2018.10.11 (木)
Facebook広告のいいね!獲得を利用した広告手法と目的
マーケティング活用において必要不可欠な存在になっているFacebookやInstagram。
見込み顧客を獲得する広告手法として用いられている「いいね!広告」ですが、そのメリットや効果とは一体いかようなものなのでしょうか?
この記事では、いいね広告の作成方法と目的についてご紹介させて頂きます!
SEO記事コンテンツを有効活用したい方、見込み顧客を獲得したい方にとっても有意義な広告手法となっていますので、ご参考ください。
▼目次
Facebookのいいね広告とは?
FacebookやInstagramといったSNSは、広告には欠かせない情報発信の基盤です。
Googleと並ぶプラットフォームとしてもターゲティング精度の高いFacebookですが、上手く運用していくためには、自社サービスに興味のあるファンをFacebookページに集めておく必要があります。
Facebook広告のしくみ
Facebook運用にあたってのコンバージョン指標は企業によって様々ですが、ページへのいいね数はSNSの影響力強化に役立つベストプラクティスです。
Facebookなどのネットワーク内の投稿ツールは、全ツール合わせると実に10億人超のユーザーが利用しており、広告主の数も膨大です。
Facebookの広告オークションは「利用者にとって関連性の高い広告は、ビジネスにおいて最大の価値を生み出す」という考えに基づいていて、最適なサービスが行えるように設計されています。
Facebookでの広告目的は、商材の認知度向上、リード、売上獲得と多数に存在しますが、いいね広告は「商材の認知度向上」を目的に広告運用します。
Facebook広告でのいいね!の影響
Facebookでいいね!を獲得するということは、認知度がその分だけ高まるということ。
Facebookページに「いいね」がつくと、利用者のプロフィールセクションにいいねしたページとして表示されます。
いいねしたページ投稿が、ニュースフィードとして流れることもあり、関連する人たちからの関心を集めることも可能。
いいねの数が増えるということは、より多くのFacebookユーザーに投稿が表示されることであり、SNSの影響力にも大きく繋がっていきます。
いいねを集めるメリット
広告を利用していいねを集める最大のメリットは、興味関心の合うユーザーに向けてサービスを配信することができ、エンゲージメント率を高めることができる点にあります。
いいねを集めることは、投稿をみてくれるユーザーを増やし投稿への反応率を高めるということ。
自社サービスを利用する可能性がある見込み顧客獲得に繋がり、定期的にコンテンツを更新することで成果の出るFacebook広告を行えるようになります。
フォローよりもいいねのメリットの方が大きい
Facebook広告における「いいね」「フォロー」は、どちらも自分のタイムラインやプロフィールに情報を表示する判別に繋がります。
いいねの場合
- 自動的にFacebookページをフォローすることになるので、更新された情報がニュースフィードに表示されることがある。
- いいね!したFacebookページがプロフィールの[基本データ]セクションに表示される。
- いいね!したFacebookページの投稿がニュースフィードに表示されることがある。
- いいね!したFacebookページ、ページに関する広告に自分のプロフィールなどが表示される可能性がある。
フォローの場合
- Facebookページの更新情報がニュースフィードに表示されることがある。
- フォローしているFacebookページがプロフィールの[基本データ]セクションに表示される。
いいねとフォローの相違点
Facebookページの更新情報がタイムラインに流れるか、広告を売った際に「いいね!」が表示されるかの違いとなります。
いいね>フォローの方がFacebookページでは有利であり、関心を持ってくれる人が多く集まるということ。広告にもユーザーのいいね情報が表示されるため、信用度・信頼性も増してきます。
「いいね」するということは同時に「フォロー」することにもつながるので、広告としての効果も高まっていきます。
これは、広告として利用している際に現れる効果であり、記事コンテンツを見込み客に読まれてこそ価値を発揮する手法です。
いいね獲得広告ページの作成方法
何を見せるか、誰に見せるかが重要となるいいね広告。
その具体的なページの作成方法と設定できる項目をみていきましょう。
①広告マネージャからキャンペーンを作成
他の広告同様にキャンペーンを作成します。
マーケティングの目的は「エンゲージメント」です。
広告キャンペーン名をつけ、「ページへのいいね!」を選択し次に進みます。
②広告セットの作成
広告セットを作成します。
広告でリーチするオーディエンスは日本を選択して、日本人を対象にアプローチを掛けます。
オーディエンスに関しては、目的とするターゲット層に合わせて変更してください。
