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2021.10.06 (水)

Facebook広告の業界別クリック率平均値。クリック率の上げ方や分析方法を解説

Facebook広告の業界別クリック率平均値。クリック率の上げ方や分析方法を解説

世界中の人と繋がることができるSNSは、今や欠かすことのできない大切なツールです。なかでも代表的なものが、誰でも一度は聞いたことがあるであろう「Facebook」。
ビジネスで使われる機会が多いため、Facebookへの広告掲載を考えている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、Facebook広告における効果の重要な指標とも言えるクリック率に特化して解説します。

Facebook広告とは

Facebook広告とは

始めに、そもそもFacebook広告とはどういうものかについてご説明しましょう。
Facebook広告とは、その名前の通りFacebook上で表示される広告のこと。
わずか数クリックの簡単な設定で、FacebookはもちろんInstagramやMessenger、Audience Networkなど提携するWebサイトやアプリに広告を配信することが可能です。
さらにクロスデバイス対応により、モバイルであってもデスクトップであってもユーザーがその時点で使用しているデバイスに広告を表示することができます。
また、自動配置を設定しておけば、サイズやフォーマットを調整する必要もなくユーザーが閲覧している際に最も目に付きやすい位置に広告を掲載することも可能。
最小の手間で大きな効果を期待することができる広告であると言うことができるでしょう。

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Facebookの特徴

Facebookの特徴

Facebookは世界で最も利用されていると言えるSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)。
実際に2018年7月時点での月間アクティブ利用者数が22億3,000万人であると公表されており、その内の国内ユーザーは約2,500万人と言われています。
匿名で利用できるSNSが多くある中で、Facebookはスタート当初から実名での登録を推し進めていたこともあり、リアルな友人関係やビジネス関係でのつながりが多いことも特徴のひとつです。
登録プロフィールにおいてもプライバシーを細かく設定することができ、個人の情報が充実しているため名刺代わりに使われることも多く、特にビジネスシーンにおいては今や欠かすことのできないツールとして役立てられています。

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クリック率とは

クリック率とは

クリック率はCTR(Click Through Rate)と呼ばれ、広告が表示された回数に対して、実際にユーザーからクリックされた回数をパーセンテージで表したもの。
「クリック率÷広告の表示回数×100」で算出します。
これによって、掲載広告に対して実際にどれだけのアクションがあったかを大まかに知ることが可能になり、ユーザーがその広告にどれくらいの興味・関心をもったかを知るための指標として使われることが一般的です。

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業界別Facebook広告のクリック率の平均値

業界別Facebook広告のクリック率の平均値

一般的に、Facebook広告のクリック率は約1%程度だと言われています。
しかし、これはあくまでも全体の平均値を割り出した目安だと考えてください。実際は、業界や広告媒体によって異なります。
(下記に各業界ごとのクリック率平均値を記していますので、参考にしてみてください。)
まずは、広告を出したい商品・サービスに該当する業界のクリック率を確認すること。
そして、そこからFacebookユーザーのニーズを想定した上で必要な要素を取り入れ、様々な観点から総合的に目標を設定して広告戦略を立てていくことが重要です。

■Facebookユーザーの業界別クリック率(平均値)

美容・健康(Beauty & Fitness)    1.02%
ビジネス(Business & Industrial)   0.89%
ファイナンス(Finance)       0.58%
飲食(Food & Drink)         1.20%
趣味・レジャー(Hobbies & Leisure)  0.93%
ホーム・ガーデン(Home & Garden)  0.71%
インターネット(Internet & Telecom) 0.68%
仕事・教育(Jobs & Education)    0.55%
ニュース(News)          1.05%
社会(People & Society)        0.85%
ペット(Pets & Animals)       1.68%
不動産(Real Estate)        0.98%
科学(Science)           0.45%

出典:WordStream「Facebook Ad Benchmarks for YOUR Industry [2019]

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なぜクリック率が高い方が良いのか

なぜクリック率が高い方が良いのか

クリック率を注視するのはちゃんと理由があります。
なぜなら、クリック率を見ることによって広告に対するユーザーの動向を予測することができるからです。
以下で「クリック率が高い方が良い理由」をご説明します。

広告の評価が上がる

2つめは「広告の評価が上がる」こと。クリック率が高いということは、その広告に対するユーザーの興味・関心が高いということになります。
それによってFacebook広告のシステムも「この広告は質が高い」と評価し、広告ランクが上がるのです。
ランクが上がれば優先的に広告が上位表示されたり、配信量が増えたりすることにも期待できます。

