リスティング広告

2019.01.28 (月)

リスティング広告の基本。広告文のルールと作り方について

リスティング広告の基本。広告文のルールと作り方について

リスティング広告では、第一にユーザーの気を引くような広告文が書けるかがポイントとなってきます。
しかし、文字数制限があるため、短い文字数で効果的な広告文を作るのには案外難しく感じることでしょう。

リスティング広告で集客をするためには、「クリックに繋がる広告文作り」が必要です。
難しいと悩む人も少なくありませんが、あるコツを習得することで、短くても伝わる効果的な広告文を作ることができます。

ここでは、広告文作成の文字数制限についてや、効果を高める広告文作りのコツについて解説します。

広告文作成の基本

広告文作成の基本

リスティング広告を初めて書く人は、どのようなフォーマットで書くべきか、文字数はいくつかなど、まずは作成の基本について理解しておきましょう。

リスティング広告作成において、GoogleとYahoo!に共通している文章の構成は、以下の通りです。

■広告見出し①:全角15文字まで (半角30文字以内)
■広告見出し②:全角15文字まで (半角30文字以内)
■説明文:全角40文字以内 (半角80文字以内)

※ひらがなカタカナにおいては、基本全角で入稿。英数字や全角・半角どちらでも可能

広告見出し①・②は、検索結果で「青文字」で表示される部分で、その下に説明文が表示される仕組みとなっています。

ユーザーにクリックを促すためには、この「見出し」部分で目に留まるような文章を作ることが重要で、さらに説明文でどんな記事なのかを明確にアピールしましょう。

また、実際に表示されるときには、広告見出し①と②は横に並んで表示されます。それぞれ15文字以内という制限がありますが、30文字で一文と考えるのもひとつの手です。

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広告文作成のルール

広告文作成のルール

広告文の作成には、細かなルールが存在します。
また、文字数制限は媒体共通ですが、表現上のルールはGoogleやYahoo!などの媒体によっても異なるので、注意が必要です。

完成してから「掲載不可」と言われないためにも、あらかじめ入稿規定を理解しておきましょう。

入稿ルールはとても細かく書ききれないため、基本的な規定についてまとめています。

入稿できる記号・できない記号がある

ビックリマーク「!」や、「\大人気/」といった記号を広告文に使用することは可能です。
強調したい単語や文章に使用するのが効果的です。

ただし、GoogleやYahoo!では入稿できる記号に違いがあるため、両方の媒体で広告を載せるる場合には念入りにチェックをしましょう。

Googleの場合の禁止事項

・見出しでの感嘆符「!」「?」の使用。説明文は1回のみ。
・記号の連続使用
・本来の意味とは異なる記号・数字・文字の使用
・標準的でない記号や文字の費用
・箇条書きや省略記号の使用
・数字や記号、句読点に人目を引くための過剰使用
・無効な文字やサポート対象外の文字

※引用元:グーグル広告ポリシー

https://support.google.com/adwordspolicy/answer/6021546?hl=ja

Yahoo!の場合の禁止事項

・同種の記号を1広告内で3回以上使用している
・同種の記号を連続使用している
・同種の開き括弧と閉じ括弧を1組として使用する
・全角と半角を組み合わせて使用している
・括弧記号を1広告内で3組以上使用している
※引用元:Yahoo!プロモーション広告 ヘルプ
https://ads-help.yahoo.co.jp/yahooads/guideline/articledetail?lan=ja&aid=51338&o=default

 

薬事法に引っかかる文章はNG

美容関係や健康食品などは、広告文にその効果を表現した文章を書くと思います。
その内容が、医療系・薬事系などでその効果を保証するような内容である場合は記載できません。

例えば、「美白化粧水」の場合、“透き通るような肌”などが可能ですが、“肌年齢マイナス10歳”などの表記は審査落ちの対象となります。

広告とサイトが一致していない

広告分に記載されている内容と、リンク先URLのサイトが一致していない場合、詐欺行為に当たるとして審査落ち対象となります。

また、リンクに自社が管理していないサイトを載せ、誘導する広告も禁止されています。

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同じ業界の広告は必ずチェックを!

同じ業界の広告は必ずチェックを!

