リスティング広告
2020.09.09 (水)
初心者必見!広告グループの設計方法のコツとは?鍵はキーワードにあり!
リスティング広告において、広告グループの設計は非常に重要です。
このグルーピング作業によって、リスティング広告を表示させられるユーザーが決まってしまい、ターゲットではないユーザーに表示されてしまうこともあります。
しかし「どう設計したらいいか分からない」「今設計しているものを変えたいけど、どう変えればいいか見当がつかない」という方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は広告グループの設計方法について、わかりやすく解説します。
▼目次
リスティング広告のアカウントとは?
複雑な設定を要する、リスティング広告運用。未経験の方にとって、その構造は少々理解しづらいかと思います。
リスティング広告はアカウント、キャンペーン、広告グループ、キーワードと広告の順で階層分けされています。まずはそれぞれの階層を理解しましょう。
・広告
広告では検索画面結果に表示される、広告文の設定をします。品質スコアやCTRに大きく関わる要素です。
・キャンペーン
キャンペーンはアカウントの一つ下の階層で、予算や地域、掲載期間、時間帯のターゲティング、さらに対象外キーワードや掲載方式の設定をします。
・キーワード
キーワードはキャンペーンの下の階層にある広告グループのさらに下に位置します。最初は多くのキーワードを設定しますが、徐々にブラッシュアップしていくことが一般的です。
・広告グループ
広告グループはキーワードと広告の上に位置する階層で、対象外キーワードの設定や入札方式の設定などを行います。例外もありますが、基本的には1広告グループに1キーワードが鉄則です。
広告グループとは?
広告グループはキーワードや広告文を設定する領域です。
キーワードも広告文も非常に重要な要素ですので、広告グループのグルーピングや設定の仕方が成果を大きく分けるといっても過言ではありません。
広告グループ設計が品質スコア向上のカギ?
品質スコアを上昇させる上で重要な「キーワードと広告文の関連性」と「クリック率」。
広告グループはこれらに直接影響するキーワードと広告文を設定する領域です。
ですので、うまく広告グループを設定出来ているかがリスティング広告が成功するか否かを分けるとも言えます。
広告グループ設計方法 4つのコツ
リスティング広告の広告グループ設定方法について以下の4つのコツがありますので、それぞれ詳しく解説していきます。
1:類似しているキーワードをグルーピング
類似したキーワードをまとめて広告グループに登録することをグルーピングと言います。
リスティング広告において、このグルーピングは的確な広告を出稿する上で非常に重要です。
キーワードを煩雑にグループ化してしまうと、キーワードに関係のない広告文が出てしまうなどのトラブルが起こってしまいます。
そのため、類似したキーワード群を同じ広告グループに登録することが重要です。
2:同じ属性のユーザー向けキーワードをグルーピング
類似したキーワードの他に、同じ検索意図を持つキーワードをグルーピングすることも有効です。
キーワードごとの検索意図をブラッシュアップすることで、同じ属性のユーザー向けキーワードが発見できます。
3:キーワードに関連する広告文を入稿する
なるべく同じ特性を持つキーワードをグルーピングすることで、そのキーワード群を検索している人のニーズに近い広告文を設定できるようになります。
ニーズに近い広告文を入稿することでクリック率が上がり、品質スコアが上がりやすくなります。
4:1つの広告グループに複数の広告文を入稿する
前述の通り、リスティング広告はクリック率をいかに高く出来るかが重要です。
そのため、広告文は1つだけ入稿するのではなく、複数本入稿してテストをするようにしましょう。テストを繰り返す中で、クリック率が高い広告文を見つけていくという方法が王道です。
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