2018.11.14 (水)
Facebook広告のルールは厳しい!注意事項を知っておこう!
Facebook広告の審査が中々通らない時は、ルールまたは規約に沿っていないのが原因です。
Facebookに広告を出すことは簡単ですが、その裏には守らなくてはいけないルールが存在しています。
出稿の注意ポイントは意外と厳しく、画像作成や文字にもルールがあり、広告主はFacebook側のガイドラインに沿った広告を作る必要があるのです。
▼目次
知っておきたいFacebook広告審査の傾向
GoogleやYahoo!と同じぐらいFacebookも、インターネット広告としてメジャーな媒体として注目されています。
Facebook広告はまだ大丈夫、GoogleAdwordsで今のところ十分と考える担当者の方も多いでしょうが、Facebook広告はインターネット広告の中でも最も伸びしろのある広告媒体です。
しかし、勢いがある分、審査基準が厳しく広告文や画像が審査に引っかかることもしばしば。
問題なく認証されていた広告でも未認証となるケースがあるため、言い切り系の広告文は注意する必要があります。
Facebookの広告ポリシーに沿った審査
Facebook広告は、広告ポリシーに沿った内容である必要があり、広告審査が通らない場合は広告ポリシーに引っかかっている場合が考えらえます。
Facebookの広告ポリシーでは、広告審査のプロセス、禁止されているコンテンツ、制限コンテンツなど細かなカテゴリに分けて制約が設けられています。
広告はこのようなポリシーと照らし審査されているため、審査が通らない場合はいずれかの箇所に該当したということになります。
画像内テキストの量
テキスト量が多すぎると審査に引っかかります。
ニュースフィードに表示する広告画像は20%を超えないようにしましょう。
テキストが載ってない画像を使う方が広告のエンゲージメントを高めることができ、コンテンツとしての品質と確保できるため、テキスト量は多すぎないように調整をしなくてはいけません。
年齢制限のある素材の使用
Facebook広告では、写真やメッセージの内容が若すぎる年齢層の目にふれる恐れがあるため、認証できない場合があります。
例を挙げるならば、酒類の広告。
ターゲット地域における酒類の広告に関する法律が定めている年齢制限など、ガイドラインにも準拠している必要がありとてもシビアな所です。
制限コンテンツには他にも以下のようなものがあります。
- アルコール
- 出会い関連
- リアルマネー賭博
- 自治体宝くじ
- オンライン薬局
- 栄養補助食品
- 購買サービス
- 金融サービス
- ブランドコンテンツ
- 学生ローンサービス
- 薬物・アルコール中毒治療センター
Facebookについての言及
Facebook広告内で、Facebookに言及する必要がでる場合もあります。
その際はFacebook側のルールに従って表記しなくてはいけません。
するべきこと
- FacebookのFを大文字にする
- Facebookの単語を周りの子ね点つと同じフォントサイズ、スタイルで表示する
するべきでないこと
- Facebookの単語の代わりにFacebookのロゴを使用する
- Facebookの商標を複数形、動詞、省略形で使用する
- 広告の画像にFacebookロゴを改変して使用する
Facebookについての言及は意外と厳しいため、思わぬところで審査に引っかかっている場合もあります。言及した文章である場合は、改めて確認してみましょう。
Facebook広告出稿の注意ポイント
Facebook広告の画像サイズ、テキスト文章には推奨要件があり、広告運用者はクリエイティブの要件を把握しておく必要があります。
仕様変更の多いFacebookですが、表示形式やクリエイティブを把握しておけば、基本の考えを活かした広告を運用していくことが可能です。
Facebookでのテキストの伝え方
テキストには3要素あり、見出し、テキスト、ニュースフィードリンク説明文でクリエイティブが構成されています。
Facebook広告はデバイスの配置により広告の表示形式が変わるため、テキスト・画像の仕組みにつていしっかりと押さえておきましょう。
- 見出しは25文字以内
- テキストは90文字以内
- ニュースフィードリンク説明文は30文字以内
上記3要素では、デバイスや配置により情報が取捨選択されていきます。
広告フォーマットによっては要素が追加されますが、汎用性の高い基本要素を抑えておけば、広告の目的や配置をあらゆる面でカバーすることが可能です。
モバイルファーストの基準値を抑える
上記の推奨事項は、Facebook社が推奨している値です。
パフォーマンスが高くなる可能性の高い自動配置はが推奨されていたり、9割以上のユーザーがスマートフォンを利用してFacebookを使っていることを踏まえると、モバイルファーストな基準値を抑える必要があります。
重要なテキストは左側に配置する
大切な文章、重要なテキストは左側へ書くように意識ておきましょう。
デバイス配置によっては、意図せずテキストが途切れる場合があります。
商材の大きな強みでもある文章が途中で切れてしまうと広告の意味がありません。
広告の表示場所にわせた画像・テキストの組み合わせが重要なのです。
プレビュー確認を怠らないように
Facebook広告の作成画面では、広告をプレビューすることが可能です。
広告を作成するときは、意図通りのクリエイティブを配信するためにも必ずプレビューを確認しましょう。
モバイル機器でプレビュー機能を使用すれあ、実際のモバイル端末からユーザー目線の広告を確認することができます。
Facebook広告の20%ルール