リスティング広告を作成する際は、まず出稿しようとしているキーワードで実際に検索をしてみることから始めましょう。
そうすることで、競合他社がどのような広告を作っているのかを研究することができます。

魅力的なリスティング広告を作るためには、この「業界研究」が重要なポイントとなります。

他社広告を調べたときは、以下の項目に注目してみましょう。

・他社がどんなキーワードを使っているか
・どんな文言でアプローチしているか
・強みを何としているか
・キャンペーン、特典はどんなものを打ち出しているか
・商品、サービスの値段はいくらか

このように、他社がどのような広告配信を行っているのか、細かく調べることで、より他社との差別化ができている効果的な広告を配信することに繋がります。

さらに、リスティング広告では、ユーザーの反応が良ければ高い評価を得られ、検索上位に出やすくなるといったメリットがあります。

そのためには、検索されるであろうキーワードで表示される上位の広告は必ずチェックしておくべきでしょう。

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効果的な広告文を作るポイント

効果的な広告文を作るポイント

リスティング広告の基礎を学んだら、実際に効果を上げるための広告作りに取り掛かりましょう。

ユーザーがクリックしたくなるような、目立ちやすく分かりやすい文章を作れることがポイントとなります。

ここでは、リスティング広告の効果を高める有効的な広告文作成のポイントについてご紹介します。

①タイトルにはキーワードを入れる

リスティング広告は、検索をして初めて表示される広告です。
そのため、キーワードに対してどのようなタイトルを設定するかが、勝敗を決める大きなカギとなります。

広告文のタイトルには、必ずキーワードを入れましょう。

また、Yahoo!やGoogleでは、キーワードを広告に入れておくと、そのキーワードで検索されたときに文字が太字で表示される仕組みとなっています。

例えば、「沖縄・旅行」で検索した場合、
■海外旅行なら○○へ
沖縄旅行なら○○へ

というように、後者の方が文字が目立っていて、自分が探している情報に近いように感じます。

つまり、興味を引くタイトルにするためには、「複数のキーワードを盛り込むのではなく、状況に応じて絞り込む」方が効果的ということです。

②他社と違った点をアピールする

どんな業界でも、競合他社がいるため、同じサービスや商品を売り出す広告文となると、どうしても差別化が難しくなってしまうかと思います。

そのため、リスティング広告では他社との違いをアピールすることが大切です。
ユーザーに「どれも似たような会社だな」と思われないためには、他社と比べてどんな強みがあるのか、メリットを加えましょう。

差別化する魅力的なものとしては、

・割引
・キャンペーン特典付き
・送料無料
・○○%オフ
・○○件の実績
・即日
・品質
・業界最安値

などがあります。
自社の商品・サービスでこのような魅力があるものは、どんどんアピールしましょう。

自社の持つ強みをしっかり広告文で押し出すことで、他社に負けない広告作りができ、ユーザー獲得に繋がります。

③具体的な数字を入れるのも効果的

ユーザーの興味を引く広告文は、文字だけを並べるよりも、具体的な数字を入れるのが効果的と言えます。

例えば、

・送料無料980円
・売り上げ300万本
・業界最安値1,980円
・12月31日まで

など。
文章だけよりも数字を入れることでユーザーへ安心感や信頼に繋がりやすくなります。

また、クリック前の時点で具体的な数字を把握できることで、「高かったらやめる」「遅かったらやめる」といったように、クリック後の離脱を防ぐことにも繋がります。

このように、無駄クリックを避けるためにも、数字で説明することは効果的と言えるでしょう。

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CVに繋げる広告文を考えることが大切

CVに繋げる広告文を考えることが大切

リスティング広告における広告文の作り方について解説してきましたが、リスティング広告の最終的な目標は、ユーザーに商品やサービスを購入してもらうことです。

そのため広告文では、検索キーワードに対して、ユーザーが疑問におもうこと・欲しいと思うものの答えを出してあげる必要があります。

せっかく広告を配信しても、ユーザーの要求に答えられていなかったり、クリックがあってもCVに繋がらないものだと、広告費の無駄使いになってしまいます。

大事なのは、「ユーザーが求めているものは何なのか」を広告文にしっかり反映させることです。

・安さでアピールするのか
・品質やサービスでアピールするのか
・実績数でアピールするのか

など、複数の訴求方法があります。

「自社の商材にはどの訴求が一番最適なのか」を、分析や調節を重ねて研究していきましょう。

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