ターゲティングに関しては、実際に配信してみないと分からないところが多いです。いいね!をもらえる確率の高いユーザーのみに絞った配信を行うことが重要となります。
つながりの項目では、あなたのページに「いいね!」した人を除外に設定しておきましょう。
いいねをすでにくれているユーザーに対して広告配信を再度行うのはもったいないので除外を選択します。
配置設定は「自動配置」で構いません。
③予算と掲載期間の設定
入札額、請求タイミングは自分で設定することが可能ですが、入札額は「自動」にしておくことで、低価格でページへのいいね!を増やすことが出来ます。
請求のタイミングは「インプレッション」「ページへのいいね!」の2種類あり、どちらが良いかは実際にトライしてみてから検証してみてください。
広告スケジュールは、「常に広告を配信」を選択し、配信タイプは「標準」を選んでおきましょう。
スケジュールをいじりたい際は、掲載期間を任意で設定してください。
④広告作成の形式
広告を画像、動画、スライドショーの3形式から選択することが出来ます。
個の場合だと画像で広告を作るのが素早い方法といえますが、形式は問いません。
テキストに入力された分取は広告プレビューをみると雰囲気がわかりますが、画像の上部に表示されます。
広告クリック後の表示先を選択することができますが、いいね!を獲得するための広告なのでウェブサイトに誘導することは出来ません。
表示先はデフォルトのタイムラインに合わせておきましょう。
⑤ピクセルトラッキング設定
最後にFacebookピクセルを設置し、コンバージョンのトラッキングを選択しましょう。
Facebookピクセルはユーザーの行動を追跡するために必要不可欠ですので、必ず選択しておいてください。
いいね広告は商品の認知度をあげることが目的
いいね広告の目的は商品の購入を促すよりも、認知度を上げることを目的としています。
投稿運用にも役立ち、Facebookページのいいね獲得効率を向上させることが出来れば、おのずとコンバージョンにも繋がっていきます。
設定できる項目を知っておく
Facebook広告とは異なる目的なため、出来ることや出来ないことの区別を理解しておきましょう。基本的なターゲティングは他のキャンペーン目的と同じ設定が可能です。
基本的なターゲティングは以下の通り
- 13~65歳まで1才単位で指定が可能
- 男女の区別が可能
- 地域、都道府県、市町村で指定が可能
- 特定のエリアにピンを落とせば半径指定も可能
- 600以上の項目から興味・関心を複数選択可能
- 利用者層は学歴・職歴・交際ステータス等から選択可能
- 電子機器の利用者、購入行動も元にしたターゲティングが可能
配信面・クリエイティブが限定的
配信できる面はFacebookのフィード面のみとなっていますが、PCでは右側の広告枠も利用することが出来ます。
いいね広告は配信設定が限定的であることを覚えておいてください。
画像
- 推奨画像サイズが1200×444px
- 推奨画像比率が横長8:3
- テキスト量は少なめが理想
動画
- 推奨アスペクト比が縦長4:5
- 推奨フォーマットがmp4、mov、gifの3種類
- 推奨する長さが15秒(最長は240分)
- ファイルサイズは最大4GB
スライドショー
- 画像・動画を参考にファイルを使用します
- 長さは最長で50秒
顧客獲得以外にも運用が可能
店舗・メディアサイトを運営しているFacebookページの閲覧数を増やす目的としていいね広告は幅広い活用が可能です。
Facebookページでいいねを集めることが出来れば、Facebookページに投稿しているブログの記事閲覧数も増加させることができます。
目的にあったいいね広告ができるので、Facebook広告運用のあらゆる面に役立っていきますよ。
見込み客獲得に有効な広告手法
Facebook広告のインプレッションは認知性が高い為、いいね広告をうまく利用することが出来ればCVRも高くなっていきます。
広告での獲得と比例する形でFacebookページに行き、内容を確認したうえでいいねをクリックしてくれるユーザーも自然と増えていくので、サイトの流入にも効果が表れ始めます。
記事コンテンツは見込み顧客に読まれてこそ効果を発揮するもの。
いくら定期的にコンテンツを更新していても、見込み顧客に効率よく配信できていなければ意味がありません。
いいね!広告は短期間で効果を発揮することの出来るベストの広告手法といえます。
流入数の鈍化でお悩みの方や、記事コンテンツの有効活用につなげたい方におすすめしたい広告手法となっています!
デザイナー系専門学校卒業後、TV業界にて動画・テキスト作成に従事。その後、Dream Lab入社を経て、ライティング業務について学ぶ。現在は、Web広告やマーケティング、ライフスタイルまで幅広い記事作成し、お客様向けの情報配信を担当。趣味は海外ドラマ鑑賞、音楽ゲーム、イラスト制作、くま集め等。
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