インフルエンサーマーケティング

2021.03.22 (月)

UGC活用で売上アップ?企業インスタグラムの活用方法と注意点

UGC活用で売上アップ?企業インスタグラムの活用方法と注意点

幅広い世代で利用され、ユーザー数が拡大しているInstagram。

ユーザーへの商材アピールや自社商品への興味・関心を引く効果が期待できることから、企業公式アカウントの重要性も高まっています。そこでInstagramの運用において重要となる量や質を担保でき、ユーザー目線のリアルな情報を発信できるコンテンツとして「UGC」が注目されているのです。

この記事では

・UGCって何?
・なぜ多くの企業がUGCを活用しているの?
・どのようにUGCを活用しているの?
といった疑問を解決します。
この記事をよく読んで、自社の認知度アップや商材のアピールのためにUGCを活用してみましょう。

インスタグラムの「UGC」とは?

インスタグラムの「UGC」とは?

UGCとはどういうものなのでしょうか。まずはじめに、UGCとは何なのか、なぜ注目されているのかをお話しします。

◆UGCとは
UGCとはUser Generated Contentsの略で、企業ではなくユーザーによって作成されたコンテンツという意味です。
例えば、個人が撮影した写真や動画、SNSの投稿や口コミ、ブログ記事などの文章も含まれます。

◆UGCが注目されている理由
Instagramのユーザー層は年々広がっており、若い層だけでなく幅広い世代にアプローチすることができます。

80%近くのユーザーが企業アカウントをフォローしていると言われ、その多くがInstagram上の投稿がきっかけで検索や購入といった行動をしたことがあるというデータがあるほどです。

投稿のリンクから直接購入に至らなくても、Instagramを見たユーザーの約40%が、その後WebサイトやECサイトで商品をチェックしたり購入したりしていることから、Instagramは大きな影響力のある媒体だといえるでしょう。

さらに、スマートフォンの普及とともにアプリやカメラ機能の進化したことで、誰でも簡単にクオリティの高い写真や動画を作成できるようになりました。
ユーザーが投稿したコンテンツはユーザー目線の口コミは共感や信頼を生み、写真や動画あると商品イメージや印象を強く残すことができます。
このように、写真や動画という手軽に投稿でき、多くのユーザーに見てもらえる特徴をもつInstagram上でUGCをうまく活用できれば、ユーザーの購買意欲をアップさせる効果があるのです。

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UGCを活用するメリット6選

Instagram企業公式アカウントを通じて多くの企業が日々の投稿にUGCを活用しています。
企業のInstagramアカウントにUGCを活用するメリットを見ていきましょう。

1:広告っぽさがないので、ユーザーに受け入れられやすい

一般的な広告は価格や商品機能など商材についての記載が多く、興味や関心のないユーザーは一方的に情報を与えられていると感じてしまうことが少なくありません。
企業アカウントでユーザーの画像や動画などの普段の投稿を紹介する形をとるため、広告色が少なく、受け入れられやすいのです。

さらに、ユーザー目線で商品の特徴や使い方を伝えることができるだけでなく、いいと感じた投稿は「いいね」や「シェア」によってより多くのユーザーに知ってもらえるというメリットもあります。

このように、UGCを活用することで「企業のアカウント」というより「おしゃれな写真集」のようにユーザーがフォローしやすい状況をつくることができるでしょう。

2:UGCが売上に影響を与えるから

インターネットが普及し、スマートフォンを持つことが当たり前となった現在、SNSは私たちの生活に多くの影響を与えています。SNSは情報の共有だけでなく、商品を知ったり購入したりするきっかけにもなり得るのです。

企業にとってInstagramでUGCを活用することは、自社の商材の認知度アップや口コミなどの情報の拡散、ユーザーの購買意欲を高めるなどの効果が期待できるでしょう。自社商材のターゲット層に人気のあるモデルやインスタグラマーなどの有名人の投稿に取り上げられ、一気に認知度がアップする可能性もあります。

