SEO
2021.03.28 (日)
被リンク獲得のやり方9選!ホワイトな方法で獲得する方法
SEO対策を行う上で被リンク獲得は対策の一環として検討テーブルにあがる内容でしょう。被リンクは過去にブラックな手法が横行したため、被リンク自体を悪として捉える方も多いかもしれません。
ここでは、自然な形で被リンクを得ることが出来る方法を紹介致します。他にも、そもそも被リンクとは何か、そのメリットについても解説致します。
▼目次
被リンクとは?
「被リンク」とは、外部から自社のサイトに向けられたリンク。
つまり、自社サイトがリンク付きで紹介される仕組みのことです。
例えば、自社のブログ記事に訪問してくれたユーザーがその内容に共感して、自らのブログ内にリンク付きで紹介してくれた場合、その紹介が自社サイトにとっての「被リンク」になります。
被リンクとは何か?については以下の記事で詳しく解説しています。
→被リンクとは?メリットや獲得方法、評価方法について
被リンクを獲得するメリットとは?
基本的な考え方としては、「被リンク」をより多く獲得することでサイトの評価が上がり、検索順位が上昇しやすくなります。つまり、SEOにおいて、大きなメリットを生み出す可能性が高くなるということです。
しかし、これはあくまでもGoogleが評価対象とする“良質な被リンク(ナチュラルリンク)”を増やす場合を前提としたもの。
もし、質の低いサイトから「被リンク」を多く受けてしまうと、評価に多大な悪影響を及ぼすこともあります。
言わば「被リンク」は諸刃の剣。SEO対策において有効なファクターとなるには、良質なサイトからの良質な「被リンク」だけを獲得することが重要だとまず理解してください。
被リンク獲得方法 9選
被リンクを獲得する方法は様々です。ブラックな手法は危険性が高いため、当然おすすめできません。ホワイトかつ有効な手法で被リンクを増やす方法がいくつか存在します。ここではその中でも9種類の方法を紹介したいと思います。中には今日からでも実践できる内容も含まれていますので是非チェックしてください。
1.自社が運営しているサイトからリンクする
まず最初にすべきことは、自社のサービスサイトや関連サイトからリンクを貼ることです。すぐにでも実行できる最もスピーディーで確実な方法ですので、自社で保有しているサイトを改めて見直してみましょう。例として、多くの大規模メディアを運営している株式会社リクルートは、各メディアのフッターに自社で保有しているサイトにリンクをしています。
2.サテライトサイトを作成し、そこからリンクする
サテライトサイトとは、自社サイトの周りを展開する衛星のようなサイトのこと。自社サイトの内容に合わせて専門的に特化した複数のwebページをサテライトサイトとして作り、そこからリンクを貼ることでより広いターゲットへのアプローチが可能となり、相乗効果を狙うことができます。例えば、ケーキに関するメディアを運営していたとすると、ショートケーキに特化したサテライトサイト、チョコレートケーキに特化したサテライトサイトを作るというイメージです。
3.個人や企業のユーザーにリンクしてもらう
社員や取引先など、信頼のおける相手先のサイトから自社サイトへリンクしてもらう方法です。数は限られますが、リンク元が明確であるため安心です。地道な手法ですが有効な手段です。ただ、自社のサイトと無関係なサイトからリンクを受けると効果がない場合がありますので注意してください。また、アンカーテキスト付近にコンテンツがないなど不自然なリンクにならないよう注意しましょう。
4.SNSを利用する
SNSは非常に多くのユーザーが利用する、今の時代に欠かすことができない情報源。
自社サイトをSNSで拡散することで、より多くのユーザーに対してダイレクトにコンテンツを届けることが可能になります。
ただし、FacebookやTwitterなどのリンクにはnofollowがついており、SNSでの拡散自体では直接SEO効果につなげることはできません。
しかし、多くのユーザーの目に触れることで、結果としてリンクの数が増える可能性に期待できます。
5.他社サイトに紹介や引用してもらえるコンテンツを作る
SEOにおいて「被リンク」が重要視される理由のひとつが、ユーザーにとって価値のあるコンテンツには多くのリンクが貼られる、という考え方です。
質の高い情報やコンテンツであればあるほど他のサイトに紹介・引用される機会も多くなり、リンクされる可能性が向上します。紹介されやすいコンテンツにはいくつか種類がありますので次で紹介します。
1.インフォグラフィック
インフォグラフィックとは情報をわかりやすく伝えるために図示することです。チャートでわかりやすくまとめたり、相関図やダイヤグラムを用いて作成するといいでしょう。テキストコンテンツの場合、自社で作ったコンテンツがリライトされて他社サイトに掲載されてしまうことがあります。そういった場合は被リンクがつかないことがほとんどです。インフォグラフィックに関しては画像コンテンツですのでそういったリライトを行うことが出来ないため被リンクに繋がる可能性が高いです。
2.調査データの作成
調査機関の協力を仰ぎ調査データを作成し情報提供することでその調査データが他社サイトで紹介してもらえることがあります。作成後は、PR TIMESなどのプレスリリースサイトでPRすることでより多くの方の目に留まることができるでしょう。また、SNSで発信すれば拡散してもらえるかもしれません。調査データ作成時にはPRやSNSでの発信も併せて行うようにしましょう。