多くのユーザーデータが集まる

3つめは「豊富なユーザーデータを入手することができる」ことです。
広告を通じてランディングページにアクセスしてくれるユーザーが増えると、多くのユーザー情報を集めることができます。
これらのリアルな情報をもとに、ユーザーの志向や動向を予測していくことで、今後の広告展開やランディングページの改善・向上に役立てることができるのです。

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クリック率が低い時に考えられる5つの原因

クリック率が低い時に考えられる5つの原因

Facebook広告を始めてみたけれど、なかなかクリック率が上がらない…というケースもあります。
そんな時は下記の項目を参考にしながら検証し、原因を特定することが重要です。
初めは誰でもなかなか上手くいかないもの。検証していくことで様々なケースをデータ化していけば必ず「やるべきこと」が見えてきます。

反応の悪い広告を配信している

もし、コメントにおいて非表示やネガティブな発言が多く寄せられているのならば、再度広告内容を見直してみる必要があります。
なぜなら、こういったコメントが多く寄せられる広告を配信していると、広告自体が低品質なものと判断されてしまい、評価が大きく下がってしまうことになりかねないからです。
配信広告は、閲覧者のニーズにぴったりとはまるタイミングで見てもらえない限り、好意的に見てもらえることは少ないと考えてください。
反応が悪い広告を改善することなく配信し続けていると、どうしてもネガティブな反応が多くなり、悪循環のループを生み出してしまいます。
そういった事態を避けるためにも、常に閲覧者の反応を注視し、広告内容の改善や配信をコントロールすることが大切です。

適切でないセグメント・オーディエンスを設定している

ほとんどの人はどうしても連絡を取らなければならないケースを除いて、ちょっと空いた時間にSNSを見ることが多いものです。
よっぽど印象に残るものでなければ、基本的に広告はスルーされると考えてください。
このような状況の中でクリック率を上げるためには、閲覧者のニーズを詳細に把握することが重要です。
政治・経済に関心のある人にファッションの広告を配信してもおそらく反応は小さいでしょう。
閲覧者の印象に残る広告配信を実現するためにも、ターゲットを確実に絞り込み、ターゲットにあった適切な内容での広告表現ができるようセグメント・オーディエンスを見直すようにしてください。

クリエイティブ数が少ない

ターゲットによってニーズの捉え方は異なり、最終的に同じ商品・サービスに行き着くとしても、そこへ至るアプローチは違って当たり前です。
つまり、ターゲットニーズに応じてアプローチを変えながら、どの表現が最も閲覧者の心に響くのかを検証することがとても重要です。
そのためにも、いくつかの異なる表現内容で広告配信をしていくことも検討してみてください。
クリエイティブ数が少ないと偏った反応しか得られないため、せっかくのターゲットを見過ごしてしまうこともあります。
また、同じ広告を何度も繰り返して配信していると、閲覧者に見飽きられてしまって最初は良かった反応もだんだん下がってくるのが実情です。
ニーズはその時々の現状によっても変わってきます。今、何をアピールするべきかを見極めて表現内容を工夫しながら、様々なパターンでのアプローチを試みることも大切です。

フリークエンシーが高くなっている

フリークエンシーとは、「1人の閲覧者に対して配信する広告回数頻度の設定」のこと。
配信対象が少ないと当然表示回数が多くなり、フリークエンシーが高くなります。
広告が頻繁に配信されると、閲覧者に不快な印象を与えてしまうことも少なくありません。
そうなってしまわないよう、配信期間や配信エリアなど設定内容を適時見直しながら、効果的な印象を与えることができるよう改善していくことをおすすめします。

比較検証を行っていない

前項でもお話したように、社会情勢や流行など様々な要素でニーズは変化します。
同じ商品・サービスであっても、その時々によって思わぬターゲットからニーズが発生することも少なくありません。
このような状況に対応するために欠かすことができないのが、異なる広告表現を通して閲覧者の反応を収集していく比較検証作業です。
あらゆる角度から商品・サービスを見直し、様々な内容でアプローチしていきながら、ニーズに合致する広告表現を模索。何度も異なるパターンで試していくことで、必ず「今、何が求められているか」が見えてくるはずです。

