SEO
2020.09.24 (木)
GoogleAMPは実装すべき?メリットやデメリット、始め方をご紹介します!
Webページを表示する際、3~4秒長くて5秒かかることがあります。
この待機時間はユーザーにとってストレスになりWebページのPV率低下に繋がります。
待機時間を短縮するための方法は色々ありますが、今回はgoogleが推奨しているAMPというコンテンツについて解説してきます。
▼目次
AMPとは
AMPとはAccelerated Mobile Pagesの略称であり、モバイルページを高速に表示させるために作成されたコンテンツです。
AMPはメリットが大きく、実際にamebaブログや朝日新聞などが導入し、PV率の向上に成功しています。
AMPのメリット
・高速化
AMPではすべてのコンテンツのリソースサイズを制限しているため、読み込みの時間を削減することができます。
また通常のWebページと比べて、読み込み方法がAMPCacheという、AMPページを表示するためのコンテンツ配信ネットワークCDNによって表示されているので読み込み時間を大幅に削減することができます。
・SEOでの上位表示の可能性
滞在時間が長くなることが検索エンジンからの評価をあげる要因となるため、検索欄の上位に表示される可能性が高まります。
高速化のメリット 3点
高速化のメリットについて3点まとめております。
高速化のメリット①離脱率低下
Webページの読み込み時間はユーザーの離脱率と大きな関係性があります。
実際にユーザーがWebページの読み込み時に体験した事象に対してのデータがあり、以下のような統計がとれています。
〇表示速度が3秒以上だと40%以上の人がサイトの閲覧を諦める。
〇利用者の47%はWebページが2秒以内に読み込まれることを期待しているなど
高速化のメリット②ストレス軽減
表示速度の高速化によりユーザーのストレス軽減も図れます。
下記の動画では通常のWebページとAMP対応ページの表示速度の比較しており、一度見ていただけたらどれだけ高速化されるか分かりやすいと思います。
高速化のメリット③広告効果の向上
AMPを対応したページでの広告配信効果にはこのような効果があります。
ページ訪問からimpまでの時間: 通常と比較して -27%
広告のクリック数 :+31%
顧客獲得コスト :-25%
このようにAMP対応による広告配信では様々な改善が期待されます。
参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000126.000013903.htmll
AMPを実装するべき理由3点
AMPを実装すべき理由を3点にまとめて解説します。
①検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイドで推奨されている
AMPは検索エンジン最適化するためのスターターガイドで推奨されており、さらなる上位表示の向上が期待できます。
サイトの複数のページで静的なコンテンツ(ブログ投稿や商品のランディング ページなど)を多数配信している場合は、そうしたコンテンツの実装に AMP48(Accelerated Mobile Pages)を使用することを検討してください。
②多くのクライアントで成功事例がある
AMP対応をして成功したクライアントは多くあります。
私たちがよく聞く企業ではamebablogや朝日新聞などが挙げられ、amebablogではクリック率20%上昇、平均滞在時間1.5倍、朝日新聞ではPV率213%,CVが195%まで上昇し大きな成功をしています。
朝日新聞の例
AMPページの改善を続けた結果として、AMPページにおける2019年度1Qは前年比率でPVが213%、広告収入が***%、CVが195%という結果となりました。
Amebaブログの例
リリース直後の数値では、各ページからブログ記事へのCTRは20%、ストーリーの完了率は50%を記録しました。これは、半数以上の利用者がストーリー形式のコンテンツに満足し、また、それぞれのブログ記事に興味をもったことを意味します。さらに、ストーリー形式のページは、既存のリスト形式に比べ滞在時間が1.5倍になりました。
Googleの「AMP」認知者のうち、約8割が対応に前向きな姿勢
多くのAMP認知者の方が対応に前向きで、これによってAMP対応したサイトは増加傾向にあります。
またそれに対応するAMP対応のコンテンツや広告配信プラットフォームなども増加してきているので、検討している方はぜひ挑戦してみるのもよいでしょう。
Googleの「AMP」認知者のうち、約8割が対応に前向きな姿勢
モバイル対応済みサイトの6割以上がコンバージョン増加
スマートフォンからのアクセス数、対応後7割以上が増加
スマートフォンに対する広告出稿予算は、約4割が「増やす予定」引用:https://marketing-rc.com/report/report-mobile-first-index-20161214.html
デメリット
AMPのデメリットについて解説します。
デザインが制限される
AMPの仕様上データ量が制限されてしまうため、デザインの幅が制限されてしまいます。
そのためホームページや事業案内サイトなどには向いておらず、ブログやニュース記事などの記事サイトに向いています。
広告配信が制限される
広告によってはAMPに対応していないものもあり、広告自体が表示されないことがあります。
その他、多くの制限がある
ampには記述のルールなどがあり、制限されることが多いです。
そのため動きのあるデザインなどの作成はかなり難しくなります。
AMP対応の広告配信プラットフォームが増えてきている
AMPに対応した広告配信プラットフォームも増加傾向にあり、一概に広告配信が大幅に制限されることもなくなってきています。
参考:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000180.000013903.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000025772.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000126.000013903.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002222.000000136.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000006043.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000013544.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001903.000000136.html
AMPの始め方
AMPを導入してみたいが、導入方法がわからないという方のためにスターターガイドも作成されています。
この機会に導入の検討をしてみるのもいかがでしょうか。
参考:スターターガイド https://amp.dev/ja/documentation/
参考:テンプレート https://amp.dev/ja/documentation/
もし、AMPを実装する企業を探されているということでしたら弊社までお気軽に問い合わせくださいませ。
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