SEO

2021.11.02 (火)

被リンクとは?メリットや獲得方法、評価方法について

被リンクとは?メリットや獲得方法、評価方法について

SEO対策関連でよく目にする被リンク(外部リンク)とは何かについて解説します。
そもそも被リンクとは何かについて解説した後、内部リンクとの違いや、SEOとの関連性、被リンクのメリットや被リンクを受ける時の注意点についても触れます。
また、受けた被リンクの評価方法についても詳しく解説しております。

被リンク(外部リンク)とは

被リンク(外部リンク)とは

「被リンク」とは外部のサイトから自社(自分)のサイトへ向けられたリンクのこと。「外部リンク」「バックリンク」とも呼ばれています。自社サイトの内容に共感してくれたユーザーが、自分のサイトやブログ(外部のサイト)からリンクを通じて自社サイトを紹介してくれる仕組みのことです。

内部リンクとの違い

「内部リンク」とは自社サイト内にあるページとページをつなぐリンクのことを指します。自社サイト内で自由に設置することが可能なため、いつでも追加や修正をすることができ、コントロールしやすいことが特長です。一方で、被リンクは外部のサイトからリンクが設置されるため、自社でコントロールすることができません。つまり、能動的に管理できるのが「内部リンク」、あくまでも受動的に外部サイトから与えられるものが「被リンク」であると考えてください。

内部リンクについては以下で詳しく解説しております。
内部リンクとは?貼り方やSEO効果、コツなど最適化方法を解説

SEOとの関連性

「被リンク」は、言わば外部から自社サイトへ向けて与えられる「いいね!」のようなもの。Googleからも被リンクはSEOの評価基準として認められており、質の良い被リンクを多く獲得しているサイトはユーザーにとって有益なページだと判断されるため、検索上位に表示されるようになります。こういったことからも、被リンクはSEOに影響を与える項目として重要視されています。

ペンギンアップデート

前項で被リンクはSEOと密接に関連していると述べましたが、すべてのリンクが『良質なもの』であるとは限りません。中には悪質なリンクも存在するのが事実。そこで、注目しておきたいのがペンギンアップデートによる評価です。

ペンギンアップデートとは、ガイドライン違反となるようなリンク構築やスパムを日々チェックするGoogleの検索アルゴリズムに組み込まれたシステムのアップデータのこと。違反行為が認められるサイトが発見されれば検索結果から削除したり、検索順位を下げたりといったペナルティが実施されることもあります。つまり、質の高いサイトからの被リンクがより評価されやすくなったと言うことです。もし、ペンギンアップデートによるペナルティを受けてしまったら、悪質な被リンクが付けられている可能性を疑ってみてください。

広告からのリンクはSEO効果がない

リスティング広告やアフィリエイト広告などの広告にはnofollowやsponsored属性が適用されているケースが多いとされています。nofollow・sponsored属性とは、クローラーの巡回をブロックする機能のことであり、これらの属性が付帯しているといくら被リンクを獲得しても評価につながらないため、検索順位に影響することはありません。つまり、広告を経由した被リンクはあまり意味がないということ。もし、これらの属性がついていなかったとしても、基本的にGoogleはプレスリリースからのリンクは評価の対象としていないため、結果的に広告からのリンクについてはSEO効果は低いと考えていいでしょう。

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被リンクのメリット

被リンクのメリット

被リンクがサイト運営において無視することのできない重要なファクターであることは事実です。では、被リンクを獲得することで具体的にどんなメリットが生まれるかについて以下でご説明していきましょう。

SEO効果がある

1つ目は「SEO効果」につながるということ。質の良い被リンクを多く獲得することで、このサイトはユーザーに対して有益な情報を提供するサイトであるとGoogleの評価を受けることができます。そうすることでサイトが高く評価され、検索順位を上げることが可能になります。

流入増加効果

2つ目は「流入増加効果」が期待できること。被リンクが増えるほどサイトへの注目度が上がり、自然とアクセス数も増加します。アクセス数が増えればさらにサイトへの評判が高まり、興味・関心を持った新規ユーザーの獲得につながるというように、好循環のループが実現するのです。またリンク元のサイトからの流入も期待できるため、被リンク数が増えれば増えるほど流入数の増加が見込めます。

