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2022.01.19 (水)

検索順位が上がらない4つの理由! 改善方法と一緒に解説

検索順位が上がらない4つの理由! 改善方法と一緒に解説

・せっかく記事をアップしているのに、狙ったキーワードの検索順位が上がらない。
・どのようにしたら上位表示を取れるのか、具体的な方法を知りたい。

自社サイトを運営されている方に、このような悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は検索順位が上がらない理由と、順位を上げる具体的な方法について解説します。
あらゆる可能性をまとめたので、検索順位を改善したい方はぜひご覧ください。

検索順位が決まる仕組み

検索順位が決まる仕組み

「なぜ検索順位が上がらないのか」「どうすれば検索順位を上げられるのか」を理解するための基本として、冒頭部では順位が決まる仕組みを解説します。

Googleはユーザーを最も大切にしている

検索順位を上げるために一番大切なことは、ユーザーとGoogleの両方に「有益だ」と認識される記事作り・サイト作りです。
Googleが設立後数年以内に策定した「10の事実」における第一の事項として、次のような言葉があります。

「​​ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。」
出典:Google「Google が掲げる10の事実

この言葉から、Googleがいかにユーザーを大切に考えているかが分かります。
事実として2011年頃より、ユーザーに全く価値を与えないサイトは検索上位に表示されなくなりました。

検索順位が決まる流れ

それでは、ユーザーの意図を正確にくみ取りニーズに一致した記事を上位表示させるために、Googleはどのように検索順位を決めているのでしょうか。
以下が具体的な流れです。

  • クローリング:GoogleがWebサイト上の記事を発見する。
  • インデックス:Googleが記事をデータベースに登録する。
  • ランキング:Googleが記事の検索順位を決める。

クローリング

記事をインターネット上に公開すると、Googleが開発したクローラというロボットが巡回してきます。
クローラは何もしなくてもやがてWebサイトを発見してくれますが、ページをより早い段階で発見してもらうには、こちらから申請することをおすすめします。
Googleサーチコンソールにて検索データベースに登録することで、簡単に申請することが可能です。

インデックス

クローラが情報を正確に読み取り、Google検索エンジンのデータベースに登録されることをインデックスと呼びます。
インデックスが行われることで初めて検索結果に表示されるようになるため、SEO対策において重要です。

ランキング

ユーザーがキーワードを使い検索した際、インデックスの過程で登録されたWebサイトがランキング形式で表示されます。
Google検索セントラルの「Google検索の仕組み(入門向け)」に掲載されているランキング上位に表示されるための要素として以下が挙げられます。

  • 有益なコンテンツであること
  • モバイル対応であること
  • ページの表示が速いこと
  • Google のウェブマスター向けガイドラインを遵守していること

ページの表示速度についてはSEOにおける評価の基準に入っています。

下記の記事でも詳しく解説しています。
関連記事:ページ表示速度の改善方法9選、遅くなる原因、指標、ツールを解説

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検索順位が上がらない4つの理由

検索順位が上がらない4つの理由

下記では「検索順位が決まる仕組みは理解できたが、検索順位が上がらない理由が分からない」という疑問にお答えします。
検索順位は様々な要因が絡み合って決定されているため、全てを紹介することはできませんが、ここでは代表的な4つを紹介します。

サイトを開設してまもない

解説してから間もないサイトである場合、Googleのクローラがまだサイトを正しく評価できていない可能性があります。
Googleが提供している公式な情報においても、以下のように述べられています。

「成果が出るまで時間がかかることを忘れないでください。
変更に着手してからメリットが得られるようになるまで、通常は4か月から1年かかります。」

出典:Google検索セントラル「SEOが必要なケース

キーワードとコンテンツの内容が一致しない

通常、選定したキーワードをもとに記事を作成します。
検索順位が上がらない原因として、キーワードを検索するユーザーの心情が理解できていないことが挙げられます。
つまり、ユーザーの検索意図を汲み取ったコンテンツを作成できていないことを意味します。
また、タイトルや見出しはコンテンツの内容を端的に表したものにしましょう。
中身の内容がタイトルや見出しとずれていることも、検索順位が上がらない要因なりえます。

コンテンツに網羅性がない

Google検索エンジンは評価の際、コンテンツの網羅性を重視しています。
また、ユーザーによる評価の観点からも説明できます。
もし、網羅性の欠如によりユーザーが該当記事のみで問題を解決できなければ、別のサイトに流れてしまうでしょう。
逆に、ユーザーの意図をくみ取り様々な視点から解決策を提供できれば、ユーザーの満足度を高めることができ、別のサイトへ流れることはないでしょう。
1つのキーワードに対しても、初級者や中級者、上級者など複数のターゲットが存在し、検索意図も複数存在します。
初級者から上級者、どのターゲット層が読んでも問題を解決できるような記事にするためにもコンテンツの網羅性を重視しましょう。