このようなことから、UGCは自社商材の売り上げに与える影響が大きいといえるでしょう。

3:コンテンツの質が上がるため

スマートフォンのカメラ機能やアプリなどの性能が向上したことで、一般ユーザーでも高いクオリティのコンテンツを作成できるようになりました。
Instagramは画像や動画重視のSNSという特徴から、多くのユーザーに自分の投稿を評価してもらおうという競争熱が加速していることもあり、UGCのクオリティはますます向上しています。

Instagramを利用するユーザーの多くが、高いクオリティの写真や動画を投稿しており、企業アカウントに使用しても問題ないようなUGCを簡単に見つけることができるでしょう。

自社内に画像編集やクリエイティブ作成のノウハウがなくても、ユーザーのUGCを活用すれば高品質で魅力的なコンテンツを投稿することができるのです。

4:コンテンツの投稿量が増えるため

定期的なコンテンツの投稿、投稿時に記載するハッシュタグによってユーザーにプローチすることが、企業アカウントの運用で成果を上げるためには必要です。

しかし、多くの企業が投稿するためのコンテンツ不足や人手不足により定期的な投稿は難しいと悩んでいます。
ユーザーが投稿しているUGCを活用すれば、手間をかけずにコンテンツの量を確保できるだけでなく定期的な投稿を実現できるでしょう。

5:企業目線にはない、新たな視点からの情報を発信できる。

ユーザーのUGCには企業側にはない新しい発想や視点、アイデアを得ることに役立ちます。

自社商品のみに焦点を当てた販促広告のような写真では、広告色が強く出てしまいInstagram上で浮いてしまうでしょう。

企業目線にはない、身近な友人が撮影したような構図やインパクトを与える加工をなされたコンテンツがUGCには多いです。
ユーザー目線で撮影されたコンテンツであれば、ユーザーが自然に受け入れることができるでしょう。

6:ユーザーとコミュニケーションが取りやすい

自身のInstagramアカウントで自社の商材に関する投稿をしているユーザーは、自社へ関心や好感を抱いていることが多いです。
自社の好意的なユーザーであれば、ユーザーのUGCを活用するときに企業アカウントで使用するための許諾取得を通じてコミュニケーションがとりやすいでしょう。

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企業インスタグラムのUGC活用方法5選

企業インスタグラムのUGC活用方法5選

UGCを活用しようと思っても、どのようにすればいいのか分からない方もいるでしょう。
ここからは、企業アカウントでUGCを活用する方法を5つ紹介します。

1:ハッシュタグを設定し、プロモーションを実施する

指定のハッシュタグを設置し、自社商材に関連する投稿を募集するプロモーションを実施すると、ユーザーへの許可取りの手間が省けるだけでなくUGCが集めやすくなります。

プロモーションを行う際は、公式アカウントのプロフィール文などユーザーの目に留まる場所に以下2点を必ず記載しましょう。

・指定ハッシュタグ
・指定はハッシュタグを記載している投稿はリポストを許可しているとみなすという文章

このように記載しておくことで、ユーザーの許可を取得しなくてもUGCを使用することができます。
指定ハッシュタグはプロモーションと分かるように、自社のブランド名だけでなくイベント名や日付などを付け加えるのがおすすめです。

プローションの例には、新商品キャンペーンやサンプリングモニターの活用、商品購入時に同封するレターにハッシュタグ投稿を促進する記載をするなどの方法があります。
実施したプロモーションで集まったUGCを企業アカウントに掲載すれば、自社プロモーションの告知もできるため、よりUGCを集めることができるでしょう。

2:UGCを日々の投稿やストーリーにアップする

UGCを日々の投稿やストーリーなどさまざまな場所の投稿に活用しましょう。
ユーザーの投稿をリポストするだけのこの方法は、簡単で手間なくできるためある程度UGCが集まっているならすぐに取り入れることが可能です。