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被リンクのデメリット

被リンクのデメリット

被リンクを獲得する上で、注意しておきたいことがあります。それは被リンクの種類によっては悪影響を受けてしまうケースもあるということ。被リンクを受けることは必ずしもメリットばかりではないことを覚えておいてください。

質の低い被リンクを受けると順位が下がる

ここでしっかりとチェックしておかなければならないのは、「低質な被リンクを受けていないかどうか」です。悪質なサイトからのリンクや隠しテキストの被リンクなど、知らないうちに質の低いサイトからの被リンクを受けてしまうと自社サイトの評価が下がって検索順位が大きくダウンしたり、最悪の場合サイト自体がインデックスから削除されるといったペナルティを受けてしまうことにもなりかねません。

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被リンクの張り方

被リンクの張り方

リンクには「nofollow」「dofollow」という2つの属性があります。「nofollow」はクローラーに認識させないリンクのことで、「dofollow」とはリンク先のページにリンクジュースを送るリンクのこと。属性によってリンクそのものの存在がまったく異なってくるため、被リンクがどちらの属性であるかを確認することも重要です。例えば、自社サイトから他サイトへリンクを貼る時、普通にリンクを貼ればそのリンクは「dofollow」になります。しかし、リンク先サイトの情報と自社サイトのコンテンツの関連性が不明瞭であるならば、とりあえずリンクを「nofollow」にしておくほうが賢明です。

また、SEO対策として自社のサービスサイトや関連サイトからリンクを貼るケースもあるでしょう。もし、WordPressを利用してサイトを作成・運営しているのであれば、WordPressでのリンクの貼り方について以下のURLで詳しく説明しているのでぜひ参考にしてみてください。

⬇WordPressでのリンクの貼り方については、こちらの記事をご参照ください。
https://dlab-inc.jp/blog/internallink-setup/

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被リンクを増やす方法

被リンクを増やす方法

被リンクの獲得において最も大切なことは、やみくもに増やすことを考えるのではなく、自社サイトと密接に関連した質の良いリンク(ナチュラルリンク)を着実に増やしていくことです。そのためにはまず、以下の2つの点をクリアできるリンクを獲得していくことを目指してください。

1. あくまでもリンク元が明確で、信頼のおけるサイトであること。
2. リンク元の情報が自社サイトのコンテンツ内容と関連したものであり、ユーザーがリンクを辿ることでより有益な情報入手が可能であると判断できるものであること。

これらを踏まえた上で、リンクを増やしていくための有効な方法がいくつかあります。それぞれの具体的な方法をを下記の記事でまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

⬇健全かつ有効な被リンクの増やし方については、こちら。
https://dlab-inc.jp/blog/acquiredmethod-backlink/

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被リンクの精査・評価の仕方

基本的に被リンクは「受ける」ものであるため、自社でコントロールすることが難しいものです。時には知らず識らずのうちに悪質な被リンクを受けてしまうことがあるかもしれません。そのようなことを防ぐためにも、被リンクを精査・評価し、リンクの有効性を確認しておくことが重要です。では、どのような点をチェックしていけばいいのかを以下で項目別に説明していきましょう。

被リンクの評価方法や調べ方については以下の記事で詳しく解説しております。
被リンクの調べ方は?7つ被リンクチェックツールや質の見極め方

ドメインパワーをチェック

ひとつは、リンク元サイトのドメインパワーをチェックすることです。ドメインパワーとはサイトドメインの力のことであり、そのサイトが検索エンジンからどれくらい信頼されているかの指標のこと。ドメインパワーが強い信頼のおけるサイトからリンクを通じて自社サイトが紹介されれば、自然と自社サイトも注目されるようになります。特に権威性の高い自治体や公共機関・教育期間などのサイトからの被リンクは評価が高く、SEO対策において非常に有効であると言えるでしょう。

専用のツールを使えば、ドメインパワーを簡単にチェックすることができます。

アカウント登録(無料)をすれば使用できる「MOZ」(ドメインパワー、被リンク数などがチェックできる)や、有料の「Ahrefs」(ドメインパワー、被リンク数、キーワードごとの順位などがチェックできる)などを使って確認しておきましょう。

