リスティング広告
2020.03.05 (木)
リスティング広告とは?仕組みやGoogle・Yahooの違いなどを解説します
インターネットで検索した時、検索ワードに応じて上部表示される広告がリスティング広告です。広告の表示は検索と連動しているため、別名「検索連動型広告」とも呼ばれます。
リスティング広告は主にGoogleやYahoo!に掲載されます。検索画面の上部に表示されるのがリスティング広告、その下に表示されるのが自然検索結果です。
自然検索と違い、リスティング広告は広告料を支払うことで上部に表示されます。
メリットの1つ目は、情報を得たい思っているユーザーに直接配信できることです。検索によって表示されるリスティング広告は、検索した語句に対して関心のあるユーザーが目にする確率が高いです。そのため、コンバージョンに繋がる高い広告効果が期待できます。
2つ目のメリットは、キーワードの良し悪しが広告の効果に繋がることです。効果的なキーワードを設定することで、ユーザーに多くクリックをしてもらえるようになります。
逆に効果の薄いキーワードを設定すれば、コンバージョン数が少なくなります。これらを分析、コントロールすることで、効率的な広告の運用を目指せます。
リスティング広告はクリック数ごとに広告の費用が決まります。リアルタイムでクリック数だけでなく、どれだけCVに繋がったかなどの確認が可能です。そのため、費用対効果をリアルタイムで細かく把握しやすく、やり方も簡単なので気軽に始められる広告という点もメリットです。
詳しいメリットについてはこちらも読んでみて下さい。
デメリットとしては、興味関心のあるユーザーには認知されてもその他のユーザーには認知されにくいことが挙げられます。全く知られていない商品の名前は誰も検索しません。そういった商品などの認知度を上げる場合は、リスティング広告以外の広告展開が必要になります。
詳しいデメリットについてはこちらも読んでみて下さい。
▼目次
リスティング広告の仕組み
低予算から始められて成果も出しやすいリスティング広告。
広告が検索エンジンに表示されるまでの仕組みとしては、いくつかの段階があります。
やり方としてはまず、リスティング広告を出稿するために、キーワードの登録が必要です。どのような語句で検索された際に広告が表示されるかを決めます。同時に、広告がクリックされるたびに支払う金額の設定も行います。
その後、広告が表示されるにはユーザーが検索した際に設定したキーワードと一致することが必要です。
この時、広告の掲載順位はオークション制による入札価格と広告の品質によって決まります。広告の品質は一般的には品質スコアと呼ばれ、キーワードと広告の関連性、クリック率、ページの品質が関係します。
この2点を総合的に判断し、ランクが高くなるほどより高い順位での広告の表示が可能です。
Google広告とYahoo!プロモーション広告の違い
Googleは国内で最大の検索シェアを誇っています。そんなGoogleが提供するリスティング広告サービスがGoogle広告(旧Google AdWords)です。
Google広告は検索結果だけでなく、GoogleマップやGoogleショッピングなど検索システムを使用している提携パートナーサイトにも広告が表示できます。
Yahoo!プロモーション広告(旧Yahoo!スポンサードサーチ)はYahoo!が提供するリスティング広告サービスです。Yahoo!プロモーション広告でも、Yahoo!の検索結果だけでなく提携パートナーサイトにも広告を表示できます。
2つの広告の違いとしては、まず配信できる地域設定の範囲が挙げられます。
Google広告の場合、都道府県単位から市区単位での設定だけでなく、座標の指定による設定も可能です。また、海外への配信も可能で、幅広い地域への配信ができます。
対してYahoo!プロモーション広告は日本への配信を対象としています。都道府県に加えて特定の市町への配信はできますが、座標設定や海外への配信はできません。
もう一つの違いは、出稿文字数の違いです。
Google広告の場合、見出しは最大で半角25文字、広告本文は最大35文字の2セットまでです。
Yahoo!プロモーション広告の場合、見出しの最大文字数は半角30文字、広告本文は最大半角38文字の2セットまでです。
どちらのリスティング広告にするかを決める際は、広告の配信先やターゲットなどによって適した配信先の選択が必要になります。
リスティング広告を始めるにあたっての二つの方法
リスティング広告は代理店に依頼して始める場合と、個人での運用で始める場合があります。
広告代理店に依頼する際のメリットとしては、代理店が今まで培ってきたノウハウややり方を活かした広告配信を期待できることです。
初めてリスティング広告を配信する時、媒体や入稿方法、成果の出る広告の作成など、すべてを理解するには膨大な時間と費用がかかります。広告代理店に依頼する場合は、代理店が持つノウハウをそのまま活用できます。
また、広告配信や運用に時間を多くかけたくない場合にも代理店の利用は大変便利です。代理店を利用すれば、リスティング広告配信に時間を割くことも無くなります。
すでにリスティング広告の知識やノウハウがあり、運用や分析に時間を取れる場合は自分で運用するメリットは十分あります。
運用や分析を代理店に依頼せずとも可能な場合は、個人での運用もおすすめです。
自分でリスティング広告を始めるまでの手順
ターゲットを明確にする
自分でリスティング広告を始める場合、まず行うことはターゲットユーザーの設定です。
リスティング広告の場合、ターゲットを明確にするのは大変重要になります。
どの地域のユーザーに広告をアピールしたいか、どのようなユーザーを購買モデルとするのかなど、詳細な設定をまずは設定します。
予算を明確に決める
次に広告にかける予算を設定します。
リスティング広告の広告費用は、クリック時や電話での問い合わせがあった場合に発生します。
これらを予測したり、競合他社の平均的な予算の概算を参考にした数字を参考にしたりすることで、大まかな予算を設定。一日にかけられる予算の上限、月にかけられる予算の上限を決めることで、さらに明確な予算の設定ができます。
Google広告アカウント開設方法
Google広告のアカウントを開設するには、まずGoogleにログインする必要があります。この時、いつも個人で使用しているアカウントで構いません。Googleのアカウントを持っていない場合は、事前に作成しておいて下さい。
次にGoogle広告にアクセスし、今すぐ開始をクリックします。
その後は項目に沿って、メールアドレスやホームページアドレスなどを順番に設定して下さい。
キーワードを作成し入稿する
予算設定まで終わると、リスティング広告を表示させる際のキーワードを作成します。
キーワードは15~20設定できるようになっていますが、すべて入力する必要はありません。
キーワードの入稿数は多すぎるとターゲットユーザーに広告が届きにくくなることもあるので、適切なワードを設定することが大切です。
広告文を作成し入稿する
Google広告の広告文には入稿規定があります。いくつかの規定をクリアしなければ、広告を配信できません。
タイトルは全角15文字で感嘆符は使わないこと、広告文は全角40文字で、三転リーダーや全角の計算機号は使わないなどの規定をクリアすれば広告を出稿できます。
広告文を作成するときは、リンク先のページと内容がマッチしているか、使用できないキーワードが入っていないかなどに注意して下さい。
また、ターゲットユーザーに対して訴求力のある文章になっているかどうかも重要です。
代理店への依頼をお考えの際はDream Labへ
気軽に始められるリスティング広告ですが、成果を出すためには時間と費用がかかる場合も多くあります。
Dream Labなら過去の100業種を超える実績やノウハウから、成果につながるリスティング広告の作成を目指せます。
リスティング広告の代理店への依頼をお考えの際は、Dream Labにお任せ下さい。
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