リスティング広告

2019.01.28 (月)

リマーケティング広告の効果を引き上げる配信テクニックを伝授

リマーケティング広告の効果を引き上げる配信テクニックを伝授

リマーケティング広告とは、一度サイトに訪れユーザーへ向けて、再訪問を促すために使われる広告のこと。
一度離脱してしまったユーザーに再度アプローチができること、ネット広告の中でも費用対効果が高いと言われていることから、新たに始めようという企業も多いのではないでしょうか?

しかし、実際にリマーケティング広告を運用するとなると「どのように設定したらよいのか」「成果を出せる効果的な運用方法が分からない」といった悩みが生まれるかと思います。

ここでは、リマーケティング広告の活用術や、効果を上げるコツについて解説します。

 

リマーケティング広告は目の前のCVを増やすのに効果的

リマーケティング広告は目の前のCVを増やすのに効果的

WEBサイトを見ていると、広告表示のところに、以前見た商品やサービスが表示されることがあると思います。
その広告のことを「リマーケティング広告」と呼び、一度興味を持ってくれたユーザーに、再訪問を促すために使われます。

この広告手法あ2010年から徐々に普及し始め、現在ではディスプレイ広告の多くにリマーケティング広告を活用しているという企業も多く、より効率的な広告手法として注目されています。

では、なぜリマーケティング広告がそこまで多くの企業で活用されているのでしょうか?

結論からいうと、効率よくCVに繋がる見込みがあるからと言えます。
サイトに訪れるユーザーを増やすためにリスティング広告を導入している企業も多いですが、実際にサイトに訪れても、成果に繋がらず離脱してしまったというケースも少なくありません。

しかし、リマーケティング広告であれば、一度興味や関心を持ってくれたユーザーに向けて再度アプローチできるため、それだけ成果に繋がる可能性が高いと考えられます。

掲載するサイトは検索広告とは異なり、実際の提携サイトに広告が表示されるので、目に留まりやすいといった特徴があります。

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動的リマーケティング広告で効果を上げる

動的リマーケティング広告で効果を上げる

過去のサイト訪問者やアプリの利用者に対して、再度広告を表示させるリマーケティング。
しかし、さらに進めた「動的リマーケティング広告」では、ユーザーが過去に閲覧した商品やサービスを含む広告を表示することができます。

さらには、ユーザーごとにカスタマイズされたメッセージを使用することができるため、過去のサイト訪問者を呼び戻し、見込み客の獲得、CVアップに繋げることができるのです。

一歩進めてターゲットにアプローチできる動的リマーケティング広告では、以下のような利点を持っているのが特徴です。

■商品やサービスに合わせて広告サイズを自動調節できる

動的リマーケティング広告では、商品やサービスに合わせて広告サイズが自動的に調節できるため、広告枠全体を効率よく活用できるメリットがあります。
さらには、登録したフィードデータを使用することで、人気の高い商品やユーザーが過去に閲覧した商品に基づいて、最適な広告を表示してくれます。

■ターゲットに絞った広告を見せることができる

リマーケティング広告では、過去のサイト利用社の中から、「この商品を見た人にはこの広告を見せる」ということができます。
例えば、ファッション系サイトでバッグを見ている人には、ドレスやスニーカーを見せても意味がありません。バッグを探しに来た人にはバッグの広告を見せることで、より広告の成功率が高まります。

さらには、地域や曜日、時間帯によってもターゲットを絞った広告を見せることも可能です。情報を柔軟に組み合わせることでターゲティングができ、CV率を最大に高めることに繋がります。

■広告費の浪費を防ぐ

“アマゾンにおすすめ商品の広告が表示される”
これは動的リマーケティング広告の代表です。
商品を見た人に、その商品の広告やそれに近い商品を出すことで、広告費の費用対効果が非常に高くなる傾向にあります。

特に、商品数の多いネットショップや、情報量が多いポータルサイトなどでは、通常のリマーケティング広告よりも動的リターゲティング広告の方が高い成果を上げやすいことが分かっています。

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リマーケティング広告の成果を上げるコツをご紹介

リマーケティング広告の成果を上げるコツをご紹介

リマーケティング広告の効果を十分に発揮させるためには、適切なタイミングで適当なターゲットに広告を見せることが重要です。

サイトに来た人を単に追いかけるのではなく、確実にCVに繋げるためには以下のポイントを抑えておきましょう。

・誰に見せるのかを具体的にイメージして対象を絞る
・ターゲットが欲しがるものは何なのか
・いつ広告を見せるのが効果的なのか
・どの媒体で広告を見せるのか
・広告の文字や写真の使い方はターゲット層に響くか
・利益が確保できる予算設定ができているか

