リスティング広告
2019.01.28 (月)
リスティング広告ではキーワードの選び方が全てを左右する!失敗しないキーワード選びの方法
GoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索キーワードを入力し検索をしてみると、検索結果に検索きーわどに関連した広告が表示されているのを見たことがあると思います。
この広告のことをリスティング広告と言います。
リスティング広告はニーズが明確なユーザーを獲得しやすく、費用もクリック課金制となっているので低予算から手軽に始めることができるため、利用する企業が現在急速に増えています。
リスティング広告は検索結果に表示されるため、「キーワード」が非常に重要な要素となります。
リスティング広告で効果を得られるかどうかはキーワードに全て懸かっていると言っても過言ではありません。
そこで今回は「これからリスティング広告を始めたい」という方や「リスティング広告を始めたのに、思ったように効果が得られない」という方に向けて効果が出るキーワードの選び方をご紹介します。
▼目次
キーワード選びの前に知っておこう!
まずキーワードを選ぶ前に知っておいて欲しいことがあります。
キーワードにはマッチタイプというものがあり、マッチタイプには下記の4種類があります。
- 完全一致
- フレーズ一致
- 部分一致
- 絞り込み一致
リスティング広告を出稿する際には、この4種類のマッチタイプを必ず頭に入れておかなければなりません。
完全一致
完全一致は、ユーザーが検索したキーワードが、設定したキーワードと完全に一致した場合に表示させるタイプのことを指します。
例えば「女の子 プレゼント」というキーワードを設定したとすれば、ユーザーがこのキーワードを一言一句間違いなく検索したときに際にだけ表示されます。例えば「プレゼント 女の子」などと語順が違っていた際には広告が表示されません。
フレーズ一致
フレーズ一致は、ユーザーが検索したキーワードが、設定したキーワードがそのまま含まれていた場合表示させるタイプのことを指します。
例えば「女の子 プレゼント おすすめ」や「女の子 プレゼント 妹」の場合などはフレーズ一致となります。
しかし、「妹 プレゼント 女の子」の場合は語順が異なりますのでフレーズ一致ではありません。
部分一致
部分一致は、関連するキーワードや類義語などが検索されたときも含めて、幅広くを表示対象とします。
例えば「女の子 プレゼント」の場合、元のキーワードとなるものが含まれていない場合でも表示対象となります。
絞込部分一致
絞込部分一致はそのキーワードが含まれる時に飲み、広告が表示されるタイプです。
フレーズ一致や完全一致と違う点は、絞込み部分一致の場合は語順が異なっていても表示対象となります。さらに、少しくらいの間違いやスペルミスなどがあった場合にも表示されます。
例えば「女の子 プレゼント 誕生日」「女の子 プレゼント 人気」「女の子 プレゼン 」なども絞込み部分一致の対象となります。
対象外キーワード
先程ご紹介した4種類のキーワードの他に「対象外キーワード」というものもあります。
こちらは先程の4種類のキーワードのようにユーザーが検索したキーワードとマッチさせるというものではなく、反対にそのキーワードを含む検索の場合、広告を表示させないという働きをします。
なぜ対象外キーワードを設定させる必要があるのかというと、対象外キーワードを活用することによって不要な広告表示を減らし、ユーザーが求めているサイトに関連にある検索に的を絞って広告を表示することができます。
完全一致の場合
対象外キーワードに設定しているキーワードとユーザーが検索する際に入力した語句が完全に一致した場合広告が表示されなくなります、
例えば対象外キーワードを「女の子 プレゼント」と設定していた場合、ユーザーが「女の子 プレゼント」と検索した場合、広告が表示されなくなります。
フレーズ一致の場合
対象外キーワードに設定しているキーワードと完全に一致するフレーズを含むキーワードをユーザーが検索した際に広告が表示されなくなります。
語順が違ったり、間に違う語句が入っていた場合には広告の除外対象とはなりません。
例えば対象外キーワードを「女の子 プレゼント」をフレーズ一致で設定すると、「女の子 プレゼント」「女の子 プレゼント 友達」「女の子 プレゼント 1万円以内」などでユーザーが検索した場合、広告が表示されなくなります。
「プレゼント 女の子」のように語順が違った場合や「女の子のプレゼント」のように間に余計な語句が入った場合は表示除外対象とはなりません。
部分一致の場合
対象外キーワードに設定しているキーワードがユーザーが検索時に入力している語句に含まれている場合、広告が表示されなくなります。
語順が違ったり、間に違う語句が入った場合でも広告の表示除外対象となります。
例えば対象外キーワードを「女の子 プレゼント」で部分一致で設定すると、「女の子 プレゼント」(完全一致)「友達 女の子 プレゼント」(部分一致)「プレゼント 女の子」「女の子のプレゼント」などでユーザーが検索した場合、広告が表示されなくなります。
キーワードの選び方
マッチタイプを知ってもらったところで、いよいよ次はキーワードを選んでいきましょう。
ユーザーを呼び込むための検索キーワードを知るためにはツールを活用することがおすすめです。
サイトの内容から想定し得る検索キーワードをリストアップしてくれる「Google AdWords」のキーワードプランナーを使用してみましょう!
Google AdWordsはリスティン広告の代表的なプラットフォームです。キーワードプランナーはGoogle AdWordsにアカウントを開設することで利用できる運用ツールのひとつとなります。
キーワードプランナーでサイトのURLを打ち込むだけで検索キーワード候補がリスト表示されます。その候補リストの中からサイトのコンテンツとマッチング度の高いものを選び、良質なアクセスが期待できるものを選出しましょう。
また、各キーワードには「月間平均ボリューム」「競合性」「推奨入札単価」の3つの指標が表示されます。
月間平均検索ボリューム
月間平均検索ボリュームは、1か月間にそのキーワードが何回検索されているのかをおおよそを示してくれます。この数が比較的に多ければビックワードとなり、逆に少なければスモールワードとなります。
ビックワードは多くのユーザーが共通して検索に使用するキーワードであるため、ニーズが高いものと想定されます。しかし、閲覧してもらいたいサイトの内容とマッチングが低くなってしまう可能性もあります。
スモールワードはニッチなワードとなりますので広告とユーザーとのマッチング率が高まりますが、ニーズが低いキーワードのため、大きな集客を期待できないということもできます。
このようにビックワードもスモールワードもそれぞれメリットとデメリットがあります。
競合性
キーワードプランナーで表示される競合性はそのキーワードで出向している他の広告主がどれくらいいるのか、どのくらいの予算がかけられているのかなど様々な要素から、自分のサイトのライバルとなるサイトがどのくらいあるのかを目で見ることができます。
しかし、競合性の高いキーワードでだからといって広告表示の順位が上位を獲得できないということではありません。広告のひょじ順位は様々な要素で調整されているため、予算と競合性に応じて上下します。
推奨入札単価
Google AdWordsのリスティング広告は入札制となっており、、クリックごとに応じて費用が計上されるGoogle AdWordsのシステムにおいて、クリックあたりの単価を入札単価と呼びます。
Google AdWordsがそのキーワードを推奨している単価が推奨単価と呼ばれます。ニーズが高く他の広告主が多くの予算をかけているキーワードの場合は、そのキーワードの入札単価は引き上げられます。
つまり、競合性の高いキーワードは入札単価が高いということになります。
競合性が高いうえに入札単価が高いキーワードを選んでも、サイトとのマッチング率が低ければそのキーワードを選んでもあまりメリットを感じられません。
しかし、単価が高いキーワードで出稿することは悪いことではなく、それよりも予算の中で書くキーワードの入札単価のバランスを考慮することが重要となります。
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