。
強調スニペットの表示方法5選。全種類や非表示方法やSEO上のメリットなど

リッチリザルト

リッチリザルトとは、検索結果に表示されるスニペット部分にさまざまな機能を追加することです。強調スニペットとは異なり、最上位に表示されるというものではありません。

リッチリザルトの種類は30以上です。
リッチリザルトでは商品の情報をスニペットに表示させたり、Q&Aを表示させることができます。また、求人情報をスニペットに表示させたりと様々な種類が存在しています。

リッチリザルトで表示されるためには、構造化データをHTMLに記載することが必要です。

Googleが提供する構造化データマークアップ支援ツールを閲覧することで構造化データマークアップの記述を容易に行うことができます。是非ご確認ください。

リッチリザルトについては以下の記事で詳しく解説しています。
リッチリザルト、リッチスニペットとは?効果や種類、表示する方法

コアウェブバイタル

コアウェブバイタルとはUXの質を調べるための指標です。
コアウェブバイタルはLCP、FID、CLSという3つの指標に分けられています。

  • LCPとはページの読み込み速度のことを表します
  • FIDとはサイトの反応速度のことを表しています
  • CLSとはページの読み込み中に起きるレイアウトのズレのことです

コアウェブバイタルはGoogleサーチコンソールやページスピードインサイトといったツールを用いることで調べることができます。
コアウェブバイタルはSEOにおける評価指標にも取り入れられています。コンテンツが同等のサイトがあった場合、コアウェブバイタルが優れているサイトの方が上位表示されるため、対策が必要です。

コアウェブバイタルについては以下で詳しく解説しています。
コアウェブバイタル3つの指標LCP/FID/CLSとは?改善方法まで網羅

LCP

LCPとはコアウェブバイタルにおける指標の一つで「Largest Contentful Paint」の略語で、「最大コンテンツの描画」という意味です。具体的にはページの読み込み速度を表すコアウェブバイタルの指標のひとつです。

正確には、サイト内の最も大きなサイズの画像や動画を読み込むまでに必要な時間のことです。ページ読み込みの遅延は画像の読み込みやレンダリングの遅さが原因となり起こります。
JavaScriptやCSSの不要な部分を削除し、サーバー側に処理を任せることで改善できます。サーバー側に処理を任せることでクライアント側の負担を軽くすることが可能です。また、ファイルに優先順位をつけて、優先順位の低いファイルの読み込みを後回しにすることで改善されることもあります。

ページがなかなか読み込みができないと、サイトを閲覧する前に離脱されることもあります。内容が良くても検索結果の順位が落ちる原因にもなるため、LCPが悪いままの場合は対策しておきましょう。

ページスピードの改善については以下の記事で詳しく解説しています。
ページ表示速度の改善方法9選、遅くなる原因、指標、ツールを解説

FID

FIDとはコアウェブバイタルにおける指標の一つで「First Input Delay」の略語で、「初回入力遅延」という意味です。具体的には「サイト内に配置されているボタンを押す」「ファイルをダウンロード」するといった行動への応答スピードです。
遅延はJavascriptの読み込みにより発生します。無駄なコードを削除する、コードの読み込みを分割して行うといった対策を取ることで改善できます。また、スクリプトの圧縮も改善策の一つです。
応答スピードの理想は100ミリ秒未満です。ページを読み込んでも操作ができないとユーザーはストレスが溜まります。離脱の原因にもなるため、改善しておきましょう。

CLS

CLSはコアウェブバイタルにおける指標の一つで「Cumulative Layout Shift」の略語で、「累積レイアウト変更」という意味です。

具体的にはページ読み込み時におけるレイアウトのずれを表します。例えば、レイアウトがズレていると、自分が押したところと全く別のところが反応するといったことが起こります。
画像サイズの指定を行ったり文字フォントを優先的に読み込ませることで改善することが可能です。また、広告が表示される領域を最初から作っておくことで改善されることもあります。ユーザーがサイトから離脱する原因になるため、必ず改善しておきましょう。

モバイルファーストインデックス

モバイルファーストインデックスとはクローラーがスマートフォンサイトを基準にページを読み取り、評価しデータベースに登録することです。

これまではPCサイトを基準にページを読み取り登録していました。しかし、近年ではスマートフォン端末からサイトを利用するユーザーが増えたため、スマートフォンサイト基準に変更されました。2018年3月からモバイルファーストインデックスへの移行が進められており、2021年3月末に強制的に移行されると発表されています。

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