6.無料のサービスを提供する
無料のツールや便利なテンプレートは、比較的容易に「被リンク」を集めることができる有効なアイテムです。
利用しやすいサービスや誰でも簡単に使うことができるテンプレートなどを提供すれば話題にもなりやすく、より多くのリンク獲得につなげることができます。例えば、「引っ越しする時のチェックリスト」というpdfファイルを公開します。それが有益なファイルであれば様々なサイトで紹介してもらうことが期待できます。テキストコンテンツを作成した時に、チェックリスト化できるような内容であれば作成してみるといいでしょう。
7.他社サイトに掲載依頼をする(有料)
関連するウェブメディアなどに自社のサービス紹介の記事を書いてもらう依頼をしましょう。
記事内から自社サイトへリンクをしてもらうことで被リンクになります。
その際注意しなくていけないことが2点あります。1点目は、そういったメディアに記事を書いてもらう場合は有料であることがほとんどなので予算と相談しながら検討するようにしましょう。
2点目は、そういった記事広告の場合nofollow属性になっていることが多いので、事前にチェックしてから依頼するようにしましょう。
nofollow属性になっていると被リンクの効果はないので無意味になってしまいます。
8.他社サイトに寄稿する
自社の専門性や独自性を活かせるメディア(他社運営)があれば、記事を寄稿させてもらうことも効果的な方法のひとつ。
サイト運営者に依頼して、寄稿したサイトやページから直接自社サイトへのリンクを貼ってもらうことができます。
9.行政が運営しているサイトからリンクをもらう。
市役所や商工会議所、地域の協会など、信頼性の高い自治体サイトから「被リンク」をもらうことができると、SEOに大きな効果が期待できます。
自治体関係のサイトには、その地域の会社やサービスを紹介する特集ページを設けている場合があるので、ぜひ問い合わせてみましょう。
当サイトから貴社サービスを被リンク付きで紹介します
当サイトのブログより被リンク付きで貴社サービスを紹介させて頂く取り組みを行っています。
被リンクを増やされたいとお考えの企業様は詳細をこちらよりご確認くださいませ。お気軽にお問合せ頂ければと考えております。
効果につながる「被リンク」獲得のために、しなければならないこと
「被リンク」で大切なことは「質」と「数」。
つまり、SEO効果につながる「被リンク」を獲得するためには、良質なコンテンツを作成することが最も重要です。
質の高いコンテンツはGoogleからも高い評価を得られるため、ユーザーの目にとまる機会も増え、より多くのナチュラルリンク獲得につなげることができます。
大切なことは、ユーザーの検索意図を外さないこと。いかにユーザーを飽きさせずに、しっかりと惹きつけておける“見やすく、役立つ”コンテンツを創り出すかが成功の鍵となります。
初心者向けのハウツーや無料サービスの提供、時事ネタや速報、より専門性の高い記事など、ユーザーニーズにしっかり応えることができる質の高いコンテンツを作成を作成すれば、必ず訪問してくれるユーザーが増え、多くのリンクを獲得することができるはずです。
被リンクの質が高いかどうかを見極める方法については以下の記事で詳しく解説しています。
→被リンクの調べ方は?7つ被リンクチェックツールや質の見極め方
「被リンク」獲得において、注意すべき4つのこと
被リンク獲得をしたいがために手段を選ばずに被リンクを獲得していると、知らない間にGoogleからの評価を下げてしまうことがあります。ここではGoogleから推奨されていない被リンクの獲得方法を3つ紹介致します。
1.リンク購入
Googleはガイドラインでリンク購入を禁止しています。リンク販売サイトは常時Googleに報告され、報告されれば購入したサイトへのリンクは一切評価されません。さらに、ペナルティを与えられる危険性もあります。
2.安易なサテライトサイトからの「被リンク」の獲得
「被リンク」において、“良質である”は最も重要なキーワード。
最近のGoogle検索アルゴリズムでは、安易なサテライトサイト構築やリンク売買で、質の悪いサイトが検索結果の上位に入ることを防いでいます。
場合によっては、リンクされたサイトもペナルティーの対象になってしまう可能性があるので、事前に調査するなどして注意することが必要です。
3.質の低いサイトからの「被リンク」を放置すること
質の低い大量のリンクや、スパムリンクのような悪質なサイトからのリンクを放置しておくと、Googleからの評価が大きく下がり、検索順位に大きな悪影響を及ぼします。
検索順位が思うように上がらず、質の低い「被リンク」の影響が要因だと考えられる場合、バックリンクの否認ツールを活用して、質の低いリンクをすみやかに削除するようにしてください。
削除することで、順位回復ができる場合もあります。
4.nofollow属性になっていないか
被リンクをもらう前にその提供元のサイトが外部リンクに対してnofollow属性になっていないかチェックすべきです。nofollow属性とは、検索エンジンに対してこのリンクをたどらないと伝えるためのものです。そのため被リンクをもらったとしてもnofollow属性がついていればSEO効果は見込めないというわけです。
被リンク設置の交渉を行う前に、チェックをしないと費やした労力が水の泡になってしまう可能性があります。
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