インフィード広告
2019.01.21 (月)
従来のバナー広告と違う、インフィード広告において重要なポイントとは?
スマートフォンの普及率が年々向上していくのに併せて、インフィード広告を使用する広告形態が主流となってきました。
従来はバナー広告が多く利用されてきましたが、どんな点が違うのでしょうか。
今回は効果的なインフィード広告にするために大切なポイントをご紹介すると共に、バナー広告との違いもご紹介していきます。
▼目次
インフィード広告とは?
Webマーケティングにおいて主流となったインフィード広告は、ソーシャルメディアなどのフィード(feed)の中に(in)表示される広告という意味合いを持ち、コンテンツの間に表示されている広告のことです。
2015年、国内最大級の検索エンジンでもあるYahooのトップページに
表示されるようになったことがインフィード広告の始まりです。
それまで認知度が低かった広告形態をYahooという大手サイトが追加することでユーザーたちの関心が広がり、急速な認知へと繋がりました。
コンテンツを邪魔しないように配置されているため、
好感度も高いということで多くの企業やサイトで利用されるようになります。
インフィード広告は従来のバナー広告にくらべ視認、反応されやすい
兼ねてより広告表示の悩みだったユーザーへのストレスはインフィード広告では大きく低減されています。
上記の画像からもわかるように、記事の間に違和感なく表示することで広告らしさをなくし、
ユーザーが記事を選んでいる流れで広告が目に入るようになっています。
スマートフォンは画面をスクロールしていく流れで広告が表示されるフィード型のサイトが多いため、インフィード広告の表示形式と相性が良い点が魅力です。
ユーザーの求めていた行動をなるべく阻害しない設計になっているため、広告を見てもらえる確立が向上されています。
従来のバナー広告
従来利用されていた広告形態であるバナー広告は、画像やアニメーションで表現される広告です。
あらかじめ決められたサイズ内にリンクを付けた画像を表示し、クリックすることで広告元のサイトへと誘導される作りになっています。
認知度の向上という点ではインフィード広告とも変わらず、高い効果を発揮しますがクリックの有無に関係なく費用がかかってきてしまいます。
悪印象を抱かれやすい販促を求めるものが多いため、ユーザーの不快感が強くなりやすいデメリットが目立ちました。
バナー広告との違い
インフィード広告は戦略をしっかり行えればバナー広告よりも大きな効果を得ることができます。
- ページなどをスクロールしていく途中に表示されているため、自然に広告へ目を通すことができる
- サイトの邪魔にならないように配置されるためユーザーのストレスや違和感を低減させられる
- トラフィックが膨大なため広告掲載面が多く、広告を届けられるユーザーが増える
- 製品やサービスによっては広告形態が合わないものもあるため見極めが必要
- 競合率が高いことでクリック単価も高くなる
従来のバナー広告よりも不快感が少ない状態で広告を捉えてもらえるため、企業としての悪印象化が防げる傾向があります。
ですが戦略が上手く展開できていない場合は効果が表れにくいため、引き際や見極めも大切です。
フリークエンシー(表示頻度)が高いため、バナーなどが重要
Yahooのインフィード広告を例に挙げて考えていきます。Yahooの広告は掲載面が限られているため、違うページを開いていても前の記事と同じ広告が掲載されていきます。
フリークエンシーが高いと、どうしてもユーザーのストレスに繋がってしまう恐れがあります。
不快感を与えないためには広告文やバナーの表記に注意しなければいけません。
【重要】関心を引くフレーズを選ぶ
コンテンツに違和感ないように溶け込ませるためには、広告らしいフレーズは避けておくと反応が得られる可能性が高くなります。
例えば商品の名前と金額を堂々と表示するのではなく、続きを開きたくなるようにすることがポイントです。
NG例:トライアルセット 7,980円!
お勧め例:みんなが使ってるトライアルセット 今なら〇〇円
上記のように金額は伏せた状態で表示したり、セット内容をあえて記載しないことでどんな製品があるのかとユーザーの関心を煽る表記を使用しましょう。
最初から表示されている情報が多いと、「不必要」「商品を購入したいわけじゃない」「広告が邪魔」と否定的なイメージを与えてしまいます。
なるべく情報を少なめに表示し、ついクリックしてしまうように運ぶことが大切です。
ユーザーを裏切らない
クリックした後のページが不十分な情報だったり、販促内容が多すぎると最終アクションに繋がり辛くなります。
導入手段のインフィード広告がユーザーにストレスを与えにくいものだからこそ、開いた続きのページには更なるクリエイティブが求められます。
商品やサービスの情報は過不足なく、明確に表示しましょう。
そして実際に使用、利用したユーザーの評価やメディアや媒体での紹介記録などを掲載することで信憑性や信頼性を高めることも大切です。
最下部までユーザーの気持ちを考えて、不快感やストレスを感じないデザインにすることがポイントです。
広告訴求の飽きが来ないように努める
フリークエンシーが高いと必然的にユーザーの「飽き」も早くなってしまいます。
サイトの閲覧を繰り返す度に同じ広告が何度も表示されてしまうと、見慣れてしまうために全く興味が引かれないまま広告としての役割が果たせなくなります。
クリエイティブのパターンを数展開することで、広告訴求力を下げないようにすることが大切です。
パターン毎に大きく変えることで新たなユーザーを獲得する可能性が高まります。
広告を表示した効果結果を常に更新しながら、アクション率が下がってしまうタイミングを見極めてパターンを変化させていきましょう。
検索連動型広告や通常のバナーとは違うアプローチが必要
ユーザーが検索したワードから関連した広告を表示する検索連想型広告や、従来のバナー広告とは全く違う戦略を要するインフィード広告。
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