UGCの内容を加工したり、コメントしたりせず自社アカウントに投稿するため、コンテンツの内容が自社の意図と添わない場合は活用できないこともあります。

3:UGCに投稿したユーザーにメンション&コメントを添える

UGCをそのまま自社アカウントに活用するだけでなく、投稿元のユーザーにコメントを添えるなど少しアレンジすることもおすすめです。
自社アカウントの投稿として使用させていただくため、投稿者には必ずお礼を伝えましょう。

投稿キャプションに記載したほうがいい項目は以下の3つです。

・引用元情報(メンション)
Instagramのメンション機能を使うと簡単に設置できます。「@+ユーザーネーム」と表示され、指定したInstagramアカウントとのリンクが可能です。

・コメント
UGCを利用させていただく投稿者への感謝やお礼が伝わるようなコメントを添えましょう。

・リポスト投稿と分かるハッシュタグ
リポスト投稿であることがわかるよう、リポスト投稿と分かるハッシュタグ
(例:#repost)を記載しましょう。

4:集まったUGCを厳選し、自社コンテンツとして紹介する

ユーザーからのUGCが集まったら、自社で作成したコンテンツと交えながら投稿してみましょう。
ユーザーの投稿に頼らなくていいため、自社内でコンテンツを作成できるのであれば、企業にとってスキル向上やノウハウが蓄積できるというメリットがあります。

5:UGCを用いてアンバサダーを募集する

アンバサダーとは企業の商品・サービスの情報を広く発信する人を指します。
アンバサダーに応募するユーザーは、自社の商品・サービスに好意的であることが多いため、通常よりも高いクオリティのUGCを集めやすくなるのです。

企業アカウントのプロフィールやストーリーズ、公式サイトなどで、アンバサダーを募集していることをアピールしましょう。

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企業アカウントにUCGを活用する際の4つの注意点

自社の商材に関する投稿だからといって、UGCを企業アカウント上で投稿してしまうとトラブルになることがあります。
UCGを活用する際に注意すべき4つのことを確認しましょう。

1:アカウントのコンセプトや世界観を統一する

多くの自社商材に関する投稿から自社の企業アカウントに使用するUGCを選ぶ際のポイントは「アカウントのコンセプトや世界観を統一する」ことです。自社がイメージする世界観に近い投稿をInstagram上で探します。

例えば、

・子供用のおもちゃを販売している会社であれば、おもちゃで遊ぶイメージが湧くような子供が実際に遊んでいる画像や動画を選ぶ
・海外ツアーを販売している旅行会社であれば、自分がそこにいるかのような海外の観光地の画像や動画を選ぶ

というように、統一感があるとターゲットとなるユーザーの興味を強く引き、アカウントのフォローや投稿のシェアにつながりやすくなるでしょう。

2:投稿ユーザーからの許諾を取得する

自社のアカウントで紹介したい投稿を見つけても、何の許可もなく使用してはいけません。無断で使用してしまうと、ユーザーからの信頼を失うだけでなく、最悪の場合訴訟にまで発展する可能性があることを知っておきましょう。

自社の企業アカウントでUGCを使用するためには、投稿したユーザーに許諾を取得する必要があります。

投稿をしたユーザーへダイレクトメッセージ(DM)やコメントなどを通してコンテンツをし利用したい旨を伝え、使用許可をもらいましょう。

3:リポストであることを記載する

UGCを自社アカウントに投稿するとき、リポストであることがわかるように記載しましょう。

リポストであることを示すには、「#repost」のようにリポスト用のハッシュタグを記載する方法とキャプションに引用元のアカウント名を記載する方法の主に2つあります。

リポストだと分かるようにしておけば、投稿者やリポストを見たユーザーにとってわかりやすく親切です。

4:効果検証を繰り返してアカウントを運用する

 ただInstagramの企業アカウントにUGCを投稿するだけでは、成果が出るわけではありません。
「投稿したUGCはどのくらい反響があったのか」「どのような投稿にユーザーは反応するのか」といった効果検証を繰り返すことが重要です。