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クリック率を上げる8つの方法

クリック率を上げる8つの方法

では、クリック率を上げていくには具体的にどうすればいいのでしょうか。
「なかなか目標値に届かない」「業界ごとの平均値を大きく下回っている」といった悩みをお持ちの方も多いと思います。
下記にクリック率を上げる8つの方法を説明していますので、改善策としてお役立てください。

広告の目的を明確にする

最も重要なことは、「誰に、何を、どうアプローチしたいのか」を明確にすること。
広告の目的を絞り込むことで、より具体的なアプローチが可能になるからです。成果へとつなげていくために、まず基本的な3ステップのアプローチを取り入れることから始めてみてください。

認知

ステップ1は「認知してもらいたい」場合のアプローチです。
特に新商品や新サービスの場合、一人でも多くの方に関心を持ってもらい、「こんな商品やサービスがあるんだ」ということを知ってもらうことが大切です。
このようなケースでは、広告を見た人が思わず目を留めてクリックしてみたくなるようなアイキャッチやデザイン表現の工夫が重要になります。
「商品名やサービスを覚えてもらう」ことを目的として内容を絞り込み、インパクトを重視した広告を通じて商品やサービスをしっかり認知してもらうのです。
そうすれば、すぐに問い合わせや購入へとつながらなくても、必要が生じた場合は必ず思い出してもらうことができるはずです。
たとえ認知を目的に絞り込んだ広告内容であっても、確実に覚えておいてもらうことができれば、最終的にはコンバージョンに繋がる可能性が高いと考えられます。

検討

ステップ2は「より詳しくしってもらいたい」場合のアプローチです。ネット社会の今、ほとんどの人は商品やサービスを購入する時にネットで検索しながら比較検討してどれにするかを決めるでしょう。
比較対象が多い商品やサービスを提供する時は、「より詳しく知ってもらう」ことを主軸にした広告表現にすることが大切です。
他社との差別化を図れる独自の特徴やメリットなどをしっかりと盛り込んだ広告を配信することで、購入を検討している人へ商品やサービスの魅力を確実に伝えることができるようにしていきましょう。

コンバージョン

広告配信における最終目標は「コンバージョン(成約)」です。
ステップ1、2を通じて商品やサービスが幅広く認知された段階へと進めば、実際に来店を促したり、商品購入の手続きへとつなげていける内容にシフトした広告を配信します。

広告文を短く、見やすくする

広告は目に入った一瞬が勝負です。だらだらとして、ひと目ではわかりにくい文章だと必ず無視されてしまいます。ポイントは、「広告文を短く、見やすくする」こと。
Facebook広告ではテキストの表示仕様が定まっており、冒頭にメインテキスト、その下に画像または動画、見出し、説明と続きます。
また、メインテキストは短文3行で表現し、1行21文字で収めるというルールが基本。
この範囲の中でいかに印象に残る文章を作るかで、クリック率が大きく変わってくるのです。
また、Facebook広告には「禁止されているコンテンツ」と「制限コンテンツ」が定められており、ポリシー違反であると判断されると広告は配信されません。
下記に具体的な内容を記しておきますので、自社の商品やサービスがあてはまるかどうかをチェックして、該当する内容があれば速やかに改善するようにしましょう。

<禁止されているコンテンツ> (該当する広告は配信が禁止されます)

●違法な製品やサービス
●人種・宗教・性別など差別的な行為
●タバコ及び関連製品
●薬物や薬物関連商品
●危険な栄養補助食品
●成人向けサービスやコンテンツ
●武器・爆発物等の関連商品
●マルチ商法
●自動アニメーションの使用
●反ワクチン運動 など全31項目

<制限コンテンツ> (広告配信にあたって条件が定められており、その条件をクリアした広告は配信することができます)

●アルコール
●デート
●オンラインギャンブルおよびオンラインゲーム
●オンライン薬局
●市販薬の宣伝
●購読サービス
●金融商品や金融サービスおよび保険商品や保険サービス
●ブランドコンテンツ
●暗号通貨に関連する商品やサービス
●社会問題や選挙、政治に関する広告
●薬物及びアルコール依存症の治療
●美容処置及びダイエット
●ソーシャルカジノゲーム

※詳細はFacebook公式ページでご確認ください。

訴求ポイントを明確にする

クリック率を上げるには、パッと見た瞬間に「クリックしてみたいと思ってもらえるかどうか」です。
そのために重要なことは、限られた文字数の中で訴求ポイントを明確に伝えること。
そして、ポイントを印象づけるよう強調することも大切です。
ターゲット目線での呼びかけや結果を表示したわかりやすい効果の訴求、チェックボックス・記号(【】や\ /など)を使った強調表現を上手く取り入れてみましょう。

■クリックして先を見てみたいと思わせる広告文(例)

<ターゲット目線での呼びかけ>
●Wブッキングやアポ忘れが無くなる!ビジネスマン必須のスケジュール管理アプリ

<結果を表示した訴求>
●50代女性のシミ悩みが!?
●毎日の献立はもう悩まない!