Facebook広告では画像内のテキストを20%未満に抑えておく必要があります。
20%に抑えることでパフォーマンスが高くなり、ターゲット層と広告主の両方にとって利用体験が向上します。
広告内に使用される画像テキストの量は審査プロセスの対象となり、調査が行われます。
この際に、画像テキストの量が多い広告は表示されませんが、例外として認められる広告画像も存在します。(本・アルバムのカバー等)
広告画像テキストの量を把握する方法
広告画像はFacebookが提供しているツールを使用することで、広告のリーチが制限される可能性があるかどうかを判断することができます。
広告がFacebookのテキストに関する画像ガイドラインの基準であるかどうかを確認するガイドラインとして使用するといいでしょう。
※2021年9月現在、広告画像内のテキスト量20%制限がなくなりました。そのためテストツールも利用できなくなっております。詳細は以下よりご確認くださいませ。
https://www.facebook.com/business/help/980593475366490?id=1240182842783684
広告を提出する前にメッセージを受け取る
広告の作成中に広告画像に含まれるテキスト量が多いと検出された場合、問題点をフラグし、審査をリクエストするオプションを掲示したメッセージが表示されます。
広告形式ごとの審査方法を把握しておく
一件の画像広告の場合は広告内の画像を確認して、Facebookのテキストに関する画像ガイドラインに準拠しているかどうかが審査されます。
カルーセル広告の場合、広告内の各画像の確認、テキストに関する画像ガイドラインに準拠しているかどうか審査されます。
テキストが多すぎる画像が一つあるだけでも広告全体に影響が出るため、注意が必要です。
動画広告はサムネイルによりFacebookのテキストに関するガイドラインに準拠しているかが審査されます。
Facebook広告テキスト例
Facebook広告は、画像に文字がない場合の方が、費用を抑え多くの人にリーチできるようになります。
テキスト例①
画像テキストOK
広告画像内にテキストがほとんど含まれていません。
画像として望ましい広告です。
テキスト例②
画像テキスト少なめ
広告の画像に含まれるテキストが多いので、リーチ範囲が狭くなる恐れがあります。フォントのサイズを小さくする、テキストベースのロゴを使用してない画像を試しましょう。
テキスト例③
画像テキスト中程度
テキストが多いので広告リーチが大幅に少なくなる可能性が高いです。テキストの少ない画像を試しましょう。
テキスト例④
画像テキスト多い
広告内の画像が多すぎる為、広告として配信されない可能性が高いです。ターゲット層にリーチできなくなるため、広告画像内にテキストがほとんどない画像を試す必要があります。
Facebook広告での一般的な例外
広告の主要となる要素では、テキストを使用せざる得ない場合も出てきます。そのような場合は、例外として認められる場合があります。
- 本・アルバムのカバー
- 製品画像
- ゲーム
- イベントポスター
チャート、グラフ、雑誌や新聞、映画やテレビ番組のポスターなども例外になる場合があります。
Facebook広告のルールに合った画像
Facebook広告の画像推奨事項は、マーケティング目的、広告の形式により変わります。
基本的な形式である1枚画像の場合、1200×628ピクセル、画像アスペクト比1:9:1で記載するようにしましょう。
推奨事項を守らない場合
推奨されてる画像サイズで無い場合、画質が粗くなったり、意図せぬ箇所で画像が途切れる場合があります。
意図通りににクリエイティブを配信するには、可能な限り推奨事項を守るようにしましょう。
内容に問題のある画像な使用しない
性的、グロテスク、政治的といった過度に表現された画像をFacebookで使うのはNGです。
事故、戦争といったショッキングなイメージを連想させる画像は認証されません。
カラダの一部をフォーカスしすぎている画像も認証されないので、18歳未満がみても問題ないと判断できるレベルに抑えるようにしましょう。
下半身、バストが協調され過ぎている画像もアウトです。
QRコードを含む画像
Facebook広告で使用する画像では、QRコードの記載はNGです。
Facebook広告の機能を使用し、正しい運用を行う必要があるため、抜け穴になる画像の仕様は禁じられています。
ガイドラインを見直してみよう
Facebookのルールに沿った広告を作成しなくては、Facebook内で広告配信を行うことができません。
問題ない項目がほとんどですが、グレーな所に踏み込もうとすると規約に抵触することがあります。
Facebook広告で審査が落とされる場合は、ガイドラインを改めて見直し、ルールを把握したうえで正しいFacebook広告を行ってみましょう。
Facebook広告は推奨要件から、どのような意図をもって広告フォーマットを定めているのかを読み取ることが可能です。
キャンペーン目的、広告配置など重用するべき要素や、内容の考え方も知ることができるので、クリエイティブ作成の考え方を意識するのは重要です。
ユーザー層との接点をつくるFacebook広告をよりよく活用するためにも、ルールに従って広告配信を行いましょう!
デザイナー系専門学校卒業後、TV業界にて動画・テキスト作成に従事。その後、Dream Lab入社を経て、ライティング業務について学ぶ。現在は、Web広告やマーケティング、ライフスタイルまで幅広い記事作成し、お客様向けの情報配信を担当。趣味は海外ドラマ鑑賞、音楽ゲーム、イラスト制作、くま集め等。
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