自社サイトとの関連性をチェック

さらに基本として欠かせないのが、リンク元サイトと自社サイトとの関連性をチェックすることです。リンク元がどんなにドメインパワーの強いサイトであっても、そのサイトの内容と自社サイトのコンテンツが無関係であれば質の良いリンクとはみなされません。リンクとは本来、ユーザーに対してさらに役立つ情報を提供するための道案内のようなもの。だからこそ、自社サイトとの関連性が最も重要であり、さらにユーザーの検索意図を外さない有益なコンテンツを提供していくことが大切なのです。

nofollow・noindexになっていないか

リンク属性をチェックしておくことも大切です。属性が「nofollow」(検索エンジンにクロールさせないリンク)や「noindex」(検索エンジンのクローラーに対してインデックス拒否をするリンク)になっていれば、被リンクによるSEO効果は生まれません。つまり、それが良質なリンクであっても、悪質なリンクであっても、被リンク否認などを行う必要はないということです。

アンカーテキストをチェック

前項でも述べたように、リンクは関連性が最も重要です。リンク元サイトがリンクを設置する際に設定したアンカーテキストが自社サイトのコンテンツと合致しているかも併せてチェックしておきましょう。

せっかくリンクを受けても、自社コンテンツにアンカーテキストに対応する解説やさらに役立つ情報がなければ、関連性のないリンクと判断されてしまいます。また、同一のアンカーテキストでリンクが多用されていた場合、検索エンジンから不自然なリンクと判断されてしまうとペナルティを受けてしまうこともあるので注意が必要です。

自動生成されたサイトからの被リンクでないか

リンク元サイトが健全に運用されているサイトかどうかを確認しておくことも大切です。以下の事例に当てはまるようなサイトからの被リンクは良質なリンクとは判断されません。必ず事前にチェックしておくことをおすすめします。

■被リンク目的で作られたワードサラダサイトでないか。
■プログラムで自動生成されたリンク集サイトなどでないか。
■長らく更新されておらず、休止状態にあるようなサイトでないか。

悪質なサイトからのリンクでないか

当たり前のことですが、悪質なサイトからのリンクを受けてしまうと自社サイトに大きな被害が及ぶことになります。もし、以下にあげるような悪質なサイトからリンクを受けてしまったことがわかった場合、早急な対処が必要です。次項目で「被リンクの否認方法」について解説していますので、参考にしてください。

悪質なサイト(例)
■既にページが閉鎖されているサイト
■クリックすると警告が表示されるサイト
■フィッシング詐欺サイト

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被リンクの否認方法

被リンクの否認方法

明らかにガイドラインに違反していると思われるサイトから勝手にリンクされてしまったことがわかったら、速やかにリンクを削除してもらう必要があります。しかし相手が悪質であれば削除依頼に応じてもらえなかったりすることも少なくありません。そんな時に利用したいのが、Google Search Consoleを使ってリンクを否認する方法です。リンクを否認する手順の概要は以下の通りです。

1. Search Consoleにログインしてリンクのリストを出し、低品質だと思われるリンクのみ  を抽出。
2. 抽出した「否認したいリンク」の一覧をテキストファイルにまとめる。
3. 作成したテキストファイルを「リンクの否認ツール」にアップロードする。

リンクの否認ツールは複雑な機能であるため、慎重に使用する必要があることを覚えておいてください。明らかに「悪質だと思われる低品質なリンクのみ」を否認するようにしましょう。

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被リンクの調べ方。チェックツールを有料・無料とも紹介

被リンクの調べ方。チェックツールを有料・無料とも紹介

SEO効果につながる良質な被リンクを獲得するためには、常に被リンクを調査・確認しておくことが大切です。ひとつひとつを手動で調べていくのは非常に大変ですが、チェックツールを活用すればよりスピーディーにリンクをチェックすることができ、いち早く問題を発見できるため迅速な対応が可能になります。以下で被リンク調査に役立つ無料および有料のチェックツールについてご紹介しますので、参考にしてください。

サーチコンソール

前項でも述べたGoogle Search Console(グーグルサーチコンソール)は、総合的にサイトの状態や評価を確認できる便利な無料ツールです。ユーザーがサイトに訪れるまでのキーワード分析やWebサイトの現状確認、更新による新規・追加ページのGoogleへの報告など様々な機能があります。中でも「リンク機能」を使うとサイト内の特定ページに集まっているリンクを一覧で確認することが可能です。