Googleペナルティを受けている

以下のような場合、Googleよりペナルティを受けている可能性もあります。

  • サイトを開設して数年以上が経っている場合
  • なおかつ、定期的に良質な記事を更新しているものの検索順位が上がらない場合

Googleのペナルティとは、Googleが定めている品質のガイドラインに違反しているサイトに対してGoogleが課す罰則を指します。
ペナルティの対象になると「検索結果の掲載順位が極端に下がる」「検索結果から完全に表示されなくなる」などの影響を受けることがあります。

SEO対策ができていない

検索エンジンからWebサイトに訪問する人を増やし、Webサイトを上位に表示させる施策が適切にできていないと上位表示につながりません。

内部SEO対策 外部SEO対策
内部リンクの設置、altタグなどサイト内を整える対策 SNSや外部サイトを活用し、外部サイトからのリンクを増やす対策

とくに、内部SEO対策が適切に実行されていれば、検索順位が上がり、サイト流入を増やすことができるでしょう。

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検索順位を上げる9つの方法

検索順位を上げる9つの方法

検索順位を上げるより具体的な方法として、9つの内部SEO対策について下記で解説します。
SEO対策は総合力です。
自社サイトで1つでも未着手の項目があれば、すぐに実行しましょう。

潜在ニーズを読み取り、内容の質を上げる

GoogleがSEOにおいて最も重視している点はコンテンツの質を上げることです。
読者にとって有益な情報を提供できないと、他のどんなSEO対策を行っても効果は期待できません。
そこで、内容の質を上げるために読者の潜在ニーズを意識しましょう。
たとえば「筋トレ 方法」と検索する読者は、もちろん筋トレの方法を知りたいと考えています。
しかし、潜在的には「もっとカッコよくなりたい」「もっとモテたい」「もっとスポーツで競技能力を上げたい」と考えている可能性があります。
このように、潜在ニーズを汲み取り作成した記事は読者の満足度を上げることができるでしょう。

適切なキーワード選定をする

上位表示を狙いたいキーワードを選定する際は「どんなキーワードがどれくらい検索されているか」「競合はどれだけいるか」を意識しましょう。
検索数がそれなりに多く、かつ競合の少ないキーワードを選定し、それに沿った記事作成は検索順位を上げるために効果的です。
キーワード選定の方法については以下の記事で詳しく解説していますのでよければ参考にしてください。
SEOのキーワードの探し方とは?コツやツールなどをご紹介します

タイトル・見出しにキーワードを含める

記事のタイトルや見出しには、選定したキーワードを入れましょう。
キーワードを適切に盛り込むことで、検索エンジンにそのページ内容を伝えることができます。
また、タイトルに選定したキーワードが含まれていると、ユーザーが自分の欲しい情報だと判断しやすくなります。
ただし、キーワードを不自然に詰め込むと読みにくい文章になってしまうため、適度に含めるようにしましょう。
加えて、過度にキーワードを詰め込むと、Googleからスパム認定を受ける危険性もあります。
タイトルや見出しの作成方法については以下の記事で詳しく解説しています。
SEO対策の基本!hタグ(見出しタグ)の効果的な使い方とは?

目次を作成する

記事内に目次を設置することで、クローラがコンテンツを理解しやすくなります。
なお、目次は適切なhtmlタグで記述すると、検索結果ページに表示されることがあります。
また、WordPressを使用している場合は、Table of Contents Plusという無料プラグインを使えば目次を自動で生成できます。

meta descriptionタグを使用する

meta descriptionタグを使用する

meta descriptionタグを利用して挿入した文章は、赤枠部分のようにタイトル直下に表示されます。
これにより、クリック率の増加が期待できます。
meta descriptionはワードプレスの記事作成画面で設定可能です。
短く簡潔にキーワードを入れ込みながら、ページ内容の要約を書くようにしましょう。

meta descriptionタグを使用する

内部リンクを貼る

自社サイトの関連記事へ内部リンクを設置することで、サイト内におけるクローラの巡回を促すことができます。
内部リンクとは同じWebサイト内にあるページと別のページをつなぐリンクのことです。
内部リンクを設置することによって、クローラがサイト内を回遊しやすくなり、Googleのインデックスが早くなったり、よりよい評価をされやすくなったりという効果が期待できます。
また、関連情報を提案することでユーザーにとっても利便性が高くなるでしょう。
内部リンクについては以下で詳しく解説しています。
内部リンクとは?貼り方やSEO効果、コツなど最適化方法を解説

