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2018.10.05 (金)

オーガニック検索キーワード、(not provided)の意味と対策

オーガニック検索キーワード、(not provided)の意味と対策

自身の運営しているホームページに訪れる人が、一体どのような検索キーワードでアクセスしているのかを、Googleアナリティクスで調べられることはご存じですよね。それがこのオーガニック検索キーワードと呼ばれるものになります。
ホームページへ集客をするために重要なオーガニック検索キーワードですが、オーガニック検索トラフィックを調べてみると集客数のほとんどを占めている「not provided」について、この記事ではご説明していきたいと思います。

「not provided」とは

not providedとは「検索トラフィックではあるものの、検索ワードが不明」という意味です。簡単に言えば、「検索されてきたキーワードだけど、どんな検索ワードかは分からない」という事で、Googleアナリティクスのオーガニック検索トラフィックでは、その内容は表示されないようになっています。それは一体なぜなのか?
それは検索エンジンのSSL化、つまり暗号化することによってセキュリティを強化するシステムが原因となっています。SSL化とは、サーバー間通信を暗号化することによって、データの漏洩や改ざんを防止する仕組みのことですが、検索エンジンのSSL化によって、オーガニック検索キーワードが(not provided)といった風に表示されてしまうのです。

日本の検索エンジンから検索された内のほとんどがnot providedになる可能性

現在、日本人のほとんどが使用しているGoogle検索とYahoo!検索でSSL化が始まっており、オーガニック検索トラフィックを調べてもそのほとんどが(not provided)と表記されるようになってしまうようになると、検索されているキーワードの想定が難しくなってしまいます。
しかし、オーガニック検索キーワードを確認するためにSSL化をストップさせてしまうわけにもいきません。そこで、無料でその(not provided)を調べる方法をご紹介したいと思います。

「not provided」に隠された検索キーワードを知る方法

「not provided」に隠された検索キーワードを知る方法

SSL化され見れなくなっているこのnot providedを、無料ツールでもれなく完璧に明かすというのは、ほぼ不可能に近いです。しかし、無料でnot providedの内情を知ることができる方法ですので、是非有効的にご活用ください。

①Googleサーチコンソール(旧 Google Webマスターツール)の「検索アナリティクス」を使用する

まず、Googleサーチコンソールにログインし、ダッシュボードの検索トラフィックを選択、検索アナリティクスをクリックします。そこでクエリにチェックを入れ、表示されているグラフの下を確認してみると、Googleアナリティクスのオーガニック検索トラフィックでは表示されていなかったキーワードが表示されているのが分かるようになります。
しかし、GoogleサーチコンソールとGoogleアナリティクスとでは役割が大きく異なるため、精密に紐づけすることは難しくなります。さらに、Yahoo!検索からの流入キーワードは、Googleサーチコンソールから確認することができない上に、データを確認できる期間が90日前までと、少々短くなっています。
なのであくまで、Googleサーチコンソールは補助ツールとして利用することをオススメします。

②過去データから、キーワードの割合を推測

インプレッションの多いページはアクセスが安定している上に多種多様な検索エンジンが使用されていると推測できるため、過去データを確認するにはもってこいです。(not provided)と表示され見えなくなっているキーワードではありますが、安定したアクセス数のあるページであれば、隠されていない他のキーワードと割合はほぼ同じである可能性が高くなります。
Google検索がSSL化されたのは2013年、Yahoo!検索は2015年なので、それ以前の期間のデータを確認してみると、この2つの検索エンジンがSSL化される前のキーワードがでてくるので、その結果から、not providedの中身を推測できます。
しかしこの方法はあくまで何年も前のデータになりますので、参考程度にと考えておくのが無難です。

③Googleアナリティクスのランディングページからキーワードを推測

Googleアナリティクスでオーガニック検索トラフィックのページに表示されている、問題のキーワード、(not provided)をクリックします。するとキーワード一覧の上にでてくるプライマリ ディメンションの項目からその他をクリックし、集客の中にある「ランディングページ」を選択します。
すると、その(not provided)と表示されていたキーワードから検索ユーザーがアクセスしたページが表示されます。オーガニック検索キーワードは表示されませんが、そのページを確認してみると、どういったキーワードで検索されているかと推測する事ができます。

