コンテンツマーケティング
2019.01.25 (金)
成功するキュレーションサイトの作り方には重要なポイントがある?
まとめサイトという言葉をご存知でしょうか。
あるジャンルの情報の中でも信憑性の高いものや人気のある情報を1ページにまとめたサイトのことです。
このまとめサイトの正式名称は「キュレーションサイト」と呼ばれます。
本記事では昨今、増え続けているキュレーションサイトの制作についてご紹介していきます。
▼目次
キュレーションの意味とは?
キュレーション(Curation)とは、インターネット上の特定の情報を選定し、公開することを指します。
美術館や博物館などで展示物をテーマに合わせて企画するキュレーター(Curator)から派生したとされています。
インターネットの普及により数多く溢れた情報をまとめて、価値のあるものだけを選定されているため不要なものながなくなりユーザーにとって利便性の高いサイトとして人気を高めています。
代表的な例が「NEVERまとめ」や「MERY」「iemo」などのいわゆるまとめサイトと呼ばれているものです。
ユーザーたちが求めている情報が簡単に見つけられることからキュレーションサイトは急激に価値を持ち始めました。
成功するキュレーションサイトの作り方
ユーザーにとっても運営者にとってもメリットの多いキュレーションサイトは、次々と数が増え続けています。
その中でユーザーが集まるサイトにしていくためには、どうすればいいのでしょうか。
SEOを意識してシステムを選ぶ
大規模に展開するキュレーションサイトは表示速度に問題が生じるシステムもあるため、キュレーションサイト用のCMSを使用することがポイントです。
SEOに強いサイトは継続的なユーザーアクセスに繋がるため、SEOに重視したサイト制作が大切です。
メインジャンルをはっきりさせる
「Mery」は女性向けにトレンドのファッション、ヘア、メイクなどを中心に紹介しています。「iemo」はインテリア情報を中心に公開し、サイト内のコンテンツにテーマ性を持たせるためにもメインジャンルは制定しておくことが大切です。
テーマが決まればサイトのコンセプトも決まりやすくなるため、読者層の把握に繋がります。
権利問題を確認する
ネット上でもよく問題になる権利の問題はサイトを運営していく上で最も注意が必要なポイントです。
サイト自体の価値を下げてしまわないためにも、権利問題はしっかり確認しておきましょう。
①著作権
知的創造物を内容とする権利で、文化の発展を目的とする表現を保護の対象とする権利です。
他社や他人で公開されている文章や画像をコピーすることは禁止されており、引用に関しても正式なルールがあります。
コンテンツにはオリジナル性を持たせなければいけないため、著作権を侵害しないように注意しましょう。
②プライバシー権
私生活上の事柄をみだりに公開されない権利です。
他人の個人情報である氏名、住所、生年月日、職業、連絡先などを公開してしまうと権利の侵害に該当してしまう恐れがあります。
私生活の様子を写した写真や動画も権利の侵害が成立してしまうため、注意が必要です。
定期的な解析・更新
サイトの公開後、持続的にアクセスの解析やコンテンツの更新が必要です。
ただコンテンツを増やし続けるだけでなく、既に公開してあるコンテンツのコンバージョン率やアクセスも確認していく必要があります。
分析に時間をかけることでより良いサイト運営に繋がります。
競合キュレーションサイトの調査をする
サイトの制作には様々な重要ポイントがありますが、最も時間をかけて準備してほしいことが競合サイトの調査です。
各サイトのコンテンツがどんなキーワードを利用しているのか、検索順位や更新頻度、そしてSNSでの共有度合いなどを確認しましょう。
自社で運営しようとしているサイトのコンセプトが競合サイトと被っていないか、被っていてもオリジナリティのある内容になっているか。
これからサイトを継続していく上で重要な情報となるため、競合調査は入念に行うようにしましょう。
読者視点で価値あるキュレーションサイトを作りましょう
通常のオウンドメディアやランディングページなどと違い、
情報をまとめて掲載させるためにコンテンツの価値を高く維持しなければいけません。
そのためにもキュレーションサイトに適したサイト制作が必要です。
①文字数やタイトルを意識する
文字数は1記事に対して800字~1,200字がユーザーにとって読みやすい文字数です。
ユーザーが求める情報を用意しようとすると長文になりがちですが、簡潔にまとめられた文章の方が読みやすくなります。
アクセス数の向上のためにも文字数は注意しておく必要があります。
さらにスマホで表示される場合とPCでの表示のされ方は異なってくるため、両方の媒体から見て読みやすい制作が大切です。
タイトルはユーザーを惹き付けるための導入部分です。言葉選びが大事なポイントになるため、競合サイトをよく研究しておきましょう。
②画像やリード文に注意する
タイトルと同じくリード文や画像は読者にとってこのままコンテンツを読み進めていくかどうかを判断する大事なポイントです。
おざなりにしてしまうとアクセス数は一向に伸びてこないため、SEO対策の一貫として重要視しておきましょう。
タイトルやコンテンツ内容に沿った画像を権利問題を確認した上で選択しましょう。
ユーザーの判断材料は多くある方が誘導しやすく、アクセス数の向上のためにもユーザーの視点になって全体を制作していきましょう。
まとめられたコンテンツの価値がなければキュレーションサイトとしての価値も失います。
価値あるサイトにするためにもユーザーの視点や競合サイトの把握など、時間をかけてでも行分ければいけない準備をしっかり行いましょう。
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