画像にaltタグを使用する

altタグとは、画像の内容を検索エンジンに伝える代替テキストです。
検索エンジンは、画像そのものを認識することはできません。
その際、altタグを設置することで「画像の内容が何であるか」を検索エンジンに正しく伝えることができます。
altタグは以下のように記述することで簡単に設置可能です。
<img src=”画像のURL” alt=”画像の説明”>以下は具体例です。
<img src=”baby.jpg” alt=”お母さんと一緒に笑っている赤ちゃん”>WordPressの場合、画像の選択・編集画面で「代替テキスト」という項目に記入します。

画像にファイル名を設定する

先述のaltタグと同様、画像にファイル名をつけることで、検索エンジンに正しく画像の情報を伝えることができます。
また、ユーザーは欲しい情報を探すために画像検索を利用することがあります。
そのため、画像にファイル名を設定しておくと、Google画像検索からユーザー流入を獲得することができます。
よって、ファイル名はimage.jpegではなく、baby.jpegなどと具体的に設定しましょう。

リンク切れの有無を確認する

記事内にリンク切れのURLがあると、Googleクローラに「記事のメンテナンスができてない」と判断されます。
また、ユーザーにとっても不親切で、質の低いサイトと評価されてしまう可能性があります。
リンク切れの記事リンクが設置されていないかを定期的に確認しましょう。
WordPressを使用している場合は、Broken Link Checkerという無料プラグインで簡単にリンク切れのチェックができます。

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サイト全体のユーザビリティを向上させる3つの方法

サイト全体のユーザビリティを向上させる3つの方法

クローラの評価だけでなく、ユーザビリティを上げることも大切です。
ユーザビリティとは、日本語で使いやすさを意味します。
Webマーケティングでは機能性の高さや操作の手軽さといった、Webサイトの使い勝手を指す概念です。

なぜユーザビリティが大切か

繰り返しになりますが、最も大切なことはユーザーを第一に考えることです。
ウェブユーザーは、面倒くさがりで根気がないという特性を持っているとよくいわれます。
どのように内容のよい記事を作成しても、使い勝手が悪いサイトである場合は早い段階で離脱し、他のサイトに離脱してしまいます。
より長い時間記事に留まり読んでもらうためには、ユーザビリティを高めることが必要不可欠なのです。
ユーザビリティを高めるために、ページ速度を上げ、スマホでの見やすさを改善しましょう。
以下で具体的な方法をご紹介します。

ページ速度を上げる

ページ速度が遅い場合、Webサイト離脱につながる可能性があります。
一般的に表示速度が1秒から3秒に落ちると、直帰率は32%上昇すると言われています。
画像などのページ内における最大のファイルが2.5秒以内に表示されるスピードが望ましいとされています。
具体的にできる対策として、画像サイズを軽量化することが挙げられます。
とくに、スマホやタブレットなどのモバイル端末では、画像サイズを小さくするだけでもページスピードに劇的な変化を与えられます。
他にもいくつかページの表示速度を上げるための施策があります。
以下で詳しく解説していますので参照してみてください。
ページ表示速度の改善方法9選、遅くなる原因、指標、ツールを解説

スマホでの見やすさを改善する

現在、ウェブサイトを訪れるユーザーの60%以上がスマホで閲覧しているといわれています。
そのため、スマホでの見やすさを向上させることは必須です。
とくに、以下の4つを意識しましょう。

  • コンテンツが画面内に収まっていること
  • テキストや画像が読みやすいサイズであること
  • 閲覧できないコンテンツが含まれていないこと
  • ボタンの大きさが適切であること

パンくずリストを設置する

Webサイトにおけるパンくずリストとは、閲覧中のページがWebサイト内のどの位置にあるのかを示したものを指します。
通常は記事の最上部、または最上部と最下部の2箇所に設置されます。

パンくずリストを設置する

パンくずリストを設置すると、ユーザーがWebサイト内で迷いづらくなり、必要な記事を見つけられるというメリットがあります。

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SEO対策ならDreamLabまで

SEO対策ならDreamLabまで

検索順位を上げるために大切なことは、ユーザーとGoogleのクローラの両方に「分かりやすい」と認識されるようなコンテンツ・サイト作りです。
難しく感じたかもしれませんが最初は1、2項目からでも実際に取り組んでみると理解できるので、ぜひ今から実践してみてください。
また「SEO対策をしているけどなかなか効果がでない」「プロに相談して着実に進めたい」といった思いをお持ちの方は、ぜひ一度DreamLabへご相談ください。
お問い合わせはこちらから:大阪SEO対策ならWeb集客のDreamLab

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