リスティング広告
2020.07.09 (木)
リスティング広告運用代行の相場や選ぶ際のポイントをご紹介します!
リスティング広告は今やマーケティングにおいて最も重要な要素の1つです。
「自社運用に限界を感じる」「よくわからないので広告代理店に外注したい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は自社運用、外注のメリットやデメリットに加え、リスティング広告運用代行を依頼する際の広告代理店の選び方をご紹介します。
▼目次
リスティング広告を運用する2種類の方法
リスティング広告を運用するには、自社運用と外注の2種類の方法があります。業態によってメリット、デメリットが存在するので、運用開始前にしっかりと特性を理解しておきましょう。
■リスティング広告を自社運用する方法
自社運用の場合は社内ノウハウが共有しやすかったり、社内連携が取りやすいといったメリットがあります。運用費に関しては人件費がかかるものの、外注よりは安価で済みます。
■リスティング広告を外注する方法
外注の場合は手数料がかかるものの、管理の手間が省け、ノウハウを取り入れた運用が可能です。
ただし、外注先を介するという特性から、レスポンス面で若干の問題も抱えています。
■どちらを選ぶべきかメリット・デメリットを解説
コスパを重視するのであれば自社運用の方が好ましいでしょう。
トラブルの際に専門的な対応を求める場合は外注をおすすめします。
リスティング広告 運用代行の外注手数料・運用費用の相場について
広告代理店によって代行してくれる業務の内容は手数料は大きく違ってきます。
外注を考えているのであれば、費用の形態や手数料の相場を把握しておきましょう。
■費用については、初期費用・月額費用の2種類が一般的
アカウントやキャンペーンの作成やキーワード選定などを行う初期費用と、A/Bテストやレポーティングなどを行う月額費用の2種類がリスティング広告の外注では一般的です。
■初期費用については会社によってまちまち、月額運用代行手数料は20%が相場
外注する業務の領域によっても手数料は変化しますが、基本的には広告費の20%が相場と言われています。外注を相談する場合には手数料に加え、どこまでの業務を代行してくれるかという部分も聞いておくことが重要です。
リスティング広告の運用代行で作業してもらえる一般的な内容は?
リスティング広告の外注はキーワード選定からA/Bテストの実施まで、幅広い作業をしてもらえます。運用開始時と開始後の2パターンにおける、作業内容を理解しましょう。
■運用開始時
運用開始前に必要なアカウントやキャンペーンの作成・設定はもちろんのこと、日当たり予算の算出やキーワード選定といった業務も開始時に代行してくれます。
掲載開始までに必要な項目はすべて対応してくれます。主な作業としては下記が挙げられます。
アカウント開設
計測タグの発行・設定
キャンペーン・広告グループのアカウント設計
キーワードの作成
除外キーワードの作成
マッチタイプの設定
広告グループの作成
広告文の作成
入稿
広告審査対応
セグメント・オーディエンス設定(地域・デバイス・年齢属性etc)
■運用開始後
運用開始後は除外キーワードのブラッシュアップや、広告文のA/Bテストを代行してくれます。
その他にも日当たり予算の調整やリマーケティング広告も代行してくれるため、基本的に任せっぱなしで問題ありません。掲載開始後に行うべきタスクとしては下記が挙げられます。
予算管理
レポート作成
クリック単価の入札調整
広告文・クリエイティブの追加・停止
新規キーワードの追加
除外キーワードの追加
マッチタイプの見直し
LPの見直し
レポート報告・定例会の実施
運用代行を外注する際の選ぶポイント
せっかく高い手数料を払っても、費用対効果が悪ければ意味がありません。良い外注先を見極めるポイントを理解しましょう。
■レポーティングを行ってもらえるか。レポートのサンプルを確認する
レポーティングを行ってもらえるかについては、最低限確認しておきましょう。
中には成果に関する報告がない悪徳業者も存在するので、十分に注意です。また、契約までにレポートのサンプルを見させてもらうようにしましょう。
■バナーやLPの制作も対応が可能か
年々リスティング広告のコストが上がって来ているので、成果を上げるためにはいかに高CVRのLPを持っているかが重要な指標となってきます。
マーケティングにウェイトを置いた企業も存在しますが、制作も一貫してサポートしてくれる企業の方が広告の成果も上げやすい傾向にあります。
■事例、実績が豊富
外注先を決める上で最も重要と言っても過言ではないのが実績です。過去の実績などについては打ち合わせできっちりヒアリングを行いましょう。
■メールやチャットのレスポンススピードが早い
自社運用と違い、リスティング広告の外注はどうしてもタイムラグが発生します。少しでも低減するために、レスポンスの早い外注先を見極めましょう。
■最低の契約期間が長すぎないか、中途解約できるか
リスティング広告は最低でも1ヶ月以上様子を見なければ成果の判断は難しいと言われています。契約期間と中途解約できるかについては確認をきっちりしておきましょう。
■リスティング広告以外の広告を扱っているか
GoogleとYahooの中でも、リスティング広告の他にリマーケティング広告といった追従性の高い広告も存在します。また、それ以外にもYDNインフィード、LINE広告、Youtube広告、Facebook広告など多数の広告が存在します。
リスティングが一番費用対効果がいいとされていますが、売上拡大を考えた際にリスティング以外の広告も選択肢に入ってくるはずです。
その際に同じ広告代理店で対応できれば、ノウハウが分散することなくスムーズに拡大フェーズに移れます。その部分についても確認しておきましょう。
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