以下のURLでGoogle Search Consoleの様々な機能の詳細や設定の仕方、使い方を詳しく説明していますので、ぜひあわせてお読みください。
⬇Google Search Consoleの詳細説明はこちら。
https://dlab-inc.jp/blog/googlesearchconsole/

Googleanalytics

Google Analytics(グーグルアナリティクス)とは、無料で使えるWebサイト解析ツールです(膨大なデータを収集できる有料のプレミアム版もあります)。訪問ユーザーに関する調査や集客経路、サイト内での滞在時間や直帰率など、Webサイト運営において欠かすことのできないあらゆる情報を集め、分析することができます。中でも集客経路を解析する機能の中には被リンクを通じて他サイトからの流入情報を調べることが可能です。

Ahrefs(エイチレフス)

Ahrefs(エイチレフス)は、膨大な被リンクデータベースを構築している有料のリンクチェックツールです。現在獲得している被リンクのプロフィールデータを確認できるだけでなく、新たに貼られた被リンクや失ってしまった被リンクの情報も詳細にチェックできます。また被リンクアラート機能が備わっており、被リンクの増減を随時チェックすることも可能です。

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無料で出来る被リンク

被リンクの理想は、質の良いサイトから自然と集まってくるナチュラルリンク。しかし、特に新しく立ち上げたサイトなど認知度が低く検索上位に届かない場合、ナチュラルリンクを多く獲得するのは非常に困難であるのもまた事実です。そこで、自ら被リンク対策を行ってリンク獲得数を上げていきたいという方もおられると思います。

ここではそんな方のために、被リンクの効果がある掲載サイトを集めてみました。それぞれに特長があるため、リンク元としてふさわしい自社のサービスや商品にあったサイトを選んで良質な記事を発信し、自社サイトへの被リンク対策に役立てましょう。ただ、サイトの方針が変わりnofollowに変更されることもあるので、リンクをする前にnofollowになっていないか確認を頂くことをおすすめします。

被リンクの効果がある掲載サイト

<Tumblr(タンブラー)>

文章や画像だけでなく、動画や音声など様々なスタイルでの発信が可能な無料のメディアミックスブログサービス。流行に敏感なユーザーが多く、ファッション系・コスメ系などの大手企業も多く活用しています。

<はてなブックマーク>

はてなブログは、ライフスタイルから働き方、育児・教育など、あらゆるジャンルで自由に発信できる無料のブログサービス。「はなてブックマーク」というサービスあり、気に入った記事に「はてなブックマーク」をつけることができ、これが多いほどユーザーの興味・関心を集め、集客することが可能です。10以上のブックマークがつかない記事は被リンクが無効化されていますが、逆に言えば良質な記事を作ってより多くのブックマークを獲得できれば効率よく大きな被リンク効果が見込めます。

<ペライチ>

高品質なホームページが簡単に作れるホームページ作成ツール。ここで自社サイトの概要やサービスを紹介するページを作成し、被リンクを貼ることができます。デザイン性が高く、見栄えのするホームページが作れるだけでなく、ペライチ自体のドメインパワーも非常に強いため、高い被リンク効果が望める人気のサイトです。

<Amebablog(アメーバブログ)>

無料ブログの中でも知名度の高さでよく知られているのが、アメーバブログです。利用者数だけでなく閲覧者数も非常に多いため、良質な記事を作成して人気が高まれば多くの関心を集めることができ、被リンク対策としても高い効果を望むことができます。

<Wantedly(ウォンテッドリー)>

Wantedlyは、求人情報をベースに仕事の可能性や人脈を広げ、あらゆるビジネスの情報収集に役立てることができるビジネスSNSです。ビジネスに特化しているため、ダイレクトに自社サイトのPRを行いながら被リンクを獲得することが可能です。

<Ownd(オウンド)>

手軽にホームページやブログが作れる作成ツール。被リンク対策として自社サイトに関連する新たなサービスサイトを作ってそこからリンクを貼りたいと考える方におすすめです。洗練されたおしゃれなテンプレートが豊富で、スマートフォンアプリからホームページを作成することも可能。無料で利用できるスタンダードプランと有料のプレミアムプランが用意されています。