これらは、マーケティングにおいて最も基本的なことですが、リマーケティング広告においてはより細かなターゲティングが大切です。
漠然としたアイディアだけでなく、細かな検討を行うようにしましょう。

このポイントを抑えながら、リマーケティング広告の成果を上げるコツについてご紹介していきます。

ユーザーに合った配信面を選ぶ

リマーケティング広告において、配信面を選ぶことはCVアップに関係ないと考える人も多いようですが、人を狙った広告とはいえ、配信面によって大きくCV率は変動します

リマーケティング広告の主な出稿媒体はGoogle・Yahoo!となりますが、それぞれ広告が配信できる場所が異なることをご存知でしょうか?

Googleのリマーケティング広告では、GmailやGoogleのパートナーサイトなどの配信され、Yahoo!ではYahoo!のニュース面や知恵袋などのパートナーサイトに広告が掲載されます。

つまり、見込み客が良くGoogleを見るユーザーであれば、Yahoo!にリマーケティング広告を出稿しても、効果は低いと考えられます。

どのため、見込み客がどのようなサイトを使っているのか、配信面を明確にして考えることが重要です。

ニーズに合わせて配信量を増やす

一度サイトに訪問したユーザーに再度アプローチするリマーケティング広告ですが、そのユーザーの中でもさらに「どこまでページを見たか」によって配信量を変えるのが効果的と言えます。

例えば通販サイトにおいて、トップページだけ見て離脱してしまったユーザーよりも、商品詳細ページ、買い物カゴページまで見たユーザーの方が、アプローチする価値が高いといえます。

さらに、買い物カゴまできたのに買わなかったユーザーは、最もニーズが高いといえ、成果に最も近いユーザーと言えます。

リマーケティング広告では、ページの断層によってリスト作成ができるため、よりニーズの高いリストには入札を高くし、配信量を増やすのもひとつの手法です。

サイト訪問からの期間を調整する

リマーケティング広告では、ユーザーがサイトに訪問してからの期間によって、広告を配信するように調整できます。

業種によって期間が異なりますが、できるだけ訪問から短期間で広告を配信することが効果的と言われています。

通販サイトの例で例えると、商品ページを見て離脱してしまったユーザーがいるとします。
そのユーザーへ1日以内に広告を配信するのか、30日以上経ってから配信するのでは、1日以内に配信する方が成果が出る可能性が高くなりやすいでしょう。

そのため、もしリマーケティング広告で成果が上がらないという場合は、配信期間ごとのリストの効果を調べてみましょう。効果がこれ以上見込めない場合は、そのリストを除外するといった対応もあります。

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効果的なリマーケティング配信方法

効果的なリマーケティング配信方法

リマーケティング広告は、様々な設定方法が自由に活用できることが魅力です。

より有効的に活用するためには、様々な手法がありますので、なかなか成果が上がらないという場合には実践してみてはいかがでしょうか。

以下に、効果アップに繋がる配信方法についてまとめてみました。

有効期間ごとに入札単価を変える

広告を配信するリストは、サイトに訪問してから期間が設定できるとお伝えしました。

この期間が短いほどCV率が高く、期間が長くなればCV率も低下する傾向にあるため、ユーザーへの有効度が高い期間に設定することがポイントです。
より早くアプローチしたい場合には1日、7日などを設定しましょう。

さらに、その期間に応じて入札価格を変えて、CVを得られる確率が高いユーザーアプローチするのが効果的です。

ただし、消耗品などの一定のサイクルでユーザーが商品を購入する商材の場合には、有効期間が早ければ良いという訳ではありません。

購入してから再購入までどれくらいの日数がかかるかを調べ、買いたいと思う時期に広告を配信すると効果的です。

②CVを獲得したユーザーを除外する

一度購入すれば再購入が難しい商材については、既にCVを獲得したユーザーへの配信を除外することも効果的です。
購入サイクルが長く、CV母数が大きい場合には、ぜひ実践してみてください。

また、配信対象の除外が「人」ではなく、「配信面」に対して除外する方法もあります。

アプリ収益の仕組みには、パズドラに代表されるような「課金型アプリ」と、アプリ内の広告掲載によって収益を上げている「非課金型アプリ」があります。
非課金型のアプリでは、いかに広告をクリックしてもらえるように設計されているため、意図しない無駄クリックが起こりがちです。

そのため、スマホにもリマーケティング広告を配信している場合には、アプリへの広告配信を除外したほうが、費用対効果が改善しやすいといえます。

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