Instagramアカウントのインサイト機能や専用ツールを使って効果検証を行います。

効果検証をもとに、数あるコンテンツの中から日々の投稿に使用するUGCや投稿内容の改善をし、自社の売り上げにつながるコンテンツを見つけましょう。

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UGCを活用した事例4選

UGCを活用した事例4選

UGCをどのように活用しているのでしょうか。
4社の活用事例を紹介します。

1:GU

「ユニクロ」「GU」を扱うファーストリテイリングは以前からUGCマーケティングに注力していました。

「GU」では「”#GUstyle」という独自のハッシュタグを設置し、一般ユーザーやインフルエンサーが着こなすコーディネートをInstagramに投稿してもらったのです。
「#GUstyle」が設置されたUGCを自社のWebサイトやアプリ内で一覧表示させることで、ファッションアイテムのアレンジや自分では思いつかないようなコーディネートなどを自由に検索することができます。

気に入った商品やコーディネートがあれば直接購入することができるため、購買意欲を高めることができれば、商品の販売機会を逃さずに済むのです。

季節によって入れ替わりが早く、商品数も多いアパレル業界では、コーディネートの用意やモデルの起用など多くの費用がかかるという問題がありました。
GUは一般ユーザーのUGCをうまく活用し、広告費用を抑えることに成功したが事例です。

2:IKEA

IKEAはキャンペーンを行うことでフォロワーを獲得し、自社商品を使用しているUGCを集めることに成功しました。
ギフトカードをプレゼントするキャンペーンへの応募条件を、IKEAのInstagramアカウントをフォローし、「#バルコニスト」というハッシュタグを設置した投稿することとしたのです。

これにより、バルコニーのインテリアや配置にこだわりを持つユーザーと同時にIKEA商品の活用したUGCの獲得が実現しました。

3:サントリー

飲料メーカーのサントリーでは、InstagramやTwitterからUGCを集め「みんなの声」として公開しています。企業が発信する情報が伝わりにくくなっているという課題を抱えていました。

その課題を解決するために、自社商品パッケージがおしゃれで魅力的に写っている画像や季節感が伝わる画像など自社のコンセプトに合ったコンテンツを集め、紹介したのです。

身近に感じる商品が多いこともあり、コメント上でユーザーと会話することもあるなど、ユーザーにとって身近に感じるアカウントとなっています。
Instagramで不定期にキャンペーンを行い「いいね」を集めることで、自社をフォローしていないユーザーにも投稿が届くよう仕掛けるなど、既存顧客と新規顧客の両方へアプローチすることに成功した事例です。

4:VELTRA

13,000種類以上のオプショナルツアーを取り扱う現地ツアーの予約専門サイトVELTRA。

1年に何度も行く機会がないからこそ、ユーザーの共感が得られ、次の海外旅行を検討してもらえるような実際にツアーを体験した方が発信すリアルなコンテンツを集めることができる企画が必要でした。
そこで、旅行先からInstagram投稿をしてくれるユーザーを募集するため「旅レポーターキャンペーン」を企画し、選ばれた方のUGCをキャンペーンページで紹介するキャンペーンを実施。

結果、以前に実施した類似企画の応募数よりも2.81倍のコンテンツを集めることに成功したのです。

まとめ

まとめ

自社でSNSを運用するためには、コンテンツ作成などの作業工数がかかってしまいます。アカウント運用の手間を大きく減らし、かつ効果的な運用ができる方法としてUGCの活用は有効です。

UGCは高いクオリティであることが多いためユーザーの興味・関心を引き、ユーザー目線のリアルな情報はユーザーの購買のきっかけとなりやすいことから、UGCを活用することは企業にとってメリットが多いといえます。
プロモーションやアンバサダー募集など工夫しながら効率的に高品質のUGCを集めて、自社のファンを増やしましょう。

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