<企業紹介サイト>

様々な業界の企業情報や新商品・サービスのプレスリリースなどを発信するB to Bビジネスメディア「InnovationS-i(イノベーションズアイ)」や、企業情報検索サイト「フィーリー」などの企業紹介サイトに登録することで被リンクを獲得するという方法もあります。必ずしもすぐにSEO効果が期待できるというわけではありませんが、より多くの企業に自社の商品やサービスを知ってもらうことが可能。そこからビジネスチャンスが広がっていく可能性もあります。

被リンクの効果がない掲載サイト例

以下に紹介するサイトは、クローラーにリンクを認識させない「nofollow」属性のサイトです。これらのサイトに記事を投稿し、そこから自社サイトへ被リンクを貼ったとしても自社サイトの検索順位に影響することはありません。しかし、被リンク獲得にこだわらないのであれば、noteのように人気の高いサイトに記事を発信することで見込み顧客の集客につなげることは可能です。

■note(ノート)
ブログを通じて文章や写真、画像、動画を使って自由に自分の作品を発信できるサイト。ただし、企業向け情報発信プラットホームである「notepro」であればnofollowがついていないので被リンク獲得が可能です。

■Pinterest(ピンタレスト)
画像を中心に様々な情報を探すことができるSNS。

■Wikipedia(ウィキペディア)
フリーの多言語インターネット百科事典。

■Twitter(ツィッター)
誰でも自由に自分の意見を投稿できる世界的なソーシャルネットワーキングサービス。これについては、Google自らが被リンクの効果はないと公表しています。

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被リンクの注意点

被リンクの注意点

最後に被リンクにおける注意点をいくつかご説明します。これらを理解していないとせっかく獲得した被リンクも無駄になってしまったり、時にはペナルティを受ける対象となってしまう恐れもあるからです。以下の点に注意しながら、良質な被リンク獲得を目指してSEO効果へつなげていきましょう。

被リンク購入は良質なサイトか見極める必要がある

最初に申し上げておくと、Googleはガイドラインで被リンクの購入を禁止しています。購入したことがGoogleに報告されると、そのリンクは一切評価されません。それでも購入するのであれば、購入先が良質なサイトであるかどうかを慎重に見極める必要があります。確かに購入すれば安易に被リンクを獲得することが可能ですが、大きなリスクが伴う可能性が高いことも覚えておいてください。

ドメイン分散、IP分散

検索エンジンは同一のIPやドメインから発信されているリンクよりも、分散されたIPやドメインから発信されているリンクを好む傾向があり、検索結果でも上位表示されやすいと言われています。なぜなら、複数のサイトやテキストから被リンクが発信されているにもかかわらず、IPやドメインが同一であれば明らかに不自然だからです。

サテライトサイトなどから被リンクを行う場合は、リンク元のサイトやテキストがIP分散、ドメイン分散されているか事前に確認しておきましょう。

リダイレクト設定を行う

サイトを運営していく中で、状況によってはページを削除したり、非公開にしたりするケースも出てくるでしょう。そのような時は、必ず301リダイレクト設定を行うようにしてください。この設定をしておかないとせっかく獲得したリンクが切れてしまい、無駄になってしまいます。訪れてくれたユーザーが自動的に新しいページへと移動できるようにしておくことが大切です。

短期間で被リンクを集中させすぎないように

検索エンジンから良質であるとみなされる被リンクは、サイトや記事がユーザーに評価され、自然につけられていくリンクです。もともと被リンクの獲得は長期的な視野で取り組んでいくもの。早く効果を出したいからといって、無理やり被リンクを獲得しても意味がありません。よっぽどのことがない限り、短期間で一気に被リンクが増えれば検索エンジンからも不自然だと判断され、目をつけられるかもしれません。

多少時間がかかっても、より良質な記事の作成を通じてサイトをじっくりと育てていくことこそ、着実に被リンクを獲得できる近道であることを理解してください。ユーザーが「このサイトは役に立つ」「有益な情報を入手できる」と思ってくれれば、被リンクは確実に増えていくはずです。

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