コンテンツマーケティング
2019.04.26 (金)
EFOをすることでコンバージョン率の改善が見込める!その理由とは
EFOはエントリー(入力)フォーム最適化のことを指します。
購入した商品があった際に、ユーザーの方々は入力フォームへと進みます。
そして、名前や住所等を入力していくのですが、実は入力フォームには落とし穴が沢山あります。
コンバージョン率が伸びない、直帰率が高いという場合、入力フォームに原因があるかもしれません。
購入意欲があるのに、入力フォームで離脱するユーザー数は意外に多く、EFOをするとコンバージョン率の改善が見込めます。
そのため、EFOは常にしておくべき。
そこで、本記事ではEFOのメリットや離脱率の高い入力ホームについてご紹介していきます。
また、改善方法もお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
▼目次
なぜEFOの優先度が高いのか?
EFOの優先度が高い理由として、メリットが大きいことが挙げられます。
名前や住所の記入をする申し込みフォームは、一見どれも同じように思えます。
しかし、実際に入力してみると、フォームAは快適に入力できたけど、フォームBは大変だったと意見が分かれることがあります。その違いによって、せっかく入力フォームまでたどり着いたユーザーを離脱させてしまうかもしれません。
そこで、EFO(エントリーフォーム最適化)を行います。コンバージョンが伸びないと悩んでいる方は、EFOができていない可能性があります。ユーザーの途中離脱を防ぐためにも、ストレスの感じない快適な入力フォームを完成させましょう。
では、EFOをすることでどのようなメリットがあるのか、詳しくご紹介します。
費用対効果
入力フォームにまで到達したユーザーは、商品等を強く購入したいと思っていることが多数。そのため、入力フォームを改善することで、コンバージョンへと導くことができます。
ランディングページの作成は費用が掛かるため、費用対効果を出さなければ損をします。別でコンテンツを作成することや広告を制作することは、さらに費用が掛かってしまうため、EFOのように改善をしてコンバージョンを伸ばす方が費用対効果が高くなります。EFOはユーザーだけでなく、運用側にとっても手間やコストを省けるマーケティング方法だといえます。
「面倒くさい入力フォーム」と思われる要素があれば要注意!
面倒くさいと感じる入力フォームはストレスを感じさせ、離脱する原因となります。
では、入力フォームにありがちな問題点をいくつかピックアップします。
面倒くさい入力フォームになっていないか、確認してみてください。
入力フォームが複数ページある
入力フォームが複数ある場合、「次へ」「次へ」と進むうちに、終わりが見えないと離脱してしまうケースがあります。できるだけ、入力フォームは1ページに納めるようにしてください。
また、垂直方向に入力フォームを設置する、1カラム仕様がおすすめ。
例えば、名前の場合
名前 【○○ ○○】と横に繋げるよりも、
名前
【○○ ○○】
と縦方向にすることで、分かりやすく、すっきりした印象を与えます。
スマホで入力する場合、横長にすると入力スペースの幅が減り、見切れてしまうことがあるので、間違った入力をする可能性があります。
そのほかに、
名前【○○】【○○】と
入力をフォームを分けてしまうと、クリック(タップ)する回数が増えるため、
名前 【○○ ○○】と
一つの欄で全て入力できるようにしましょう。
項目数が多い
最もストレスを感じやすい問題点が、入力フォームの項目数です。
名前や住所、電話番号の記入ならすぐに終わりますが、アンケートや様々な個人情報の入力を必要とする場合、手間が掛かり、面倒くさいと感じる可能性があります。
入力箇所は最小限にするだけで、離脱を防ぐことができます。
さらに、郵便番号を入力すれば、以下の住所が自動で入力される機能を搭載すると、よりスムーズに入力できます。
電話番号や郵便番号はハイフンを省いて入力できるように工夫しておくこともおすすめです。
エラー表示の場所が分からない
入力完了後、エラーが出て、記入し直すことは大変だと思います。また、どこにエラーが出たのかわからないこともストレスに感じるはず。
そこで、入力エラーはあればリアルタイムでお知らせできるようにしておけば、早い時点でミスに気付くことができます。
また、大文字/小文字、カタカナ/ひらがななど指定がある場合はミスが増えやすいため、例を記載することをおすすめします。
入力フォームが小さい、タップできない
スマートフォン向けのEFOになりますが、入力項目をタップしたいのに小さすぎて反応しない、違う所をタップしてしまうなどは、ユーザーのストレスに繋がります。
男性の指でもタップできるくらい大きく作ることが大切。
チェックボックス等を設ける際にも、大きめのボタンを作っておきましょう。
リセットされる
入力途中に違うサイトに飛んでリセットされたとなれば、再入力が面倒なはず。
リセットされないように工夫をするか、違うサイトに飛ぶ前に「本当にリンクしても大丈夫か」確認するお知らせを取り入れてください。
また、入力フォーム欄には別のリンク先や広告などを設けないようにして、ユーザーが入力フォームに集中できるようにしておきましょう。
EFOが必要な離脱率が高いフォームの特徴
面倒くさい入力フォームと思われる要素をいくつかご紹介致しましたが、当てはまるものがある場合、今すぐLPOを行うべき。
「入力項目が多くて面倒に感じる」「エラーが出て入力途中だけど離脱した」「最後まで入力したのにリセットされて再入力が面倒」と、ストレスを感じさせることは離脱する要因になります。
また、パソコン、スマートフォンどちらから閲覧しても対応できるようにしておきましょう。
最近ではスマートフォンから閲覧される機会が増えているため、パソコン仕様だけでは画面からはみ出て分かりづらいなどのストレとなります。
フォームは1カラムのスッキリした状態にしておくこと。また、指でタップしなければいけない部分は、大きく作ってください。
細かな気配りこそが、離脱率を減らして、入力完了率の向上に繋がります。
ストレスの感じる入力フォームになっていないか、確認してみましょう。
ストレスのない入力フォームに改善
ストレスを感じることなく、快適に入力できるようにするために重要なポイントをまとめます。
必須項目の強調と申込ボタンのタイミング
どの項目が必須なのかを明確にしなければ、エラーの原因となります。
必須入力欄に色付けるなど、誰でも分かるように工夫してください。
1度、エラーが出てしまうとモチベーションが下がる原因となります。
入力不備はリアルタイムでお知らせするようにしてください。
そして、何に対してのエラーかも表示すると親切です。
例えば、カタカナで入力するところをひらがなにしてしまった場合、入力欄の横に「カタカナ入力です」と表示して、例を示すと誰でも分かります。
このように、エラーをできるだけ出さない工夫を施しましょう。
また、申込ボタンは記入漏れがなく、エラーがない状態になってから表示させるうよにすれば、送信後のエラーを防げます。
自動機能と半自動機能はできるだけ取り入れる
自動機能は入力数を減らせるため、ストレスを軽減させられる可能性があります。また、操作ミス等も防げるため、エラーの確率を減らすことができます。
また、半自動機能にはなりますが、全角や半角に自動変換してくれるように設定することや、スマートフォン向けに適したキーボードが現れるように設定しておくこともおすすめ。
まとめ
まずは自分で入力フォームを使ってみることで、離脱の原因が見えてくると思います。
ユーザーの視点に立つことを忘れないでください。
もし少しでも、いらいらする要因があれば、すぐに取り除くようにしましょう。
EFOはユーザー、運用側どちらにも大きなメリットがあるため、コンバージョン率に伸び悩んでいる方は今すぐ実施してください。
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