④検索連動型広告で検索語句レポートを調べる

検索連動型広告とは、検索ユーザーが検索したキーワードに合わせて表示されるテキスト広告。つまり、検索連動型広告で頻繁にクリックされている広告があれば、その広告を表示するために設定しているキーワードから、not providedのおおよその見当をつけることができます。この方法は検索連動広告を公開してるホームページだけしか確認することができませんが、オーガニック検索キーワードで表示される広告なので、検索ユーザーの関心が高いキーワードを知ることができます。
検索連動型広告で多く反応のあるキーワードは検索ユーザーからの需要が高いものであると予測できるので、ホームページとして需要のあるキーワードの参考にしてみましょう。

⑤サイト内検索の結果から確認する

もし、ホームページ内にサイト内検索のバーを設置していれば、サイト内検索のキーワード履歴から、検索ユーザーが何を求めてこのホームページを訪れているのか、このホームページで確認したい記事はなんなのがが分かります。厳密にいえばオーガニック検索キーワードとは別のものになりますが、必要な情報を求めてホームページにアクセスしてきたので、サイト内検索があれば、オーガニック検索キーワードと同じ単語で調べることが推測できます。
それではそのサイト内検索キーワードを確認してみましょう。
まずGoogleアナリティクス内にあるダッシュボードから、「行動」>「サイト内検索」>「サイト内検索キーワード」を選択し、サイト内検索の検索バーで検索されたキーワードを確認する事ができます。
検索回数の合計からどのキーワードでよく検索されているのかを確認してみると、なんとなくnot providedの中身が見えてくるのではないでしょうか?

⑥マーケティングツールSimilarWebを使用

このSimilarWebは、海外で作られてたマーケティングツール。URLを入力するだけで、そのページのトラフィック数や検索キーワードなどを調べることができるのです。つまり、自ホームページの他にも、競合サイトの検索キーワードを把握することもできてしまうのです。SimilarWebには有料バージョンと無料バージョンがありますが、今回は無料バージョンの使い方を確認してみましょう。
Google chromeのウェブストアとFirefoxのAdd-onsにSimilarWebのプラグインが公開されているので、まずご利用のブラウザに拡張機能を追加してみましょう。すると、ご利用のブラウザの右上にプラグインが表示されます。
それが確認できたらあとは簡単です。検索キーワードを調べたいサイトを表示して、先ほど確認したプラグインをクリックするだけ。無料バージョンでは上位5つしか把握できないですが、有料バージョンになると上位500キーワードも知ることができてしまいます。

自身の運営するホームページのトラフィックから多くの検索キーワードを把握するのなら有料版にしておきたいところですが、無料で競合サイトの検索キーワードを確認できるのはありがたいですよね。
GoogleとFirefox以外のブラウザをご利用の方でも、SimilarWebの公式サイトにアクセスし、ホームページ上部にある検索バーに調べたいホームページのURLを貼り付け検索することによって、そのホームページの検索キーワードを知ることができます。しかし、公式サイトから調べても上位5つのオーガニック検索キーワードしか確認することができないので、ご注意くださいね。

(not provided)の中も重要な情報でいっぱい

(not provided)の中も重要な情報でいっぱい

以上、not providedの中身を調べる方法についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
検索エンジンのSSL化が進み、提供される情報が少なくなってきている世の中ですが、見えないからといって、not providedの中身を切り捨ててしまうのは勿体ないですよね。もしかしたら、見えないところにこそ、求めている情報が含まれているかもしれません。
しかし、オーガニック検索キーワードがすべてではありません。検索キーワードだけではなく、アクセス後のサイト内での行動からユーザーのニーズを把握し最適化していくなど、キーワードに依存したコンテンツ作成以外にも着目する必要があるのかもしれません。

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