リスティング広告
2020.04.08 (水)
リスティング広告の運用効果・費用対効果を高めるための3つのコツ
リスティング広告はユーザーが検索したキーワードに連動して表示される広告ですが、その効果を高めるためのコツは大きく分けて3つあります。
・無駄を削る
・安く掲載する
・コンバージョン率を上げる
以上のポイントをおさえることで、さらに運用効果や費用対効果の高いリスティング広告の運営が可能です。
この記事では、運用効果・費用効果を高めるためのコツについて詳しく説明します。
▼目次
■無駄なコストを削る方法
検索クエリを調査し、除外キーワード設定を行う
無駄なコストを削る方法のひとつが除外キーワードの設定です。
除外キーワードを設定せずに、部分一致キーワードのみの偏った運用をしている場合、全く意図していないキーワードで露出されることになります。
部分一致キーワードのみに頼った運用は、露出機会が増える分、無駄なコストも発生してしまいがちというリスクがあります。
これを避けるために重要なのが除外キーワード設定です。
除外キーワード設定は検索クエリを調査して行います。
検索クエリを確認し、部分一致キーワードによって掲載された不要なワードを抽出し、除外キーワードに設定します。
上手く除外キーワード設定と部分一致キーワードを利用することが、リスティング広告の効果を高めるコツの1つです。
デバイス別配信比率の見直し
無駄なコストを削るためのコツの1つとなるのが、デバイスごとの配信比率の見直しです。
業種にもよりますが、PCのCPAがスマートフォンと比べると悪いケースが多々あります。そういう時はPCの配信比率を下げましょう。
PCとスマートフォンの配信状況を確認し、より効果の高いデバイスの比率をあげることでコストの無駄を解消できます。
検索パートナー、ディスプレイネットワークへ配信がされていないか
検索パートナーは、Googleのパートナーとして広告掲載する検索ネットワークサイトです。
Googleアドワーズでは、検索パートナーへ配信されるように初期設定の段階でなっています。
初期設定を変えていない状態だと、Googleと連携しているサイトに広告が表示されてしまいます。
検索パートナーへの配信を確認、見直しをすることでコストの無駄の削減が可能です。
また、ディスプレイネットワークへの配信も同時に確認します。
ディスプレイネットワークとは、広告媒体と提携するブログなどにバナーなどの形式で配信する手法のことです。検索連動型広告と比べると費用対効果は低いケースが多いので注意が必要です。
検索パートナーへの配信と同様に、ディスプレイネットワークへの配信を確認、見直しをすることがコスト削減に繋がります。
ユーザー属性の見直し(年齢、性別など)
無駄なコストを削減するには、不要となる要素をつぶしていく必要があります。
ユーザー属性に応じてキーワードや入札単価の設定を行う場合、きちんとターゲットに沿ったユーザー属性に設定することが重要です。
性別や年齢など、ターゲットユーザーに十分なアプローチができているのか見直すことで、コストの削減が可能となります。
■安く掲載する
入札単価を調整する
費用効果と費用対効果を高めるためには、適切な価格でリスティング広告を掲載することも大切です。
入札単価を見直し、入札単価が不適切であれば調整する必要があります。
入札単価を決めるためには、キーワードプランナーなどを利用して調べられます。
相場を把握し、自社の目標値と照らし合わせることで適切な設定が可能です。
収益を最大限に見込める数値を算出して入札単価を調整できれば、リスティング広告をより安価なクリック単価で掲載が期待できます。
品質スコアを上げる
リスティング広告の広告ランクは、掲載順位に影響する大切な要素です。
広告ランクを上げるためには、入札金額と品質スコアが重要になります。
品質スコアをあげられれば、入札金額をおさえつつ表示順位を上げることが可能です。
品質スコアで重要な要素は、広告のクリック率や広告の関連性、ランディングページの利便性です。
ユーザーが検索した時に、リスティング広告の内容とリンク先とキーワードがどの程度マッチしているかで品質スコアは決まります。
適切なキーワードの設定や広告の最適化し、品質スコアを上げることで広告掲載費用を安く抑えられます。
マッチタイプを見直し
マッチタイプの見直しはリスティング広告の効果を上げるために必要な要素の1つです。
リスティング広告におけるマッチタイプとは、広告に登録したキーワードに近いキーワードが検索された際に、広告を表示する範囲を決める設定のことです。
どの程度キーワードにマッチしたら広告を表示するかを決めることで、クリックされる可能性を上げられます。
リスティング広告の効果を下げる要因となるのが、マッチタイプの範囲を広くしすぎたりと見当違いな設定をすることです。
適切にマッチタイプを設定することで、最終的にリスティング広告の費用効果・費用対効果を高められます。
■コンバージョン率を上げる
リターゲティング広告(リマーケティング広告)を実施する
リターゲティング広告とはサイトに一度訪問したユーザーに対し、広告を出すことです。
一度サイトに訪問してくれたユーザーに対して、テキストまたはバナー広告を表示させることが出来るので、コンバージョンの期待値が高いです。
リターゲティング広告を実施して、取りこぼしを防ぐことで全体のCPAを下げましょう。
RLSA広告を実施する
RLSAとは、「検索連動型広告向けリマーケティングリスト」の略称です。
RLSA広告はリターゲティング広告の中でも、検索型のリターゲティングです。
リマーケティングリストを活用し、一度サイトに訪問したユーザーに対してリスティング広告で広告露出を行います。通常のリスティング広告よりも何倍も費用対効果が良いケースが多いので全体のCPAを下げることが出来ます。
LPOを実施する
LPOとはランディングページの最適化のことです。
リスティング広告を掲載しても、訪問したユーザーが期待するランディングページを用意出来ていなければ、コンバージョンに繋がりません。
そうなることを防ぐためにLPOの実施が効果的です。
ランディングページを最適化することで、ユーザーを効率的にコンバージョンまでつなげることが可能になります。
■経験が大事
ここまで説明してきたように、費用効果高めるためには、迅速な課題の発見と解決が必要です。
リスティング広告を運用していくうえで、どの部分がボトルネックになりどこを改善していくかの判断には、多くの場合豊富な経験による判断が重要となります。
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