<強調を取り入れた表現>
●【Web広告で効果を出したい方】必見!

動画を利用する

言葉で説明するよりも、実際の画像を見てもらう方が強いインパクトを与えられる商品やサービスの場合は動画を利用するのも効果的です。
その場合、気をつけておきたいことはFacebook広告はほとんどの人がモバイルで見ているということ。
よっぽど興味を持たない限り時間を割いてまで見てくれることはありません。
短めにまとめた15秒程度のものにして、モバイルでも見やすく画面の大部分に表示されるよう縦型か正方形の動画を使うようにしましょう。

カルーセル広告を利用する

カルーセル広告とは、1つの広告で複数の画像や動画、URLなどを表示できる機能を持った広告形式のこと。
最初に表示された画面をスワイプしていくことで2〜10枚の画像や動画を表示させることができます。
通常の広告よりも多くの情報を提供することができるため、実際にその商品やサービスを利用した場合のイメージも湧きやすく、より確実に魅力を伝えることができるのが大きなメリットです。
一方で、画像ごとに設定できるのはリンク先URLと見出しだけであり、メインテキストは個別に設定できないため、すべての画像において共通の文章を使わなければならないなどの制限もあります。
使用する際は、扱う商品やサービスの特徴に合うかどうかを考慮して決めましょう。

具体的な数字を盛り込む

インパクトを与える広告文の作り方として、「具体的な数字を盛り込む」という手法もあります。
では、いくつか数字を使った広告文例を挙げてみましょう。

●期間限定!今なら50%OFF!
●顧客満足度98%!
●2020年度、業界売上No.1!
(下2つは実証ができるものに限ります)

このように数字を使った例を上手く盛り込むことによって情報の曖昧さがなくなり、説得力が生まれます。
さらに、商品やサービスに対して「こんなに多くの人が賛同しているのだから」といった信頼度も高まるため、つい先を読んでみたいと思わせることができるのです。

ランディングページの内容と広告文をマッチさせる

Facebook広告を改善していくのと同時に、そのクリック先となるランディングページの内容も広告文にマッチするよう改善する必要があります。
広告を見た人がクリックして先へ進む場合、当然その内容に対して大きな期待を寄せていることでしょう。
しかし、ランディングページの内容がその期待とミスマッチであれば、せっかくの顧客を逃してしまうことにもなりかねません。
期待をさらに高めるようなメインビジュアルやオファーになるよう広告にマッチした内容に改善していくことが重要です。
そして、期間を決めて定期的に効果測定を行い、よりニーズに合致した内容にしていけるよう検証していくこともおすすめします。
もちろん、ランディングページの改善はコストも時間もかかりますが、これをしっかり行うことで大きな成果につなげることができるはずです。

A/Bテストを行う

「A/Bテスト」とは、広告内容をいくつかの異なるパターンで表現し、それらを並行して配信することで広告パフォーマンスの効果を比較する機能のこと。
例えば「広告フォーマットや広告文の表現の違いによる効果」「配信の最適化」「ターゲットの細分化(20代、30代、40代でどのような違いが表れるかなど)」などにおいて、それぞれのクリック率を確認することが可能です。
比較的に手間も少なく実施できるため、クリック率が上がらない原因が今ひとつハッキリしないという時などに取り入れると、改善すべき点が見いだせることもあります。
ひとつひとつは小さな改善であっても、それを積み上げていくことで大きな効果につなげていきましょう。

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まとめ

まとめ

Facebook広告は大きな成果を生み出す可能性を秘めた重要ツールです。
クリック率を上げることで、コンバージョン数の増加や広告ランクの上位化を実現することができるといったメリットも多くあります。まずは現在のクリエイティブを見直して問題点を抽出し、ひとつひとつ対処していくことから始めてください。
また、広告は一度配信したらそのままにしておくのではなく、常に効果を検証しながら改善を続けることが大切です。仕組みをきちんと理解した上で、より効果的なFacebook広告の運用を目指しましょう。

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